FIRE EMBLEM@2ch2掲示板
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【21:15】  FEの四コマギャグバトルやらアンソロやら
1 名前:軍師あああああ 投稿日:04/04/26 15:14 ID:.3ivyke6
好きなキャラがすげえ変に描かれてる事がたまにある。
そんなときは何かすげえそのページ飛ばして読みたくなる。。



2 名前:ビラク 04/04/27 23:20 ID:nSqhS3.E
藤森さんだけだよ俺を一生懸命描いてくれたのは。

3 名前:手強い名無しさん 04/04/28 22:30 ID:agvTyJgw
藤森ナッツ氏のマンガは(・∀・)イイ!!

4 名前:手強い名無しさん 04/04/28 23:38 ID:z7y0Gbes
ただし紋章だけ。聖戦はウンコ。

5 名前:手強い名無しさん 04/04/29 00:57 ID:rmUZuHhI
藤森の描いた聖戦にメイドのオイフェとミデェールが居たのは引いたよ
話は変わるが火の玉は聖戦ィパーィ出してたね。古本屋行くと必ずと
言って良い程三冊以上はある。
何で烈火無いんだろ

一番へタな書き手を挙げろと言ってみるテスト(四コマなども含む)


6 名前:手強い名無しさん 04/04/29 09:58 ID:YYH4XtH.
>>5
下手かどうかは分からんがやっぱ大沢美月だろう
私情が入りすぎてただの自慰本になってる

上手いのはやはり
どんちゃんと山田画伯の『覇者の剣』
初期から見ているから
ロイ一行との合流からの成長っぷりは脱帽

下手に敵キャラを仲間にしないからってのもある
5月号のパーシバル×ダグラスの場面なんか最高なんだが

あとはこのシーンかな
「あんたを道連れにしてからね!!」
ヒョイっ!
「あ……」
ドカーン
「……ばかやろう……」

伏線の張り方もイイ!
結局あの兄妹は死ぬんだろうか

7 名前:手強い名無しさん 04/04/29 10:04 ID:D6P4NHD6
たて続けですまん

日野慎之介のトラキアも面白い
つか誰にでも薦められるFE漫画
ストーリ−はちょっつ原作と違うけど(マリータが6章で仲間になってる)
イラストを見ていてあまり嫌悪感が出ないと思う
元祖少年漫画FEだとおもう
とにかく戦闘が熱い!!

箱田……あれはGファンタジーなんで(略)
とてもマリオの四コマ描いていたとは思えん

8 名前:手強い名無しさん 04/04/30 11:28 ID:EGOGhRPQ
野々原ちきや津島亮のように、商業誌で電波発信する
フィン受マンセー同人女は逝ってくれ。
レックス×アゼルと違ってもの凄く不快に思ったのは
フィンがキモキャラだからか?

9 名前:手強い名無しさん 04/04/30 15:18 ID:JzFdxwr6
レックス×アゼルといったら大島永遠さんか・・・
彼女の場合はギャグ色が強いのであまり嫌悪感を感じないのかも。
私はこの人の作品好きだ。

10 名前:手強い名無しさん 04/05/01 21:29 ID:970M9Uqg
同人女といえば
某アンソロは何かやけに腐女子でギトギト。。
一度でも読んだことある人は
言  わ  ず  と  も  分  か  る  よ  な(誌名)  !?

商業誌なのになんだあのアンソロ

11 名前:手強い名無しさん 04/05/01 21:58 ID:AnKJGyjY
俺は男だから女を可愛く書かれるのはありがたいんだが男を可愛く書かれるのは勘弁して欲しいと思う

12 名前:手強い名無しさん 04/05/27 12:48 ID:D6P4NHD6
>>10
ワールドツアー?

昔の上条明峰が見れるのもあるからまあ
1:100で普通:腐女子だろう

13 名前:手強い名無しさん 05/07/08 00:36 ID:qr2plFXo
今さら封印にハマって今さら関連書籍集めだしたんだが
聖戦時代と違って全部集めてもあんまり数がないのな。
一昔前はFE貧乏になるぐらい買いあさったもんだが。

古本屋ハシゴしても見つからなかった火の玉の封印4コマを
隣町の駅ビル本屋で予期せずゲット。
双/葉/社のは笑えなかったがこっちは当たりだと思った。
作家陣もネタもレベルが高いと思う。

14 名前:手強い名無しさん 08/08/21 12:11 ID:Ks
アンソロはルトクラが多いよ

15 名前:手強い名無しさん 09/10/15 12:58 ID:f6
ルトクラだと…?

名前: E-mail:

【22:55】  関係ないAAにFEのセリフを言わせるスレ
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:06/04/16 00:26 ID:6xAHtVvY
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  「私は賢い・・・私は美しい・・・
   誰よりも・・・誰よりもだっ!」




36 名前:手強い名無しさん 09/07/26 23:04 ID:G2
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            j . |                | |. ', . ',
             { |                 |  !  }  '、
            |  |                |. |  '、  ヽ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

37 名前:手強い名無しさん 09/07/27 16:05 ID:66
         こ こ お か し ー ん じ ゃ ね ー か


         ,,-‐----‐、 , -'"` ̄ ̄"`''-,__, --‐‐-..,
        /  、゙ヽ、 ‐-'´          ヽ‐- / /   ヽ
      ,/´ .., ヽ,,l_)'    zェェェァ'  ;rfァt ヽ ,ト/ /    ヽ
     /    ヽ,r' ,l′    _,,,   . __,,  ,l゙.-〈__r,'、   ヽ_
    _.l    ヽ」   ,l    .イてソ` l イにj`,/    ゙‐ヽ、_,,  /l
    ,l l|  −'´ll   ,l      rソi"  ヽ じ'' f゙l    .,//゙l   //\
    l`l|     l|ヽ  v'⌒ヽ        .,ノ  j/    |l    //   }
   l  \    l| ,l  l_U>     r‐--‐ァ  ,l    |,l   //    l
   /   '\   l|`l   ゝ_,´    ゙ヽ__r′ .,.'   ___l ヽ //     |
  ,l     '\ l| .lヽ__lL..,,,  __ ,, _イ___./ |  ∨/      ,}
  |       ヽl |    ,| .ヽ \   //ヽ     ,|          ,l
  |          l    ,l   ヽ \//  l \           /
  ヽ          |   \.   ヽ /   l   ヽ         /j


38 名前:手強い名無しさん 09/07/27 16:42 ID:66
               ドッドッドッドッ・・・
   ( ゚Д゚)  口    \从/             タ タ タ タ タ タ タ ー ン          
    (つ┣ll〓〓lllllllllll┻  二=──  (゚д・∵   (゚д・∵    (゚д・∵   (゚д・∵  (゚д・∵   (゚д・∵.   
    と_)し  ∧    /W'ヽ       ノ|485|・∵. . ノ|487|・∵. . ノ|502|・∵. . ノ|504|・∵.. ノ|508|・∵. . ノ|511|・∵. ..  

                ドッドッドッドッ・・・
   ( ゚Д゚)  口    \从/             タ タ タ タ タ タ タ ー ン          
    (つ┣ll〓〓lllllllllll┻  二=──  (゚д・∵   (゚д・∵    (゚д・∵   (゚д・∵  (゚д・∵   (゚д・∵.   
    と_)し  ∧    /W'ヽ       ノ|512|・∵. . ノ|515|・∵. . ノ|519|・∵. . ノ|523|・∵.. ノ|525|・∵. . ノ|526|・∵. ..

                ドッドッドッドッ・・・
   ( ゚Д゚)  口    \从/             タ タ タ タ タ タ タ ー ン          
    (つ┣ll〓〓lllllllllll┻  二=──  (゚д・∵   (゚д・∵    (゚д・∵   (゚д・∵   
    と_)し  ∧    /W'ヽ       ノ|528|・∵. . ノ|530|・∵. . ノ|532|・∵. . ノ|534|・∵..  

             ∧..∧   
           . (´・ω・`)  やれやれ
           cく_>ycく__)
           (___,,_,,___,,_)  ∬
          彡※※※※ミ 旦




39 名前:手強い名無しさん 09/07/27 19:43 ID:66
■■■■■■■■■■■■■■■■
■                     ■  違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■                     ■  メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■                     ■
■                     ■  (その仕組みがリンク先に書いてある)
■                     ■
■                     ■  この原理を応用すると、まったく新しい
■                     ■  コピペが作れる予感。
■■■■■■■■■■■■■■■■


40 名前:手強い名無しさん 09/07/28 17:36 ID:qc
        ,.-‐- 、
       /    l
       |  ,. ‐'´ ̄``丶
      / /    丶   ヽ
     | lV ハ|  '`丶ヽ.
     | | ==⊂⊃=⊂⊃      処分処分・・・
     || |   ⌒(__人__)
     |||     ` ⌒´ノ
     |  |         }
      | |ヽ        }
      | || ヽ     ノ
      | |/    く         ッチャ
      | |/      ヽ
      | |  _r'゚lニニニl]_ ____/l    
  fニニニニllニニ|  \[ l===ニニl]}||||||||ll]}コl|====iニコ
  |l_,,=-'''~  | \... ヽ'''ニ「_,,,l⌒l。__。_]三i三三iF
        | 〈,,/ヽ___)|ll [`ー'


41 名前:手強い名無しさん 09/07/28 17:38 ID:qc
 殺伐としたスレにヘーベルハウスが

.          /|
.           |/__
         ヽ| l l│<ハーイ
         ┷┷┷


42 名前:手強い名無しさん 09/07/28 17:39 ID:qc
    _, ,_  パーン
  ( ゜д゜)
   ⊂彡☆====== /|
       __       |/
      ヽ| l l│
      ┷┷┷




43 名前:手強い名無しさん 09/07/28 18:31 ID:qc
       |\         /|
       \\_____//_
       //        \\
      //___     __\\  
    //  \(●)\ /(●)/ \\
    | |   / ̄(__人__) ̄\   | |        
    \ \/   ` ⌒´    \//
      ゝ \__ "` ___//
   三. i!   ゙ヽ、 Y"  r‐!、 ヽ.
    三 ヽ. 、 ''´⌒ゝ-‐'" _ィ》 Y!
       \_|!_二|一"f ,  !゙\  三
         〈, l|゙》-i|┴ーi´ / イ ´ i! 三
      ♪   ゙ー-ニ二__,/  / / 三       ♪
               /゙ У   / /  三
            //,/-‐、  /
            i! _{!   j!'〈   ♪
          / ,,.ノ \'' ヽ \
            〈 ーぐ     \   ヽ
          ゙ー″      〉ー- 〉
                   〈___


44 名前:手強い名無しさん 09/07/28 18:34 ID:qc
        ,.-‐- 、
       /    l
       |  ,. ‐'´ ̄``丶
      / /    丶   ヽ
     | lV ハ|  '`丶ヽ.
     | | ==⊂⊃=⊂⊃      >>1
     || |   ⌒(__人__)
     |||     ` ⌒´ノ
     |  |         }
      | |ヽ        }
      | || ヽ     ノ
      | |/    く         ッチャ
      | |/      ヽ
      | |  _r'゚lニニニl]_ ____/l    
  fニニニニllニニ|  \[ l===ニニl]}||||||||ll]}コl|====iニコ
  |l_,,=-'''~  | \... ヽ'''ニ「_,,,l⌒l。__。_]三i三三iF
        | 〈,,/ヽ___)|ll [`ー'
       / / ̄ ̄ ̄\ \
      / /        >  >
    / /       / /
   (__)       (   ̄)


45 名前:手強い名無しさん 09/07/30 19:50 ID:XQ
行っとくが何でもかんでもAA貼っていいスレじゃないぞ?
さっさと夏休みの宿題を済ましてきな。

46 名前:手強い名無しさん 09/08/02 22:03 ID:Do
ぐはっはっは、
おもしろいように落ちる
まるでトンボとりでも
してるようだな

: : : : : :/: : : : :/ : /ヘ: : : : : : : l卜: : : : : : : : : l: :|
: : : : :/: : : :/:/   l: : : : : : : l:| \: : : : : : : : l : |
: : : :/: : /:/     l: : : : : : : l|  \: : : : : : :l: |
: : : l:/:/|∠二二丶 ヽ : : : : : i∠二フヽ: : : : : :l:|
: : : し : : :|  |  `fjトr \: : : |fj  | ∧\: : : :l|
: : l : : : : :|   ー――'   \: !ー一' : : : : \: :|
: : l : : : : :|            〈´    l: : : : : :∧j
: : l : : : : :|          /    |: : ∧ /
: : :Vハ: : : :|     ヘ、__ ___ ,    /: :/ ´
: : ∧: :∧: !\     ̄ -―    /: : /
∨rくV/∧jヽ| `  .      ィく:/l: : /
  |   ̄ ̄ ̄` ┐ >-r<  jノ j/┐
  l         l|―― 卜        /


47 名前:手強い名無しさん 09/08/03 21:35 ID:EY
     |\         /|
     \\_____//_
     //        \\
    //___     __\\
  //  \(●)\ /(●)/ \\       少年…
  | |   / ̄(__人__) ̄\   | | 
  \ \/   ` ⌒´    \//
      (ヽ、      / ̄)  |
       | ``ー――‐''|  ヽ、.|
       ゝ ノ      ヽ  ノ |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     |\         /|
     \\_____//_
     //        \\
    //___     __\\
  //  \(⌒)\ /(⌒)/ \\       ふふっ、呼んでみただけ♪
  | |   / ̄(__人__) ̄\   | | 
  \ \/   ` ⌒´    \//
      (ヽ、      / ̄)  |
       | ``ー――‐''|  ヽ、. |
       ゝ ノ      ヽ  ノ  |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


48 名前:手強い名無しさん 09/08/04 19:15 ID:zg
>『FF7』は『FF10』の2000年以上以前の物語とのこと。
>つまり、『FF10』の物語から2000年以上経過した世界が、『FF7』の舞台ということになります。

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49 名前:手強い名無しさん 09/08/05 09:09 ID:Hs
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  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
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50 名前:手強い名無しさん 09/08/05 09:09 ID:Hs
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_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|


51 名前:手強い名無しさん 09/08/11 00:35 ID:gM
(`・ω⊂)

52 名前:手強い名無しさん 09/08/12 20:17 ID:uo
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´


53 名前:手強い名無しさん 09/08/15 11:29 ID:y2
      / ̄ ̄ ヽ,
    /        ',
    |   {0} /¨`ヽ、
    l      ト.__.i●
    ノ      ー─'
   ノ         ',
●をダブルクリックするとクチバシが伸びるぞ!











人人人人人人人人人人人人人人人人人人
)                         (
)      伸びるわけねーだろ!      (        _/\/\/\/|_
)            ,rrr、           (        \ 試したやつ  /
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y| |.l ト⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y/つ)))    <   バーカ!  >
           ⊂ ヽ | __ ☆   __  _/ 巛      /          \
     / ̄ ̄ ヽヽ ,`ー   \ | |l / \  __つ      ̄|/\/\/\/ ̄
   /{゚} 、_   `ヽ/|| ,  \.|||/  、 \   ☆             / ̄ ̄ ヽ,
  / /¨`ヽ {゚}   |  /  __从,  ー、_从__  \ / |||         / 丶 /   ',
  | ヽ ._.イl     ',/ /  /   | 、  |  ヽ   |l      ノ//, {゚}  /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
   、  ヘ_/ノ    ノ/ )  `| | | |ノゝ☆ t| | |l \      / く l   ヽ._.イl    , ゝ \
   \___ ノ゙ ─ー  `// `U ' // | //`U' // l  / /⌒ リ   ヘ_/ノ   ' ⌒\ \
         /   /   W W∴ | ∵∴  |   (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

54 名前:手強い名無しさん 09/08/15 11:31 ID:y2
      /  / /    |    /|   /:::/:.:.:.:.:.:.:|::::::  
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      ! ,' !  ::|    ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ      
      l ,' │ ::|:..  ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ::  嘘だッ!!!
      ヾ  '、  |\  ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ  
           '、 :|  \ :::\:.:._,、__彡 _' -─ 、`゙ー=    
           ヾ、/.::>:、:;ヽ、__  /ーァ''"´ ̄ ヽ      
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名前: E-mail:

【23:14】  FEキャラの身長・体重を考えるスレ
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:06/08/02 13:20 ID:esYe8M9Y
ロイ 168cm 54kg
ウォルト 171cm 60kg
アレン 174cm 66kg
ランス 173cm 64kg
マーカス 174cm 62kg
ボールス 183cm 90kg
バース 184cm 92kg
クレイン 173cm 63kg
ルゥ 154cm 44kg
レイ 155cm 46kg
チャド 158cm 47kg
ルトガー 176cm 66kg
シン 174cm 64kg
ダヤン 177cm 68kg
ツァイス 174cm 61kg
ゼロット 177cm 65kg
ノア 175cm 63kg
トレック 175cm 62kg
アストール 178cm 64kg
ディーク 183cm 70kg
ワード 186cm 86kg
ロット 187cm 86kg
ゴンザレス 215cm 115kg
ギース 190cm 88kg
ガレット 188cm 88kg
パーシバル 176cm 66kg
ダグラス 189cm 84kg 
カレル 177cm 67kg
バアトル 188cm 99kg
サウル 173cm 61kg
ヨーデル 157cm 46kg
リリーナ 163cm 44kg
セシリア 169cm 50kg
ファ 107cm 25kg
ソフィーヤ 157cm 38kg
イグレーヌ 175cm 58kg
シャニー 156cm 41kg
ティト 164cm 44kg
ユーノ 167cm 52kg
スー 167cm 48kg
ドロシー 168cm 50kg
クラリーネ 154cm 40kg
ニイメ 147cm 37kg
エキドナ 177cm 62kg
ララム 156cm 41kg
エレン 166cm 46kg
ミレディ 174cm 53kg
フィル 157cm 44kg
ウェンディ 168cm 47kg
キャス 160cm 44kg


2 名前:手強い名無しさん 06/08/03 09:55 ID:FAMy73DU
>>1追加
ヒュウ 176cm 66kg
マリナス 162cm 58kg
エリウッド 174cm 64kg
ヘクトル 180cm 78kg
ゼフィール 180cm 72kg
マードック 183cm 74kg
ナーシェン 177cm 66kg
ゲイル 180cm 69kg
ギネヴィア 170cm 50kg
ブルーニャ 172cm 53kg
イドゥン 162cm 47kg

烈火編
エリウッド 172cm 63kg
ヘクトル 177cm 70kg
ウィル 171cm 59kg
ニルス 148cm 40kg
ギィ 166cm 55kg
マシュー 173cm 63kg
ラス 175cm 64kg
カレル 176cm 66kg
オズイン 180cm 85kg
マーカス 176cm 67kg
マリナス 169cm 67kg
ラガルト 175cm 64kg
バアトル 188cm 100kg
ジャファル 174cm 63kg
レイヴァン 175cm 65kg
ワレス 190cm 104kg
ドルカス 191cm 102kg
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

3 名前:手強い名無しさん 06/08/03 10:12 ID:esYe8M9Y
>>1追加
オージェ 170cm 63kg
>>3続き
ヒース 176cm 67kg
エルク 163cm 55kg
ホークアイ 204cm 110kg
レナート 177cm 70kg
アトス 164cm 55kg
ロイド 184cm 74kg
ライナス 190cm 83kg
ネルガル 180cm 71kg
エフィデル 172cm 61kg
リン 170cm 49kg
フロリーナ 157cm 43kg
ファリナ 164cm 45kg
フィオーラ 168cm 48kg
セーラ 161cm 46kg
プリシラ 160cm 44kg
ニニアン 163cm 43kg
ルイーズ 170cm 51kg
カアラ 172cm 53kg
イサドラ 174cm 52kg
ニノ 146cm 37kg
レベッカ 154cm 44kg
ヴァイダ 176cm 60kg
ソーニャ 174cm 57kg
ウルスラ 166cm 50kg
リムステラ 172cm 53kg
レイラ 172cm 54kg

4 名前:手強い名無しさん 07/03/09 19:00 ID:bueUzgsQ
封印編でオージェ忘れてるぞ。

5 名前:手強い名無しさん 07/03/14 12:18 ID:y.7icLvg
章登場ごとにまとめろよゴラァ!


6 名前:手強い名無しさん 07/03/14 12:18 ID:y.7icLvg
章登場ごとにまとめろよゴラァ!


7 名前:名無し 07/04/02 19:53 ID:S/gLSc9.
ゲーム中の体格とマッチしてませんよ。

8 名前:手強い名無しさん 07/04/03 07:00 ID:g5BVJY4k
ゲーム内のは鎧とかも含んでるんじゃね?
だからクラスチェンジすると多かれ少なかれ重装備になって体格もあがる。
ところが重装備すると重い武器を扱えるようなニュアンスにも。。

9 名前:名も無きでいいよ 07/04/04 16:27 ID:pBJb02LQ
マルス 169cm 59kg

10 名前:手強い名無しさん 08/03/21 20:23 ID:rg
暁ヨファ 165cm 54kg

11 名前:手強い名無しさん 09/02/10 13:51 ID:gs
マルス 167cm 53kg
シーダ 165cm 49kg
マリク 162cm 44kg
ジェイガン 178cm 73kg
カイン 175cm 70kg
アベル 174cm 69kg
オグマ 183cm 77kg
ナバール 175cm 68kg
エスト 158cm 41kg
カチュア 164cm 46kg
パオラ 171cm 55kg

12 名前:アイマス信者 09/04/13 18:21 ID:JA
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【24:199】  【ラスト】ファイアーエムブレム〜双竜の剣〜
1 名前:見習い筆騎士('-'*)Fireemblemthany 投稿日:06/04/09 11:18 ID:pZWC9svY
今日で執筆し始めて丁度一周年を迎えます。
長いようで短い期間でしたが、このスレッドでようやく最後を迎えられそうです。

1スレ目:http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1100605267/7-106
2スレ目:http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1123296562/l50
3スレ目:http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1136529217/l50


180 名前:Chapter1−4:虹色と暗黒 08/03/17 20:03 ID:/M
「簡単な話じゃないか。 良く思われて無いよ。 死肉を喰らうハイエナってね。」
「・・・。 やっぱりそうか・・・。 あたしさ、おねえちゃんに憧れて天馬騎士になったんだ。
そんでさ、イリアを守るんだーって、漠然としたこと考えてたけど・・・こんな他国に憎まれる仕事だったなんて。」
「・・・それがどうした?」
アルマの一言に、下を向いて歩いていたシャニーは目を大きく見開いて彼女を見つめた。
「だって、憎まれるって事は・・・正しいことをしているわけじゃないってことじゃない。
自分の国を守るために、他の国を犠牲にするなんておかしいよ。 犠牲は無いのが良いに決まってる。」
「だから、それがどうしたと聞いているんだが。」
シャニーは何もいえなくなってしまった。
―正しいことをしているわけじゃない ・・・それがどうした?―
アルマの目が真っ直ぐ自分を睨んでいた。
「正しいこと? いつも正しく居る必要なんて無いじゃないか。
私達は、しなくてはいけないことをしているだけ。 それが正しかろうと悪かろうと関係ないじゃない。 必要なのだから。」
「それは・・・そうだけどさ。」
「お前はベルン動乱で、正義正義の流れ中で修行していたから仕方ないかもしれない。
だけどね・・・私は正義なんて無いと思ってる。 第一、正義って何なのさ。」
シャニーはその質問にも答えられなかった。
アルマも答えられまいという顔をし、口元で笑った。 そして、唐突に質問を変えてきた。
「・・・お前は、エトルリアが何故こんな弱い国を征服しないのだと思う? あれだけイリアを見下した貴族が多いのに。」
「え? そりゃ・・・戦争をすれば世界の強弱バランスが崩れるから・・・?」
「違うね。 こんな国を占領したところで、何も旨みが無いからさ。
それどころか、戦争になったとき、自国の叙任騎士より安く戦力を調達できるんだから、奴らは重宝してる。
必要があれば、自国の軍には被害が出ないよう、イリア騎士を最前線に立たせて囮にするってことだってあるらしいし。」


181 名前:Chapter1−4:虹色と暗黒 08/03/17 20:04 ID:/M
シャニーには身に覚えのある話だった。 事実、姉もエトルリアに雇われて
そういった形で使われて、自分達と西方三島で対峙するに至ったのだから。
あの時は幸い、こちらの将も、現地での姉の将も優れた人間だったのでそれは回避できたが。
「恵まれた国の言うことなんか、放っておけばいい。 皆自己中心なんだ。 ありもしない正義に・・・騙されるな。 そして、振り回されるな。」
アルマの言葉に、シャニーは何か体を槍で串刺しにされたような感覚に陥った。
彼女の言葉は、何となく分かる。 皆自分こそ正義。 そんなものに信憑性など無いのかもしれない。
それでも、イリアを評価するのは他国だ。 自国やその民が、他国から悪いように見られたり、言われたりはしたくない。
「でも・・・やっぱりあたしは、憎まれるより、凄い国だなって言われたいよ。」
何も言えないで居るシャニーにアルマは更に語りだす。 いつも無愛想な彼女が、まさかこんなに話すなんて。
「私は、こんな腐った国は変えたいと思ってる。 こんな、他国の脛をかじらなくては生きていけないような国。」
「あたしも、それは思ってるよ。」
アルマは、シャニーが自分に同意してくれたことを意外に思ったようだった。
今まで、自分の考えに賛同してくれたものなど、殆ど居なかった。 彼女は独りだったのだ。
「イリアを他国に負けない強国に育てて、今まで見下していたやつらに吠え面をかかせてやるんだ。
そのための傭兵稼業なら、私は他人に何と言われようが知ったことじゃない。」
シャニーは、やはり彼女の考えている事はスケールが大きいと思った。 だが、それは自分も望むことだった。
思っていても、他の人なら無理を諦めることを平気で言うし、誰も考えもしないようなことも、人目を気にせず涼しい顔でやってみせる。
ちょっと危険で同意できないところもあるが、シャニーはアルマの夢に賛同していた。
「あたしは、皆が戦わなくても良いようになって欲しい。」
しかし、シャニーのその言葉に、アルマは返してこなかった。
それどころか、鋭い目付きで睨まれてしまった。
シャニーには、その目が何を意味しているかすぐ分かった。
―なって欲しいではない、そうするんだ。 自らの手で―
「・・・夢見てるだけじゃダメだよね! 同じ事を夢見てるんだし、これから頑張っていこう?」
語らずとも、自分の意志を伝える。 シャニーはそれにある種の敬意を持っていたし
確固とした意志を持っているアルマに興味を持っていた。
シャニーアルマと話すことで、十を志す為の“一”を少しずつではあるが見つけられそうだと感じていた。
アルマも同じ夢を持ち、実力も確かで人懐っこいシャニーには、少しずつ心を開くようになっていた。


だが、この正反対の二人が交じり合うこと。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

182 名前:Chapter1−5:求めし者 08/03/18 22:04 ID:YQ
 やっと他の新人隊員たちも天馬の扱いに慣れてきたようで、練習の最中に落馬する事も稀になってきた。
それでも相変わらず、基本的な練習が続く毎日。 初陣を踏む事は、まだずっと先になりそうだ。
いい加減シャニーも、退屈な毎日に限界を感じていた。
そろそろ実践的な稽古をしないと、体が鈍ってしまいそうだ。
「ねぇ、レイサさん! そろそろ訓練のレベルを上げようよ。」
今までも何度もそう提案してきた。 だが、帰ってくる台詞は決まっていた。
「そんなにやりたかったら、アルマみたいに一人でやってきな。」
そんな事、出来るわけがなかった。
他の隊員が一生懸命やっている場所と離れて、自分ひとりだけ違う練習をするなんて。
そんな自分だけ浮くようなことが出来るはずが無いし、皆だって決して良くは思わない。
「シャニー、無理に私たちに合わせなくてもいいじゃない。 だって、貴女はもう実戦を経験しているんでしょ?」
気の利く仲間は、自分にそう進言してくれる。
仲間達からしても、無理に自分達に合わせさせるのも悪いし
何より一人だけ突出した者が居るとやり辛いのだ。 
皆シャニーにとっては大切な親友だし、皆もシャニーの事をいい親友だと思っている。
関係は悪くない。 しかし、実力差は、実戦経験者と未経験者では火を見るより明らかだった。
必然的に、未経験者は経験者に群がり、その技を盗もうとする。
相手の稽古の邪魔をしてはいけないと思いつつも、群がってしまう。
シャニーも、頼られているのだからと精一杯教えてしまう。 結果練習できずに一日が終ってしまう。
なぜ、部隊長が教えないのかという不満を出来るだけ見せないように振舞っていた。
互いに妙な気遣いを働かせていたのだ。
しかし、それは隊員たちの成長へ目に見えて現われていた。
精鋭部隊の人間達を眺めているより、目の前で稽古し、教えてくれるほうがやはり分かり易いのだ。
そうなれば、更にシャニーの周りには人が集まった。
「ねぇ、こんなときはどう動いてる?」
「オッケー、任せて任せて!」
シャニーも、人に者を教える楽しさや、人に頼られることの嬉しさを知っていた。
いつの間にか、シャニーは新人部隊のリーダ格になっていた。
互いを知るにつれて、前の妙な気遣いはなくなっていく。
リーダー格というより、集団のガキ大将? のような感じではあるが。
レイサはそれを木の上から笑みをこぼしてみていた。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

183 名前:Chapter1−5:求めし者 08/03/18 22:10 ID:YQ
走って寄っていくと、そこには槍を持ったアルマが居た。
いつも部隊とは別行動ばかりして、皆に心開こうとしないアルマだったが
夢を共にするということもあってか、シャニーには僅かながらだが接していた。
それでも、このように自分を待っているという事は初めてだったので、シャニーは最初目を疑った。
「なんであんたがここに?」
「一緒に稽古をしようと思ってさ。 邪魔になるか?」
「まさか! あんたぐらいの腕の持ち主なら、存分に稽古できるよ!」
思っても居ない相手から、願っても無いような提案をされて、シャニーははしゃいでしまった。
アルマもそんな無邪気なシャニーを見て口元が緩む。
二人は、暮れ行く春の夕日を浴びて思う存分、互いの技を相手に見せ付ける。
最初は稽古のつもりだった二人なのだが、次第に熱が入っていき、とうとう終いには本気でやりだしてしまった。
暮れ行き闇に包まれていく中、正確無比で電光石火な剣と、闇夜を切り裂かんとばかりの強力な槍。
それら二つが空中を華麗に舞っていた。
卓越された武は、踊りにも似たような綺麗な打ちあいを見せる。 まるで演武を見ているかのようだ。
暫く稽古をした後、二人は互いに手を休める。
「やっぱり、あんた強いね。」
「ふ、そういうお前もたいした実力だな。」
互いに互いの実力を認め合う。 いや、稽古の途中から分かっていたかもしれない。
そうでもなければ、全力で相手の稽古に挑んだりできないから。
暫く二人は丘に寝そべって、空を眺めていた。 イリアに到来した短い春。
それが紅に燃え、闇と溶け合うその様子は、美しいの一言では片付けられない。
「お前さ、姉に憧れ天馬騎士になったって言ってたよね?」
突然口火を切るアルマ。 半分寝かかっていたシャニーは、はっと我に返る。
こういう気持ちのいい風が吹く丘で寝そべると、勝手に目が閉じてしまうのだった。
「え・・・あぁ、そうだよ。」
「じゃあ、もう目的は達成されたのか?」
「うーん・・・。 いや、今のあたしには、天馬騎士としてしたいことがあるよ。」
アルマはシャニーの言葉を聞いて、もっと知りたくなったようである。
体を上半身だけ起こすと、未だに寝そべるシャニーのほうへ顔を向けた。
「そのために、稽古もしっかりしている、と?」
「うん。 あたしは、困っているイリアの人を救ってあげたいから。 賊がいつ襲来しても大丈夫なようにしておかないとね。」
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184 名前:Chapter1−5:求めし者 08/03/29 19:01 ID:HU
「そんな大層なことして無いよ。 でも、あたしも見習いの頃、色々な人に教えてもらって、ここまで生きてこれたから。
自分も何か出来るなら、してあげたいとは思うよ。 あんたは違うの?」
シャニーの言葉に、アルマは即首を縦に振った。
全然違う。 生い立ちも、稽古に精を出す理由も、そして誓いも。
「私が稽古する理由は単純だよ。 力さ。 力が欲しいのよ。」
「ちから?」
「私はね、人を従えて歩きたいの。 力っていうのは、武技だけじゃない。 最終的に欲しいのは、人を動かす力、即ち権力よ。」
シャニーは、いきなり出た権力という言葉に、何か重いものを感じ取った。
面食らった様子の彼女の反応を楽しむかのように、アルマは更に続けた。
「権力を得るには、それ相応の力が必要だ。 だから、まず実力で他が認めざるを得ない状況を作らなくちゃいけない。
私が新人部隊を抜け出しているのは、あんなお遊びの稽古では、いつまでたっても上達しないから。」
かなり現実的な話を、いきなり持ちかけてくる。 力が欲しい、そう誰もが思うその願望。
しかし、シャニーには分からなかった。 人を従えて歩くというよりは、皆と仲良くやりたいし
力を求めるあまり、皆から浮いて仲間はずれになるなんていうのも嫌だった。
それならまだ、人の上に立てなくてもいいから、姉達のように皆から慕われる人間になりたかった。
「あたしには難しいかも・・・。 だって、権力なんか要らないし。」
シャニーは手で頭をかきむしる。 髪がボサボサになるが、妙にそうしたくなった。
難しい話をされると、ついついこういった不必要なことをあえてして、気を紛らわそうとするクセがあった。
「・・・私は最初に、イリアを強国に変えるといったよね?」
「うん。」
「そのとき、皆はどう反応した?」
「驚いたような・・・馬鹿にしたようなそんな顔してたね。」
アルマが、叙任式の日に壇上で団長であるティトに騎士宣誓を新人の代表として宣誓したあの時。
彼女は本来のイリア騎士の誓いを、信条と異なる為一部言わなかった。
その代わりに、彼女は宣誓した。 自分だけの誓いを。 それが、腐ったこのイリアを強国へ変える、というものだった。
そのときの一同の顔は十人十色だった。 新人達はとにかくあっけにとられていたし
先輩隊員や騎士団の幹部達は、驚いたような顔をしたあと、多くは蔑んだような苦笑いをしていた。
若気の至りか、と。 皆は本気にしていなかったのである。
「そう、力がなければそんなものさ。 でも、もし同じ言葉を、団長が言ったらどうなると思う?
皆ぺこぺこ頭下げて同意するよ。 考えの違う人間を動かすことが出来るのは、権力しかないのよ。」
例えその同意が心からのものでなくとも、相手が目上の人間ともなれば否定するものはまず居ない。
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185 名前:Chapter1−5:求めし者 08/03/29 19:04 ID:HU
シャニーは今まで考えもしなかったことの連続に、頭がこんがらがっていた。
ただ漠然と、困った人を助けたい。 もっと剣や槍の扱い方をうまくなりたいと思っていた。
名声とか、権力とか、そんな事は頭にはなかった。
もっとも、入団したての新人が、そんな事まで頭の回ることのほうが珍しいのだが。
シャニーは答えが分からず、一生懸命首を横に振った。
しかし、一つだけは違うと思うこともあった。
「人を動かせるのって権力だけなのかな・・・。
だって、あたしは別に権力なんかもって無いけど、部隊のみんな、あたしの言うこと色々聞いてくれるよ?」
確かに、今の新人部隊の半分はシャニーが練習を仕切っているようなものだった。
そして、その中で色々指示を仲間にするが、皆嫌といった事は無い。
そんな嫌がるような要求をした覚えも無いが、権力も無い自分が人を動かしているのは事実だった。
権力を持ち、本来指示をするべきレイサは、それを木の上から黙って見ているだけなのである。
「それは、お前に皆が敵対していないからだろ?
権力があれば、敵対している人間だろうと何だろうと従えることが出来る。 そして、権力を得る為に必要なものは、実力と・・・そして、金だ。」
シャニーはごくりと固唾を飲み込んだ。 金・・・これまたとんでもないものが出てきたと彼女は思った。
イリアの者は、いや、どの国でも金ほど人々から重要視されるものは無い。
特にイリアは貧しい国柄から、やむを得ず金を得る為に傭兵をしているのだ。 命を危険に晒して。
どんなに敵対する者でも、金を積めば、大抵は首を縦に振る。 振らざるを得なくなる。
イリアで金を貰うという事は、それは即ち金を渡す側の命を貰うということでもあるのだから。
もし、金で動かない堅物が居たとしても、周りの動く者達を味方につけて、潰してしまえばよかった。
大抵の人間なら、金と名誉さえ与えておけば自分の言いなりになる。 アルマは既に知っていた。
それはイリア内だけでなく、見習い修行をした地、ベルンでも同じことがなされていたからである。
金で買えないものは無い。 人の心など、金で買えるし、力でどうにでも動かせる。
汚い表現かもしれないが、否定は出来まい。
もし、自分を汚い女というならば、そんな汚い手に引っかかる者が悪いのだ。 アルマはそう考えていた。
しかし、シャニーにはどうも納得のできない話だった。
金で人の心を買って味方につけ、権力を使って敵対する人を無理矢理動かす。
どう考えてもやり方が強引過ぎると思った。 もっと、皆が納得する方法があるのではないか。
シャニーはそう考えていた。 なぜなら、シャニーはそういった考えを持ち、実践する者を、
見習い時代にずっと見てきたし、その者に傭兵とは言え仕えていたのだから。
その人は、今や世界の英雄として名を馳せている。 同じくらいの年なのに、見習わなくてはと思った一人だった。
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186 名前:Chapter1−5:求めし者 08/05/03 13:03 ID:PM
「えぇー!? もうあんた達初陣経験したの?!」
カルラエ城にある食堂の昼間。 その人が賑わうなか響き渡る若い声に、周りはギョッとした。
ティトはその声が誰だかすぐ分かり、穴があったら入りたい気分だった。
「団長の妹さんはホント元気ですね。」
イドゥヴァの言葉から蔑みを感じ、それに拍車をかける。 顔が真っ赤になるのが分かった。
自分のことでないにしても、妹がこういうことで有名人である事は自分にとって恥ずかしかった。
(もう少しお淑やかにしてよね・・・!)

シャニーのほうは、イリアの家庭料理である肉入りの唐辛子スープに舌を焼きつつ、幼馴染の連中と話していた。
そこで、第二部隊に配属されたセラが、先日配属後の初陣を踏んだことを聞かされたのである。
「シャニー・・・声デカイよ。」
ウッディがシャニーの口から飛んできたパンのかけらを拭き取りながら、彼女の口に手をやる。
彼女も言ってから気づいたらしい。 あ、という表情をして、回りをきょろきょろする。
当然周りの視線はこちら(というより自分)に注がれており、肩をすぼませた。
「・・・で、ホントなの?」
シャニーは確認するように、シチューをほおばるセラのほうを見つめなおす。
「うん、賊討伐任務だったよ。 それがさ、うちの部隊長がいい人でさ〜。」
シャニーは愕然とした。 同期の親友は、もう戦場へ出て戦っている。
それなのに、自分はいまだ初陣どころか、実戦的な話すら程遠いところに居る。
どんどん仲間から置いていかれている。 そんな気持ちが、彼女の心の中を駆け巡っていた。
「セラのところの部隊長って誰だっけ?」
「イドゥヴァって言う超ベテランの人。 “最初で心細いかもしれないけど
貴女達は私の後ろで援護をしてくれればいいって。 危ないから隊列を乱さずに私について来い”ってさ。
結構統率取れててカッコよかったなー。 あれ、シャニー?」
セラがウッディと話し込んでいる隙に、シャニーはいつの間にか居なくなってしまっていた。
昼休みの終るギリギリまで食堂で話し込むのが彼女らの日課であるのに。
「どうしたんだろ、アイツ。 食べすぎで腹でも痛くなったのかな。」
セラは茶化したが、ウッディには何となく分かっていた。
「シャニー・・・。」

食事を終えたイドゥヴァ達古参騎士は、昼休みが終ると食堂を出て、中庭を歩いていく。
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187 名前:Chapter1−5:求めし者 08/05/03 13:23 ID:PM
「ねぇ! レイサさん、どうして分かってくれないのさ!
皆もう基礎は大分覚えてきてるじゃない。 もう少し実戦的な訓練をしないと、いつまで経っても強くなれないじゃん!」
いつも穏やかなシャニーが部隊長に詰め寄って、訓練レベルの向上を訴える姿に
周りの新人達もあっけにとられて休憩どころではない。
その様子を、アルマは稽古に行かず黙って見ていた。
「何度も同じこと言わせないで。 私にその事をあーだこーだ言っても分かんないんだよ。
団長に聞いてみたけど、そんな高度な話は新人には無理だって言ってたよ?」
(おねえちゃんめ・・・)
シャニーは姉の事を少々腹立たしく思いながら、レイサに反論する。
「おねえちゃんはあたし達を見くびりすぎなの!
それに第一、個人練習ばっかりじゃ、互いの信頼関係とか築けないし・・・!」
そこまでシャニーは言った口を、レイサは手で覆って無理矢理黙らせた。
そして、シャニーへ顔を近づけると、目線を合わせるように静かに彼女へ語りかけた。
「シャニー、下手な仲間意識は捨てた方がいいよ? いくら同胞とか、仲間でも、戦場で敵になる事はあるんだからね。」
それを聞いたシャニーは力任せにレイサの手を口から跳ね除け怒鳴った。
いつもの優しい性格からは想像もつかない形相に、周りはたじろいてしまう。
「見損なったよ! レイサさんだって、仲間同士で争うことがないようなイリアを創りたいって言ってたじゃない!
なのに、なんでなのさ! そんな理由で、こんな訓練ばかりさせてたの?! あんまりだよ!」
怒鳴られて、言い寄られても、レイサは表情を変える事はなかった。
レイサには、シャニーの性格が大体分かっていた。 だから、先程の台詞をシャニーに振れば
どんな反応が返ってくるかぐらいは想像がついていた。 ここまで怒るとは予想外だったが。
「あんた、何焦ってるんだい?」
「え?」
怒りに任せて感情を思い切りレイサにぶつけたのに、相手から冷静に自分を分析されてしまう。
シャニーは焦っていた。 自分だけ取り残されてしまう事に、焦り以上に恐怖を感じていた。
「正直ね、私がこの部隊であんた達に学んで欲しい事は、武術じゃないんだよ。 団長もそう言っていた。
武術以外で、騎士として、傭兵として、そしてイリア人として大切なことを学んで欲しいんだよ。」
「じゃあ! 早くそれを教えてよ!」
シャニーは今まで我慢していたせいもあってか、怒りが収まりきらない。
親友の初陣や、レイサの言い草も重なってとうとう爆発してしまったようだった。
「教えてあげるなんて誰が言った? 誰かがやってくれるなんて、そんな事考えるのはよしな。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

188 名前:Chapter1−5:求めし者 08/05/03 13:28 ID:PM
でも時々、考える事は何か意味があるのかという気持ちにとり憑かれる事もあった。
こうやって考えている間にも、民は震え、飢えている。 ならば、早く傭兵に言って金を稼いだ方がどれだけ国に貢献できる事か。
だが、その気持ちは他ならぬ「なぜ」から出た、答えにならぬ答えによって打ち消されていた。
自分が変えたいと思っている手段で国に貢献しても、結局は自分や民に嘘をついていることになる。
それでは、自分は騎士の誓いを破ることになる。
イリアの民を助けたい。 傭兵によって金を稼ぐ事は、本当の意味でイリアの民を助けることにはならない。
これだけは、色々考える中で自分の確固とした意識に変わっていた。
それでも、自分の置かれた立場や、仲間の初陣などによる焦りから生じる葛藤に、彼女は苦しんでいた。
「でも・・・! やっぱり分かんないよ! 頭では分かってる・・・。 でも!」
「そんなにやりたけりゃ、好きにしな! その代わり、何があってもあんた自身で責任は取るんだよ。 私は知らないからね。
あんたは私や団長が、あんたに何を期待しているか、何を想っているか、全く分かっていない。
もう少し人の心が分かるヤツだと思っていたけど、見損なったね!」
頭を抱えて悩むシャニーへ、レイサは一言言い放つと向こうへ行ってしまった。
部隊長の居なくなった新人部隊は、どうすればいいのか分からなくて動揺する新人達が、シャニーの周りに集まっていた。
レイサを怒らせてしまった。 その罪悪感がシャニーを押しつぶしそうになるが
それを周りの仲間達が励ましてくれる。 それに加えてアルマも寄ってきた。
「お前があそこまで言うとは思わなかった。 でも、これでれんしゅう稽古ができるじゃないか。」
しかし、シャニーは下を向いていた。
分かっている。 レイサや姉が、自分に何を期待しているかぐらいは。
実戦に出る前にもっと色々学んで、人間として大きくなって欲しい・・・そうに決まっている。
そうでもなければ、人手不足なのにわざわざ新人部隊へ配属して、稼げる金を溝へ捨てるような真似はしないだろう。
それは分かっている。 だが、彼女の心はまだ未熟だった。
人の期待に応えるより、自分の焦りや葛藤が表に出てしまっていたのだった。
そして、レイサに突き放されて、うすうす気付いていたそれが嫌と言うほど自分を苦しめる。
いつも、やってから後悔する。 どうしていつも自分はこうなのだろう。 未熟な自分に嫌気が差した。
そんなシャニーを、横目に、アルマは他の新人達に向かって話しかけた。
「邪魔者は居なくなったんだ。 さ、早く稽古を始めようじゃないか。 強くなる為にね。
強くなって、早く上の部隊に行きたいヤツは・・・私と一緒に練習しようじゃないか。
もっとも、私の稽古についてくることが出来るならばの話だけど。」
皆は、どういう自信過剰なヤツだと思った。
だが、皆も早く上達したかったし、何よりアルマの実力については
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

189 名前:手強い名無しさん 09/01/09 23:34 ID:sg
もう終わり

190 名前:手強い名無しさん 09/01/09 23:35 ID:sg
もう終わり

191 名前:手強い名無しさん 09/01/09 23:36 ID:sg
もう終わり 続きあるならどこにあるか教えて

192 名前:手強い名無しさん 09/01/22 22:15 ID:bA
この前、気づいたんですけど最終決戦前の
アゼリクスとセレナ達の会話がロックマンゼロ4の
ドクター・バイルのセリフと似ていました。
(ドクター・バイルが人間を憎んで、その心情を吐露する所が)

193 名前:手強い名無しさん 09/01/22 22:36 ID:UQ
こういう大作は色々研究しないとできないから自然と似たフレーズというのが出てくるもんだよ

194 名前:書いてた人 09/02/22 09:50 ID:hs
>>189-191
書くのを辞めて1年経ちそうですが、ようやく書く気力が戻ってきました。
なにせ半分ぐらいまで書いて、いよいよ物語が転換の時期を迎えるって時にPCが逝っちまいましたから。
年度末なので時間はあまりありませんが、またのんびり書いていこうと思います。

>>192-193
それは大いにあるかもしれません。
研究段階でその関係もかなり調べましたからね。
冒険ものだったのでお約束はかなり調べたもんです。

195 名前:手強い名無しさん 09/04/02 16:51 ID:HY
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196 名前:アイマス信者 09/04/13 18:20 ID:JA
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名前: E-mail:

【25:391】  今ごろ烈火について語るスレ
1 名前:ギガスカリバー 投稿日:04/08/14 15:52 ID:lXafhEE.
さぁ、語れぇ


372 名前:手強い名無しさん 05/09/05 00:55 ID:sOcu71.c
26章外伝に一人デビルアクス持ちがいたような気がする
それ以外は覚えてない。スマソ

373 名前:371 05/09/05 01:36 ID:HZ0mYs62
>>372
dクス。26章外伝と言うと、床が水に沈む所ですな。
これでデビルアクス持ちが2人になれそうですw
他にも探してみます。ありがd

374 名前:371 05/09/16 12:21 ID:8Yxihr8E
ぐおを……!!
データが全てふっ飛んだぁ…orzorzorz
デビルアクスチームの野望がぁ…
せっかく100%達成した支援会話集がぁ……!!






…シノウ……('A`)

375 名前:手強い名無しさん 05/09/16 13:56 ID:E1USl4sQ
>>374
その気持ち分かるよ。
私もかなりやりこんだ聖戦のデータが吹っ飛んだ時はね、ウヴァー('A`)ってなったし。
でもそこから這い上がれるかそのまま諦めるかですよ

376 名前:手強い名無しさん 05/11/24 22:00 ID:d4YWe6yI
アクションリプレイレイ使えば凄い事できますびびりました。
力99 一撃 エレッシュキガル使用可能

377 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 05/11/27 07:37 ID:G2ydMgOI
リン編最終章ボスたたき
     ↓
シン20レベウマーウマー
     ↓
他の奴らもそこそこ育ってうまー
      ↓
  で ー た と ん だ

378 名前:手強い名無しさん 05/11/27 21:06 ID:OYHWANwE
シンって誰だ?
ラスのことか…リンの打ち間違いか……

379 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 05/11/30 21:34 ID:EwsLATsA
(゚Д゚)ポカーン
やっちまった orz
ラスをシンと間違えた。
ちくしょー

380 名前:手強い名無しさん 06/01/07 10:20 ID:E1USl4sQ
すごーい、亀レスだけど>>48
砂漠に埋もれたアイテムは、盗賊がそのエリアに入れば100%ゲットできるよ。お試しあれ。

>>376
実はエレシュキガルは闇の使用可能レベルが傍線(=使えない)でも使用することが出来る不思議な魔道書。
烈火はルナが強すぎだけど。

381 名前:手強い名無しさん 06/01/09 23:23 ID:Omu1/5/w
>>380
烈火聖魔で武器レベルが傍線のものは、使えないではなく誰でも使用できるということだぞ
武器のレベル設定の数値が0だと傍線、1〜30だとE…といった具合

382 名前:手強い名無しさん 06/08/29 17:07 ID:6ji4fRfU
まあ、ソードキラーの剣歩兵系への特効は凄まじいものがあるからな。
行軍中にオスティアの候弟に、一軍のメンツに選ばれて、嫌々参加したんだが、
まずダメージが凄い。LV18のソードマスターを一撃で葬り去る。手土産に持ってったソードバスターをみて
「それじゃ殺れないよ、一般人」という顔をする。店で買える武器はいつまでも特効付き非売品には勝てないらしい、みたいな。
絶対、そのソードキラーより、俺が持ってきたソードバスターの方が高く売れる。っつうか、それ残り使用回数1じゃねえか。
で、候弟が勇者を殺る。やたら殺る。サカ出身のキアランの公女もこのときばかりは候弟に嫉妬。
普段、候弟にも強気な態度をとる公女が新しい突きの形練習してる。候弟対策か? 畜生、好きだ。
命中率も凄い、まず外れねぇ。必殺率補正とかも何気についてる。 くれ。それ俺にくれ。つうかアルマーズ使ってろ。
で、やたら殺す。殺して候弟の経験値が上がる。レベルの高い敵から倒す。モルフとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、倒す。候弟が倒してレベル20も間近になる。俺には出番が回ってこない。畜生。
あらかた敵を片付けた後、「どうしたレベルアップしてないじゃないか?」などと、残った盗賊を寄越す。畜生。
で、候弟ご一行、50体ぐらい増援を倒した後に、みんなでひたすら隣接して会話を楽しんでる。
「今日は君のとっておきの踊りを見ちゃう。」とかフェレ家の嫡男が言う。おまえ、踊りどころか絶対自分に酔ってるだろ?
旅の踊り娘も「ああ、あなたを騙しちゃった、ごめんなさいね」とか言う。そっち行くな、斬られるぞ。
公女が「ソードキラーなくなっちゃったわね」とか言って、候弟が「フレイボムの裏技があるから大丈夫さ」とか言う。
オスティアンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、剣歩兵系はソードキラー使われたら、要注意ってこった。




383 名前:手強い名無しさん 06/08/29 20:16 ID:feszbqVI
剣使いなのに剣歩行系で無いアサシンが最強ですか?

384 名前:手強い名無しさん 06/09/17 08:07 ID:dNYlh/K.
>>302
リンのデュランダル装備モーションkwsk

385 名前:手強い名無しさん 07/09/16 01:53 ID:e.dmRiLU
>>164
斧使いは対敵でも十分強い。

386 名前:手強い名無しさん 07/09/19 01:42 ID:4XPaXLik
>>297
烈火よりちょっと前まではアーマーの冬だったんだから、
烈火以降は少し強くなったからって、そこまで怒らんでも。

387 名前:手強い名無しさん 08/04/09 00:11 ID:sQ
>>159
誰?何様?
>>163
これで大体当たってる。ちなみに、俺の通信闘技場のパーティは
ドルカスAガイツ
 B    B  +ラス
ファリナAダーツ
を使ってます。

388 名前:手強い名無しさん 08/04/10 11:34 ID:WY
俺の通信闘技場のメンツ

ダース;デビルアクス
ガイツ;デビルアクス
ドルカス;ておの
バアトル;デビルアクス
ヴァっくん;デビルアクス

フレイボムの裏技使ってデビルアクス4本集めた
このチーム作る為だけに襟木編最初から始めたぜ

389 名前:388 08/04/10 14:45 ID:WY
よく見たら>>371のカキコは俺だwwww
俺って変わってねーな、昔とorz

390 名前:手強い名無しさん 08/05/09 17:48 ID:xo
>>159
ウォーリアは全体的に上限が高めで安定し、体格も良い
さらに、S武器の中でも高性能なリヤンフレチェまで使える
だから「クラスが違えば活躍できた」というのはおかしい

自軍の該当ユニットについても

ガイツは最初から弓レベルが高く、速さの成長率も結構高い
ハードではパラメータが強化されることもあり、かなり強くなる

バアトルも初期値こそ全体的に低めが、
成長率は全体的に高く、十分活躍の余地はある

ドルカスは速さの成長率が悪すぎるので弱い

いや、もちろん乱数調整なども駆使して育成すれば
支援もクラスも良いから強くなるが、それはまた別の話

391 名前:手強い名無しさん 09/08/09 02:35 ID:JU
時間すっげーたってるけど、上の意見は正しいぞー。

バアトルは普通に育つ。
ガイツは戦士では一番速さが伸びるし力・守備もさすがウォーリア。

ドルカスさんは速さは育たないけど戦士では一番HP・力・守備・幸運が上がる。
弱くはないよー。オズインさんと組めば最強の壁タッグですw

名前: E-mail:

【26:155】  部隊コード:8820(イリア天馬騎士団編)-U
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:08/05/03 18:21 ID:PM
更新間隔が長くなってしまっていますが誠意執筆中です。
今回は前作以上に長編化しそうな感じなうえ、
オリジナル要素が強く(というか、こんな展開になんの?!がコンセプト)読み手の意見も大きく分かれると思います。
まだ楽しんでくださる方がいれば幸いです。



136 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 11:54 ID:2U
「ほぉ・・・これは恐ろしい。」
男もそれを嬉しそうに受け入れる。
ペルソナで素顔を隠していても、余裕の笑みを浮かべていることが顔の筋肉の動きや口調からイヤと言うほど伝わってくる。
だが、その笑顔もほんの一瞬の話であった。
男は笑みを消し、視線を背後に回して空を見上げる。
よく聞けば、天馬の羽ばたく音が曙の陽と共に大きくなってくるではないか。
天馬が朝日に希望を乗せて、今向こうの空からたくさんやってくる。
男は慌てるように、お辞儀をした。
「せっかくメインショーに移れると思ったのに・・・。
非常に残念です。 ですが、楽しみは後にとっておけとも言いますしね。 今回はこれぐらいでショーは終了とします。」
どんなに優秀でも、多勢に無勢では不利に違いはない。
逃げようとする男へ、アルマはありったけの力で槍を振り向ける。
だが、男を貫いた槍に手ごたえはなく、そのまま男の中で空気を裂いていく。
よく見れば、それは男の残影だった。
彼は消え行く闇の中に溶け込み、残像のみを残して消え去ってしまったのだ。
「随分楽しませてもらいましたよ。 私は朝に弱いので失礼します。
アルマ様、またお会いできる日を楽しみにしております。
シャニーさん。 貴女も色々仰っておられましたが、あれだけ振舞えるなら立派な殺戮者ですよ。
ヘンな正義感など捨てて心の赴くまま、殺意に身を任せれば楽に人生を送れますよ。 人生楽しまなくてはね。」
言葉だけが不気味に響き、脅威はその場から去る。
アルマは舌打ちをしつつ、背後にある木の根元を見る。
そこには、レイサややっと到着したウッディから手当てを受けて肩で息をしながらも立ち上がろうとするシャニーの姿があった。
アルマは親友のもとへ寄り、膝をかがめて視線を合わせる。
「シャニー。」
「アルマ・・・無事でよかった。 あいつ、あんたを狙ってたみたいだったから。」
シャニーの苦痛の中で見せる笑顔に、アルマは涙腺が緩みそうになった。
無事でよかったなどという言葉をかけられたのは、何年ぶりだろうか。
「こちらこそ申し訳ない。 無事でよかった。
まぁ、あの程度の賊にコテンパンにされるとは、私のライバルにしては少々力量不足だが。」
アルマの不敵な笑みから放たれる言葉を、ウッディは許せなかった。
彼はアルマに詰めよって拳を突き上げた。
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137 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 11:57 ID:2U
ウッディには、自分を棚に上げて責任転嫁する彼女が許せなかった。
体を乗り出して言い返そうとするウッディだったが、何かが服に引っかかり前に動けない。
よく見ると、シャニーがウッディの白衣をしたから引っ張っていたのだ。
―やめて
その力ない主張に、ウッディは止む得ず感情を抑えた。
援軍に到着した者達は、騒動が既に鎮圧している事を知り安堵の表情を見せる。
その顔にはどれにも等しく、眩い朝日が映えていた。
服を引っ張る力が無くなり、ウッディはシャニーのほうを振り向く。 その途端、彼は心臓がはじけそうになる。
緊張がぷつんと途切れた途端、体中を走り抜ける鋭痛でシャニーは気を失ってしまっていたのだ。
再び皆に緊張感が走り、皆はシャニーを運んで城へ急いで戻っていく。
今までの騒がしさがまるで嘘のように、普段見慣れた静寂のなかで寒く清清しい朝に戻る。
アルマは焼け焦げ、灰になった木々を見ながら、しばらくその場で独りになっていた。
「やはり、選択肢はない。 人間こそ光というこの世界。 あいつに言われなくとも、この手で変えてみせる。
しかし、奴らに気付かれている以上、余裕はないな・・・。」
彼女もまた、天馬を駆り、城へと戻っていった。
周りにはもう闇はなく、太陽の光でいっぱいに埋め尽くされていた。

 怪我人を出すほどの騒動であったにもかかわらず、騎士団内ではそこまで問題にならなかった。
現在イリアでは、戦後の賊が今も活発に行動しており、その討伐が毎日のように行われている。
昨夜の話も、その一環として片付けられてしまったのだ。
アルマにとっては都合のよい話であったが、事件は彼女の行動を一層エスカレートさせた。
 事件から二日後の早朝、騒然となる第一部隊。
そこには見慣れた第一部隊の面子と兼任部隊長のティト、そしてアルマがいた。
彼女は笑顔でティトに頭を下げる。 ティトは、いやその場にいた者は皆、それと同時に放たれたアルマの言葉に、絶句した。
朝から問題児が部隊を訪れ、何をしに来たかと思えば・・・。
「団長、是非、私をあなたの弟子にしてください。 お願いします。」
寝ぼけているのかと、皆思った。
何の前置きもなく、突然朝のミーティング中に現れてこんなことを言うのだ。
他の人間が言った言葉なら、朝からヘビーな冗談を言うね、の程度で済むかもしれない。
だが、それを言った人物がアルマだけに、冗談はまずない。
一同は緊張と言うより、何か得体の知れない感情で不安になった。
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138 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 11:58 ID:2U
思いもよらない話が続々と出てくる。
あれだけアルマを可愛がって重用していたイドゥヴァが、たった一度の失敗で彼女を破門としたと言うのである。
それにしても、随分ムシのよい話である。
今まで直接言ったにはないにしろ、散々団長のやり方を非難してきた人間が、
今となって考えに共感しているといって握手を求めてきたのである。
ここまで露骨なやり方であれば、誰でも何か裏があるのではないかと思うのは当然かもしれない。
隊員の一人が、ティトの横へ寄り、耳打ちをする。
(団長、これは明らかに罠です。 きっとイドゥヴァ部隊長と意を通じて、何か悪いことを企んでいるに決まっています。)
ティトは改めてアルマのほうを見てみる。
彼女は笑顔で、大人しくこちらの反応を待っている。
今まで彼女は、イドゥヴァ部隊長の右腕として新人ながらその働きは目を見張るものがあった。
ところが今回、そのイドゥヴァに破門されたというのである。
有能な部下を、そう簡単にこちらへ引き渡すはずがない事は誰でも分かる事だ。
(めったなことを言うものではないなわ。 証拠は無いし。)
(ですが・・・。)
しばらく耳打ちが続く。 しかし精鋭部隊である第一部隊は業務が立て込んでいて、
あまり時間を裂くことが出来ないこともまた事実だ。
今日も例に漏れず、ミーティングが終ったら即エトルリアに飛んでいかなければならない。
エトルリア貴族との間で傭兵受け入れの打ち合わせがあるのだ。
ティトは隊員たちの意見も最大限尊重したかかったが、今回は自らの判断を通した。
「・・・いいわ。 貴女の実力を認めて、第一部隊所属の騎士として今日から任務についてください。」
「ありがとうございます。」
「だ、団長!」
その場にいた誰もが、ティトはこの青二才を突っぱねると思っていた。
それなのに、団長は全く逆で、アルマを受け入れると解答したのだ。 しかもあろうことか、彼女の実力を認めた上で、だ。
もちろん周りからは、思いとどまって欲しいという気持ちが言葉になってティトを囲んでくる。
「ただし。」
その仲間の言葉を遮って、ティトは一声放つ。
その声に、部下達はすぐに言葉を喉元に留める。
団長のことである。 きっと何か考えているに違いない。 部下達はその後に続く言葉を信じた。
「そろそろ入団二年目になるとは言っても、私から見れば、貴女はまだまだ経験不足の新人よ。
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139 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 11:59 ID:2U
今までに見たことのないような彼女の振る舞いだったので、ある者は改心したのかと思い、ある者は更に警戒心を強めた。
むろんどちらの感情を抱く者が多かったかは明白であるが。
その一人が、ティトの傍に寄って心配そうに声をかけた。 それは副将だった。
「団長、いくら団長と言ってもあんなのを傍に置くなんて信じられません。」
「ソラン、そう言わないで。 彼女のひたむきに任務へ当っている姿は知っているわ。
しばらく様子を見ましょう。 そろそろ異動辞令も近いし、その頃でも遅くないわ。」
団長がそういうなら、その隊員は今回はそれでやめた。 団長には団長の考えがあるのだろう、と。
だが、それでも危機感がどうしても拭いきれない。
あの野心家であるイドゥヴァの腹心だったのだ。 
彼女自身もかなりの野心家であるのを皆は知っていたから、そうそう簡単に改心するとは思えるはずもない。
むしろ、権力取りに失敗したイドゥヴァを見捨てて、団長を利用しようと今更言い寄ってきたのではないかと思えてしまう。
そういった納得できないと言う思いが、自然と顔に表れていた。
「どうしたの?」
ティトも副将の曇った顔の理由が分かっているから尚更、そう聞きたくなる。
「本心をお聞かせください。」
「え?」
「団長も、彼女が何か企んでいるかもしれないという事は少なからず頭にあると思います。
それでも、彼女を第一部隊で面倒を見ることにした本当の理由をお聞かせください。
いくら団長の意向とは言え、今回の決定は今後の天馬騎士団にも関るやもしれません。 納得できるお答えをいただきたいのです。」
副将も今までは信頼する団長の考えなら疑問を投げかけても従ってきた。
だが、今回ばかりは団長の真意が読み取れない。
ティトはお人よしだから、イドゥヴァに見捨てられたアルマを哀れに思って拾ってやったとしたら、
まんまとわなにはまっているのではないか。 少しばかりひねているかもしれないと思うくらい、副将は心配だった。
ティトは珍しい部下の態度に、一瞬目を丸くした。
だが、彼女も独断で決定したので反感はあることが分かっていたし、
自分を分かって欲しいと言う気持ちが強かったので、包み隠さず話すことにした。
「そうね、なんて言えばいいのかしら。 ・・・暴れ馬を手綱で繋いでおくには絶好の機会とでも言っておこうかしら。」
ティトもアルマも型破りな行動には警戒していた。
だが、特に規律を犯しているわけでもなく、所属部隊も違うという事から、今までは手を出すことが出来なったのだ。
それが今回、こうして自分から鳥かごに入りに来たのである。
「団長はすぐ厄介ごとを引き受けてしまうのですね。」
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140 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:00 ID:2U
「そりゃそうでしょう。 口に出した事はないけど、団長は彼女を相当大切にしているみたいだし。」
口々に出る世間話をアルマはずっと聞いていた。
「でも、たかが夜賊ごときにボロボロにされるなんてね。」
「あの子ってベルン動乱で活躍して勲章貰ってたよね? 剣の腕は騎士団でも随一って聞いてたのに。」
「どーせたまたまうまく行ったという話が大きくなっただけでしょ、 ぱっと出の子供が私達より実力があるなんて信じられないし。」
ここまで黙って聞いていたアルマだったが、親友が貶されているのを聞いて黙っていられなくなった。
先輩達の輪に入っていく。 先輩達は警戒する相手が自分達のところに寄ってきたので笑いが止まった。
「もし、シャニーを襲ったのが夜賊ではなかったとしたら?」
「どういうこと?」
「単刀直入に言えば、貴女達なら怪我では済まなかったということです。
あいつは夜賊なんかじゃない。 誤情報にまかれて親友を貶すのはやめていただけませんか?」
先輩達がむっとしたのは言うまでもない。
単純に、お前らは雑魚だと言われたようなものなのだから。
「賊じゃなかったら、一体なんなのさ。」
「それは、先輩方は知る必要のない情報ですよ。」
「・・・へぇ、他人に興味なさそうに見えるけど、案外仲間思いなんだね。 相手があんたを仲間だと思っているかは別として。」
皮肉の混じった言葉が、アルマに返ってくる。
アルマはそれへ笑みを浮かべて楽しげに話した。
「私は自分の認めた人には誠意をつくしますよ。 団長だって、もちろん同じ夢を持った人として敬愛すらしています。
少なくとも階級だけ上で実力の伴わない人はどんなに先輩でも認められませんが。」
皮肉には皮肉で返す。 ここまであからさまだと返す言葉もなかった。
これはとんでもなく厄介な存在を、第一部隊で面倒を見ることになったと皆思う。
暴れ馬を早く手綱で繋がなければならなかった。
今はまだ、馬屋に放り込んだだけだ。 このままでは馬屋が荒らされてしまう。
「そこまで言うならあんたの実力、とくと見せてもらおうじゃないのさ。」
槍を構える先輩。 その目線で、アルマにも槍を取れと指図する。
「どうなっても知りませんよ?」
アルマは仕方なく、売られた喧嘩を買う事にした。
(実力もないくせにふんぞり返る連中に、身の程を教えるチャンスだ。)
他の隊員の制止も振り切って、二人は空中に舞った。

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141 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:00 ID:2U
ティトは小走りに城の廊下を歩いていく。
向かう先は団長室を含めた部隊別の事務室がある二階ではなく、城の一階にある部屋。
一階は非戦闘員である本当の事務員達が働く場所だ。
近況報告以外では普段はあまり訪れない一階。
だが向かう先は、その中ではある程度お世話になっている場所だった。
予想はしていたものの、その部屋の戸を開けた瞬間、特有のにおいが鼻についた。
「ティト団長、おはようございます。」
いつもどおり、礼儀正しい男性の声が聞こえた。
見れば左手でウッディが会釈をしている。
彼は実験室の中で試験管に囲まれていた。 いつ来ても同じようなシチュエーションだ。
「毎日大変ね。 本当は実験室と医務室を分けてあげられるとよいのだけど。」
労いの言葉を彼女は忘れない。
まだ見習いであると言うのに、傷付いた騎士の治療を一手に引き受けてもらっているからだ。
戦争は命だけではなく、経験や技術といった無形なるものをも奪っていた。
「とんでもないですよ。 こちらこそ感謝しています。
勉強をさせていただきながら給金まで支給していただけているのですから。」
部屋は殆どが医療道具や薬品、寝台で占められている。
その隅っこに、蚊帳でお情け程度に仕切られた場所があり、そこが彼の実験室となっていた。
だが、彼はそこで殆ど実験できずにいた。
同じ部屋に怪我人がいるのに、細菌やらなんやらの研究など出来はしなかった。
彼がそこで実験している時はたいてい、研究結果をまとめる時や、治療用の薬品を調合する時そして試験薬を作製するときぐらいだった。
「そう言ってもらえると助かるわ。
もう少しだけでもお金に余裕が出来れば、援助してあげられるのだけど、今は我慢してね。」
「僕もいつか恩返しが出来るように研究に励みます。」
ティトは真っ直ぐで真面目な彼に好感を持っていた。
彼には不思議と、ティトにある人物を思い起こさせるものがあった。
今でも文通をしている親しい間柄。 疲れていても、文通相手も激務をこなしていると思うと自然とやる気がおきてくる。
無骨で品のかけらもない男だが、身内以外で自らが唯一圧倒された相手だった。
「どうかしました?」
はっと我に返れば、ウッディが不思議そうにこちらを見ていた。
こんな大変な時期に、男に現を抜かすとは。 そう思うと情けなくなってくる。 ティトは頭の中で自分の頭を叩いた。
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142 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:01 ID:2U
「とんでもない! あいつは僕を守ってくれたんです。
僕が何も出来ない男ですから、余計な負担をかけてしまって。
彼女の治療だって、大方は魔法の杖によるものですし。 僕に出来る事など微々たるものです。 彼女には本当に感謝しています。」
彼は自分の無力さを思い知っていた。
特に、アルマに言われた言葉は否定できない、とてもショックの大きいものだった。
魔法に出来る限界と、医学に出来る限界。 これには明確な境界があると彼は信じていた。
そして今、目の前で親友に起きている苦しみは、
医学の限界を超えた魔法の領域で為しえることのできる芸当でのみ取り除くことが出来る。
自分の力では恩返しが出来ない。 その無力さが歯がゆかった。 アルマもきっと笑っているだろう。
―口ほどにもない、と。
悔しさをばねに、彼は更に研究に勤しんでいた。
魔法では到底解決できないような、医学にしか出来ない部分で親友と同じように国へ貢献しようと。
それが、親友への一番の恩返しになる、と。
「あなたがそう言ってくれると、きっとシャニーも喜ぶわ。
でもね、私が言いたいのはそういうことじゃないの。
自覚と意識の切り替えをして欲しいと言う事なのよ。 厳しいことを言うようだけどね。」
「意識の切り替えとは?」
「傭兵として戦地に赴いたときは最低限、自分の命は自分で守らないといけないかもしれない。
でもね、そうでない時は皆仲間なんだから助けを求めてもいいんじゃないかしら。
そういう気持ちの切り替えよ。 あの子はまだいつでも戦場の気持ちで戦っているわ。」
「・・・。 期待しているんですね。 僕はシャニーが羨ましいです。 ティトさんのような自分の事を心から想ってくれるお姉さんがいて。」
ティトはなんだか恥ずかしくなって、返す言葉に困った。
苦しみ紛れでシャニーの元へ寄ってみる。
相変わらず目を覚まさない。 余程体への無理が大きかったのだろう。
もうすぐ彼女達も入団してから1年が経つ。
個人差はあれど何がイリアに必要なのかを考え、知って、理解をし、どうすれば良いのかを考えるところまでは来ている。
そろそろ次のステップに進まなければならないとティトは考えていた。
彼女は人材の育成に特に力を注ぐ事を当初から心に決めていた。
またあの惨劇を引き起こさない為には、人材力が大切だと。
「・・・まぁ、でもこの子も随分成長したわ。 前に比べれば責任感が出てきたというのは見せてもらった。
褒めるとすぐ調子に乗るから、めったに褒めないでいるのだけどね。 別に彼女を認めていないわけじゃないのよ。」
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143 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:02 ID:2U
ウッディは何も言わずに、彼女にそれを任せる。
ティトの後姿を見守るその顔は、自然と笑顔になっていた。
タオルを冷たい水で硬く引き締めたティトは、また寝台に腰掛ける。
彼女はタオルをきれいにたたむと、シャニーの額にそれを戻してやる。
静かに眠る妹の顔をしばらく見つめ、彼女は妹の頭をそっと撫でてやった。
シャニーはこうしてやると喜ぶという事をティトはずっと昔から知っていたが、なかなかそれを行動に移せなかった。
これ以上にないというほど親しい間柄なのに。
それが今回、なんの躊躇いもなく自然と彼女の頭に手が伸びた。
これも今まで分かっていたことだが、いつ会えなくなってしまうかもしれないという恐怖にも似た感情。
妹が修行に出るまでは言うに及ばず、ベルン動乱時ですら二人は一緒だった。
そして今度は同じ騎士団で毎日顔を合わす。
その日常で、分かりきっている常がそうではないように思えてくるのだった。
しかし、こうして妹が瀕死の重傷を負い、目の前で横になっている姿を目の当たりにした。
すると今まで隠れていた常が、自分の心をその棘で痛めつけるのだ。
ティトには、かつて自らの師から何度も言われていたことを思い出していた
―やれる事は、やれるうちにやっておかなければ、出来なくなってから後悔しても遅いんだよ。
―世の中いつどこで何があるのか分かりゃしないんだからね。
結局師の生前に、師へ恩返しと言える恩返しを出来なかった。
その二の舞を踏みたくはなかった。
時間の許す限り、彼女は妹の頭を撫でていた。
ウッディも何か姉というよりは母に見えるその姿から溢れる妹への愛情に、自分から話しかける言葉が見当たらない。
「いつもは壊れた蓄音機みたいで、ホントやかましいぐらい元気なヤツが、こうして寝ているとなんか不気味ね・・・。」
しばらくそうした時間が続いた後、ポツリと漏らされた不安。
「壊れた蓄音機ですか。 ははは、シャニーにはお似合いですね。」
「そうなのよ。 うるさいからってガツンとやってやると、しばらくは静かになるんだけどね。
またすぐ元のようになっちゃう困り者だったのよ。 ・・・。」
ウッディはびっくりして返そうとしていた言葉が喉で捺し留めた。
何せティトの目から流れる光るものを見てしまったのだから。
彼は無言でハンカチを彼女に差し出してあげた。
差し出されたティトも、恥ずかしさと相まって感謝の気持ちを無言で伝えた。
気を落ち着けた彼女は、大きく息を吐くと、ウッディにハンカチを返した。
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144 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:03 ID:2U
珍しい来客も退室し、再び静寂に包まれる医務室。
聞こえるのは実験用のマウスが車を回す音と、シャニーの寝息だけ。
「ごめんな。 僕が君にしてあげられるのはこれぐらいしかないんだ。」
彼はティトが換えてくれたタオルで、彼女の顔や体を拭いてやる。
顔を隠す髪をたくし上げ、もう一度洗ったタオルを額に乗せた。
一通り終っても、彼はしばらくずっとベッドの横でシャニーが目を覚ますのを待っていた。
再びあの元気な顔を誰よりも早く見たかった。
「どうもー。」
そこに聞こえてくる新たな来客、セラだった。 どうも今日は来客が多い。 
「なんだ、セラか。 何か用?」
「何か用って、それが患者に対する台詞?」
「患者って言ったってお前言うほど重症じゃなかったじゃん。」
ウッディが一応消毒剤と包帯を用意して持ってくる。
セラのほうは痛そうに腕の包帯を慎重にとってみせる。
あまりにわざとらしいその芝居に、ウッディはため息をついた。
「どーせ自分で出来るだろ? ほら、包帯ここにあるから。」
「あー冷たい! 私がこんなに痛がってるのに。 シャニーのときとえらい扱い方が違うじゃない。 やっぱりあんた・・・ははーん。」
セラが得意げにウッディを見つめる。
あまり彼女のペースにしたくはないので、速攻で否定するウッディ。
「彼女は重症だったから、特に厚い看護をしてるだけ。
君は魔法を使わなくても完治する程度の軽症患者。 扱いを異にするのは当然だと思うんだけど。」
「まーたそんな人が聞いたら本当かと思うような言い訳して。
まぁいいわ。 私は影から応援してあげるからサ。 愛のキューピット役なんて私に相応しいじゃない。」
どうもセラには敵わなかった、
どんなにうまく言っても、必ず相手のペースに持っていかれてしまう。
彼は半分聞き流しながらさっさとセラの怪我の治療を済ませ、話題を摩り替える。
壊れた蓄音機は、シャニーだけではなかったのである。
「お前にも苦労をかけてすまなかった。 君達がいなかったら、どうなっていたことか。」
「とんでもない。 私だって酔っ払っててどれだけ役に立てたか。」
「そうだね。」
「ぐ・・・。 あんたねぇ、そういう時はそんな事ないって言うもんでしょ?」
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145 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:04 ID:2U
「うん。 あんたを逃がしてからね、あいつ人が変わったみたいに恐ろしくなってさ。
殺してやるぞーって目を見開いて何度も怒鳴ってた。 私怖くて見ていられなかったもん。」
親友の全く知らない一面を知り、ウッディは息を呑んだ。
あのシャニーが、殺意をむき出しにして襲い掛かる姿・・・とても想像できない。
だが、歴戦を戦いぬけてきた人間だ。 一度タガが外れれば戦士としての血がたぎって来るのかもしれない。
「でも、私も大怪我をして幻聴を聞いていたのかもしれない。 だって、あいつがそんな事言うわけが・・・。」
「・・・そうか。 でも、人には必ず眠っている性向があるって言うよ。
彼女も人竜戦役以来続く騎士の家系だし、そういう気質があってもおかしくはないのかもしれない。
いつもがいつもなだけに、にわかには信じがたい事実だけど。」
何とか理由を見つけて、この驚きを抑えようとするウッディ。
しかし、その隠れた性向も何かのきっかけがなければ眠りから覚めることなど無い。
先日の襲撃は、彼女にとって極限を要求していたから、きっかけとしては相応しいものであった。
そうでなくとも、襲ってきた相手は殺意に満ちた顔を見たいと言っていたぐらいなのだから。
「あの仮面の男・・・一体何者なんだ。」
「結局、アルマをおびき寄せる為に私達を襲ってきたんでしょ?
あんなヤツのために私達が被害を被ったと考えると、何か腹が立つわ。」
ウッディもセラの考えに同意であった。
だが、セラと違って自分は何も言えなかった。
自分の身すら守ることの出来ず、守ってもらうだけの自分が、何を言えるだろうか。
アルマの不敵な笑顔が脳裏に浮かぶ。 悔しいが、無力な自分では反論が出来ない。
「なぁ、セラ。 僕でも必死になれば剣を扱えるようになるんだろうか。」
「え?!」
窓の外の風景をゆっくり眺めていたセラは、思わず声をあげて蚊帳の方を覗く。
見ればウッディが製薬をやめてこちらの答えが帰ってくるのを待っていた。
セラは正直、どう答えればよいかに迷った。
いきなり剣を振って上達するようなものではない。
まして剣は、使いこなしに相当の技術を要する武器。
素人が少し手解きを受けたぐらいで扱えるようになる代物では、決してない。
だが、ウッディの口調から察するに、彼の意図はなんとなくはわかる。
どういえば、納得してもらえるか。 何とか言葉を搾り出し、答えようと口を空けたその時だった。
「あー、セラ! ウッディ様を独り占めにしてたな!」
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146 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:07 ID:2U
早足で部隊へ帰るティト。
もうみな支度を終え、自分の帰りを待っているころだ。
出発後の航路と天気を考えながら城の外へ出て、部隊と分かれた場所に急ぐ。
部隊を見つけ、お待たせ、と声をかけようとしたティトは目を疑った。
自分の部下達が皆、一点を見つめて瞬きもしない。
その先を見れば、何と部下同士が私闘を行っているではないか。
「何をやっているの! 降りて来なさい!」
戦っている二人を大声で呼び止めて引き摺リ下ろす。
近くで改めてみてみると、アルマと対峙していた隊員は相当酷くやられていたようだ。
周りの隊員にも数名、同じような者がいる。
どうやらアルマ一人に何人もがコテンパンにされたらしい。
「これから出撃と言う時に何をやっているの!」
様子を見ていることしか出来なかった隊員たちから事情を聞く。
それにつれ、これが単なる私闘などではなく、喧嘩であったということが明らかになっていく。
アルマの加入によって何かしらの波紋が生じる事は予想していたものの、まさかこんなに早くそれが訪れるとは。
「アルマ! さっき言ったばかりでしょう。 何故勝手なことをするの。」
「私は先輩の指示で槍をとったんです。
あの状況で嫌ですとは、後輩としては言えなかったんですよ。 決して自ら進んで私闘を行ったわけではありません。」
戦った先輩達も、アルマの実力を認めざるを得なかった。
一人だけならまだしも、誰もアルマに参ったと言わせることが出来なかったどころか、こちらが参ったと言わされたのだから。
その悔しさと言ったら、言葉で言い表せるものではなかった。
「まったく。 騎士としての強さは槍術だけじゃないとあれほど言っているのに。
もう叙任何年目だと思っているの? もう少し騎士としての心を磨いてちょうだい。 槍術なんかよりよっぽど重要よ。」
ティトに叱られ、皆は反省しているようだ。
アルマただ一人が、まるで他人事のように槍を磨いていた。
だが、ティトも叱るに叱れなかった。 何せ先輩の指示に従えと命令したのが、他でも無い自分であったのだから。
(・・・流石に手強いわね。 でも・・・。)
ティトは確かな手ごたえを感じていた。
アルマが加入した事により、他の隊員たちの雰囲気が変わってきたのがもう分かったからだ。
―こんなヤツには負けられない。
この闘争心が、良い方向へ向かってくれるように、ティトは願った。
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147 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:08 ID:2U
これから同じ部隊で仕事をしていくのだから、親しくなっておくことに越した事はない。
それに、こういう後輩を味方に付けておいて損はないという打算もあった。
アルマはそっけない奴という噂が広がっていたので、懐くか不安だった。
だが、そんな先輩の思惑とは裏腹に、いろいろ話してきた、
「いえ、特には。 ベルンがイリアの見習い騎士を軍の中枢に置くわけがないですから。」
「じゃあベルン軍でどんな任務をこなしてたの?」
「雑用ですよ。 別に騎士じゃなくても出来るような雑用です。」
先輩達は首をかしげた。
団長の妹が腕の立つ騎士だと言う事は、エトルリア軍で転戦に転戦を重ねた激戦を戦い抜いたその経験によるものと言うのは理解できる。
だが、アルマは別に戦場に多く立ったと言うわけでもないのだ。
それなのに、自分達よりはるかに実力があるというのが理解できなかった。
「ただ、所属自体はマードックと言う将軍の直下部隊でしたから、戦略とかそういう事はいろいろ盗み聞き出来て収穫になりましたけどね。」
「はぁ?! マードック??」
マードックといえば、前ベルン王国で三竜将と呼ばれる軍事幹部の中でも筆頭に当る人物である。
彼は外様と言えど、実力のあるものなら対等に扱う人間だった。
そんな人物に仕えていたとは、やはり何か人物として光る部分があったようだ。
だが、イリア人にとって、彼はそんな映り方はしない。
マードックといえば、イリアを占領した憎きベルン軍の将軍に過ぎなかったのだ。
「あ、あんたさ、敵国の将に仕えて何も思わなかったわけ?」
「別に。 むしろ母国に腹が立ちましたよ。」
想定外の返事に、先輩はどう言葉を返せばいいか分からない。
もし、自分が同じ境遇であったのなら、彼女はまず見習い修行先を変えていただろう。
母国を苦しめるような立場で修行など、出来はしない。
「だってそうでしょう? あんな腐った国に侵略されても、抵抗と言えるような抵抗もろくに出来ずに占領されてしまうなんて。
・・・それ以上に腐っていると言う事ですよ。」
イリアはご承知の通り、戦わねば生きてはいけない国。
侵略を受けた当時も、多くの騎士はエトルリアやベルンに雇われ戦争に参加していた。
当然、ベルンに雇われた騎士の中には、イリア侵略に加担する形となった者だっている。
イリアの国を守るべき騎士が、イリアの外で戦いに参加している。
国内に戻ってきたかと思えば、逆にあろうことか母国を滅ぼす側について戦いに参加する。 国を支える金を得る為に。
この、何ともいえない矛盾がアルマには許せなかった。
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148 名前:Chapter2-2:闇に彩られし者 08/05/05 12:09 ID:2U
しかし、裏切りはタブーで、雇い主のいかなる命令にも従うその長年の姿が、
今のイリア騎士への高い信頼を与えている事にも疑いの余地はない。
「確かに、それは今私達が抱えている一番の問題だわ。
でも、信頼がなくては私達には仕事がない。 イリアと敵対する国からの仕事を断っていたら、私達は食べていけない。
そこはどう考えているのかしら。」
今まで先頭を飛び、航路を導いてきたティトが話しに加わった。
皆は、この若い騎士が難題へどう解答するのか興味津々だ。
「だから私は最初に宣誓したはずです。
今の国をぶっ壊して、新たな国の基盤を作ると。 今のイリアは国とは呼べませんから。
修行に出る前からそう思っていましたが、ベルンを見てそれは核心に変わりました。」
先代が築き上げてきたイリアを否定して、新たなイリアを作る。
とんでもなく考え方が壮大であった。
「へぇ、すごい事考えてるね。 これはすごい大物新人が入ってきてくれたよ。」
言葉とは裏腹に、誰もこの青二才がそれを実現できるなどと思ってはいなかった。
だが、アルマ自身も周りの気持ちは分かっていた。
だから、誰にも自分の心内を見せてこなかったのだ。
今でも、自らの考えの核心は見せてはいない。 そこまで話すのは、自らが認めた相手だけだった。
それに該当する人物は少なくとも、第一部隊の中にはいなかった。
「・・・新たなイリアを作る・・・ね。」
再び雑談に皆が戻る中、ティトだけが、再び先頭に戻って独り言を漏らしていた。


149 名前:手強い名無しさん 08/06/01 22:27 ID:IM
HDDのデータが飛んでしまいました
また更新間隔が空くと思われます。。

150 名前:手強い名無しさん 08/07/28 13:00 ID:ho
続きマダー

151 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 08/08/01 10:43 ID:BE
がんばれ!
書き込みが少なくても楽しみにしてる人はたくさんいる!

152 名前: 08/09/23 11:31 ID:ts
頑張れ!!


153 名前:管理者 08/09/26 23:09 ID:vQ
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154 名前:アイマス信者 09/04/05 12:33 ID:z6
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【27:15】  DS版FEの乱数
1 名前:1 JnY4VaGM 投稿日:08/08/12 00:56 ID:IA
DS版FEの乱数生成部分の解析を行うスレです。

ちょっとトライしてみませんか。


2 名前:1 JnY4VaGM 08/08/12 00:57 ID:IA
■進め方(メモリーサーチ)
下記のステップでチェックするのがよいかなと。番号が若いほど重要と思われ。案募集中。

@過去と同じではないかをきちんと確認する
 ttp://pikaroom.ciao.jp/ 参照。
Aカスタマイズされた過去と同一のアルゴリズム
  →メモリ上の値の持ち方にクセがあるので、それで探してみる
B一般的な乱数アルゴリズム
  →専用のメモリサーチツールを作るのが近道だと思う。
   (このようなツールを探したが、見つからなかった)
Cカスタマイズされた一般的な乱数アルゴリズム
  →上記ツールをちょっと改造すればある程度まで対応できるはず。
D独自の新規の洗練されたアルゴリズムとかハードウェア生成
  →正直、諦めよう。しかし、洗練されてない可能性もあるかと。

■進め方(コード変換)
Bすでに判明済みの成長率などの値などからコードを追うことで
乱数のメモリアドレスを特定する方法もあるが。。
(例えば、LvUP時にちょうど8回アクセスがあった場所を検索出来るようになればいいと思われる)

■乱数消費タイミング計測
@どういうときに消費されているかを確認する。
重要そうな順としては、
・エミュレータのセーブ&ロードでの乱数再現性のあるなし
・フレームが異なることでの乱数の変化
  (同じ行動だが、時間をずらす)
・セーブポイント、章開始時、中断データからの乱数再現性のあるなし
・ステータス画面等からの復帰時の乱数再現性のあるなし

3 名前:1 JnY4VaGM 08/08/12 00:58 ID:IA
■参考リンク
・B、C時に役に立ちそうなもの
多分以下のどれか。
DSの開発環境持っている方いましたら、どういうのが確率高そうなのか教えてください。
ttp://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.security.cryptography.aspx

Category:乱数 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E4%B9%B1%E6%95%B0

・全般的に役に立つかもスレ
【DS】FE新・暗黒竜と光の剣 改造コードスレ
ttp://game14.2ch.net/test/read.cgi/gameurawaza/1217947512/
NintendoDS(NDS)非公式開発 Part3
ttp://pc11.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1207605913/
GC版FEの乱数
ttp://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1112636106/l50
GBA版FEの乱数完全マスター!!
ttp://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1097677546/l50

4 名前:手強い名無しさん 08/08/12 21:18 ID:hU
>中断データからの乱数再現性のあるなし

だが、エミュレータを使ってレベルアップ前のユニットを用意して
中断データから何度も試してるけどステータスの上がり方は
一緒な感じ

封印から乱数調整しないといけない体になって
ストーリーが進まなくなって困ってるんだが
DSでもできるのかな
ここ数日手探りで乱数調整を試してるけど
今までの単純な○×法じゃできない感じがする…

>>1氏の解析期待してるわ

5 名前:手強い名無しさん 08/08/13 00:51 ID:8M
そもそも移動コースは乱数と無関係っぽい

>>・エミュレータのセーブ&ロードでの乱数再現性のあるなし
再現性あり

>>・フレームが異なることでの乱数の変化
>>  (同じ行動だが、時間をずらす)
乱数は変化せず

>>・セーブポイント、章開始時、中断データからの乱数再現性のあるなし
中断即再開は乱数は変化せず
中断後リセットを挟むと変化する

章開始直後レイピアで突くのを繰り返してみたが必殺が出たり出なかったり

>>・ステータス画面等からの復帰時の乱数再現性のあるなし
乱数は変化せず

リセット以外では変化しない?


ざっと調べた感じだと
乱数の調査&調整手段が限られていそうで
実機での調整は現実的ではない仕様のような気がする

6 名前:1 JnY4VaGM 08/08/14 00:36 ID:Fs
お、反応があってうれしい。

>>2はあくまで私の思ったパターンなので、
人によって違うと思っています。私は苦手。
違う案がある場合はさっくりそちらを優先してほしいです。
(事実、過去の判明分は上記のやり方とは違うはず)

あと、>>3のMSDNのは乱数じゃなく暗号になってますね。間違い。
乱数ライブラリは単純なロジックでよいせいか、「一般的な乱数アルゴリズム」ってあまりないっぽい。
やるとしたらMTとXorshiftでのメモリ上の値の持ち方を前提としたサーチするぐらいでよさげ。
(つまり値サーチじゃgdgdになりそうなので、アドレス単位でRead/Write回数を計上出来るようにして特定する)

7 名前:1 JnY4VaGM 08/08/14 00:46 ID:Fs
>>5
>そもそも移動コースは乱数と無関係っぽい
まじっすか。
確かに、やたら、○や×が連続することが多かったなぁ。

移動経路で特定出来ないとなると、戦闘結果とか宝とか召喚とかでしょうか。
Wifi対戦での戦闘結果から乱数位置を特定する方法もありそうです(少なくともGBAと作りが同じなら出来るw)

8 名前:1 JnY4VaGM 08/08/14 01:42 ID:Fs
やっぱり実機で乱数位置を特定する手段を発見したい。

フレーム単位で消費するとかはないようなので、あと少し。
何か1つうまいのが見つかればどうにかなりそう。
戦闘結果からの特定だとボスチク&闘技場でしか使えないし、
そもそもそこまで頑張ろうとする人は多分少ない。

以下にある消費契機から、本当に消費されていないかチェックしたい。
ttp://holy.wonder-egg.com/pukiwiki/pukiwiki.php?%CD%F0%BF%F4%BE%C3%C8%F1%B7%C0%B5%A1

バトルマップだと以下しかない。>>5さんの話から少し埋めました。
残りの「?」部分を試せないでしょうか?
今回増えた機能で足りない分あるかも。タッチペンでXXするとか。

× カーソル移動(Bダッシュ時も含む)、
? マップメニュー、
? 部隊一覧(一覧内のあらゆる画面の表示)、
? 状況、辞書、設定の表示
? 敵味方のステータス画面の表示、
× 時間の経過、
? キャラをクリックした時に出る移動範囲の表示。
? 未行動者選択、
? Rボタンによるステータス表示
? 持ち物の閲覧、交換、輸送隊による所持アイテムの交換、
? 武器、道具の購入、
? アイテムの整理

9 名前:1 JnY4VaGM 08/08/17 13:03 ID:FU
いくつか確認しました。結果は以下です。

84%の命中&13%の必殺が発動するかどうかで確認しているため、
89%前後の確立で正しいと思われ。
ほとんど2回ためしてあるので、もう少し確率高いかもしれません。

× マップメニューの表示
× 部隊一覧(一覧内のあらゆる画面の表示。ソート実行も含む)
× 敵味方のステータス画面の表示(そもそも上部にデフォルトで出る)
× 時間の経過
× キャラをクリックした時に出る移動範囲の表示。
× Rボタンでの上部パネル表示画面変更
× Lボタンでの未行動者選択
× 輸送隊からアイテムを受け取る
× 輸送隊にアイテムを預ける
× 持ち物を複数所持時に装備の変更
× 持ち物を捨てる

× 武器屋入る(だけ)
○ 武器屋の商品を見る(買い。実際にモノは買わない)
× 武器屋で売るために持ちもの選択画面を表示する(実際にモノは売らない)
○ 武器屋の売るために持ちもの選択画面を表示し、武器選択後の「はい」「いいえ」まで表示する。
  (実際にものは売らない)
× 環境での速度、アニメ表示の設定変更
× 指南の表示
× タッチペンでの画面上部に表示される、「A」「B」「X」「R」の選択。
○ 家に訪れる(村ではない)
× 中断後→Wifi対戦、ワイヤレス対戦での編成画面の表示→再開

上記のうち、○になっている箇所について、何か消費される理由が心当たりある方いますか?
(例えば、時によって、売値が変わるとか、村のメッセージが変わるとか)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

10 名前:手強い名無しさん 08/08/20 06:33 ID:9I
> × 武器屋入る(だけ)
入るだけでも、すぐに出ないで数秒待ってから出ると乱数が変化しているようです。

家に訪れた場合もですが『まばたき』をするたびに乱数を1個消費しているようです。
まばたきのタイミングでも決定しているのでしょうか。

11 名前:手強い名無しさん 08/08/21 23:11 ID:oM
まばたきとかないわw

12 名前:1 JnY4VaGM 08/08/30 01:44 ID:co
まばたき 乱数 の検索結果 約 1,490 件中 1 - 10 件目 (0.27 秒)

まばたきをすると乱数が消費されるのであれば、
まばたきの仕方を乱数で変えているのかもw
しかし、ジックリ目を凝らしてみても、まばたきの仕方はほぼ同じでした。
まばたき間隔はそこそこ定期的だけど変わるようにも見えなくない。

>『まばたき』をするたびに乱数を1個消費しているようです。
1個ってどうやって分かりました?

13 名前:1 JnY4VaGM 08/08/30 02:47 ID:co
以下を確認しないとあきらめ切れない。

中断→対戦を行う→再開をエミュレータのセーブロード機能を使えば、
中断時に乱数を保存している/していないが分かるはず。

■保存している場合(再生時に読み込まれる)
GBAと同じつくりなら、「乱数位置を特定するために一時的に中断」が
出来たはず。
(あるなら)サウンドルームのランダム再生機能や対戦によって乱数位置を特定後、
再開する手が取れると思っています。

■保存していない場合(再生する直前の位置が再生しても引き継がれる)
・ワイアレス通信で相手側ホストで開始、即中止。
 で、相手側ホストの乱数位置でいつでも出来る可能性がある。
(エミュレータでwifiやワイアレスの再現出来ますか?
 出来ないなら実機が必要)
・「保存している場合」と同様の手も打てる

そういえば、GBAで戦闘前のデモなどで乱数消費の有無がかわったのも
「まばたき」だったのでしょうか。

14 名前:アイマス信者 09/04/04 13:25 ID:H6
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遠●凛で検索するとモザ無しあるよ
他スレに凛ちゃんのアイマスコス貼ってありますぉ

15 名前:巨乳マニア 09/04/15 11:38 ID:/I

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【28:11】  聖魔に関して
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:04/10/16 06:16 ID:IdFCFsfM
FEは基本的に対人戦に意味があったと思うのですが、
今回から魔物とかなんだかちょっと…っと感じです。
実際皆は封印や烈火と比べてどうでしょうか。
発売されて間もない聖魔に関していろいろ話しましょう


2 名前:手強い名無しさん 04/10/16 23:17 ID:qIEvcPcE
俺はまだ途中までしかやってないけど、「魔物」は何か違和感はあると思う。
出来れば次回作は元(対人)に戻して欲しい。気が付いたら魔物どころか
ロボットとか宇宙人とかストリートファイターとかと戦わされる、とかいう
展開だけはマジ勘弁。

ところで2chで使われる魔物(=マモノ)のAAって、FEのバーサーカーにソク−リだよね?



3 名前:手強い名無しさん 04/10/17 09:31 ID:ubDi4rYc
個人的にはGBAでは烈火が一番面白いと思いました

4 名前:手強い名無しさん 04/10/23 00:40 ID:B3TbrDtY
自分は封印の後半のマップがオモシロイと思います。


5 名前:VPe8dmlE 04/10/26 05:41 ID:2Net2Vk2
封印はぬるゲーマーの俺には一度もクリアできない。

6 名前:手強い名無しさん 04/11/11 23:11 ID:qSZaajAg
正直、聖魔にはイマイチ魅力を感じない・・。
エイリーク編15章まで進めたが、なんとなく始めた封印の方に
ハマってしまう始末。封印2周目なんだがなぁ・・。
こんな香具師って漏れだけなんだろうか?


7 名前:手強い名無しさん 04/11/25 23:13 ID:kkLvrdD2
ヌルゲーマだけど封印はクリアできだよ。

8 名前:手強い名無しさん 05/10/26 19:45 ID:G7/pwBtk
今思った。
聖魔で塔の音楽あるけど、
あれの最初の方の所、
クロノトリガーの未来のフィールドの音楽に
なんとなく似てる。

9 名前:手強い名無しさん 05/11/08 22:46 ID:zKAUTtf2
ワイバーン最強

10 名前:ilxwkga xucj 07/02/28 05:18 ID:.c2bvYxc
itdxubmrz ijue mkbsadi onjprav nfos iwxnc itvy

11 名前:手強い名無しさん 08/04/03 01:09 ID:/Y
ttp://www.nintendo.co.jp/fe/fe_museum/seima/character/images/chara06.jpg

名前: E-mail:

【29:20】  FEキャラが演奏するなら・・・。
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:04/08/15 22:08 ID:I.WRcvt.
例)烈火キャラで女子十二楽坊をやるなら・・・。
リン:二胡
フロリーナ:揚琴
フィオーラ:古箏
ファリナ:揚琴
ニノ:笛
レベッカ:二胡
セーラ:笛
プリシラ:琵琶
ルイーズ:琵琶
カアラ:二胡
イサドラ:琵琶
ニニアン:二胡
ヴァイダ:笛


2 名前:手強い名無しさん 04/08/19 14:26 ID:P4vi6AZQ
はいはい、演奏ならフィルですね。

4 名前:手強い名無しさん 04/11/17 21:55 ID:eQV1KdpY
「フィル」ハーモニア管弦楽団

5 名前:旅人 05/08/19 13:25 ID:S8kfkuj.
どうも大塚愛がシャニーとかぶる。
あと、スーが一青ようとも。
んでもってクレイン=タッキー。

6 名前:旅人 05/08/26 07:18 ID:wN2Fkp12
歌手とイメージダブるFEキャラいねーかな

7 名前:手強い名無しさん 05/09/10 18:05 ID:esYe8M9Y
>>5
俺としては大塚愛はワユとかぶる。

8 名前:手強い名無しさん 05/09/22 08:26 ID:7s3/QRjY
>>6
マルスの髪型がやけに和久二郎(WANDS)に似ている
ロイの髪型がやけに杉元一生(WANDS)に似ている


9 名前:手強い名無しさん 05/10/08 11:57 ID:V2jhNpag
エフラムとその仲間達はオレンジレンジ


10 名前:手強い名無しさん 05/10/08 17:06 ID:YaG3Rq6Q
WANDSワラタ

11 名前:手強い名無しさん 05/10/09 08:40 ID:7KyJxLEQ
でも、似てるのは事実っぽく無いか?


12 名前:手強い名無しさん 05/10/12 08:17 ID:7KyJxLEQ
マルスになんてなれなかった


13 名前:手強い名無しさん 05/12/06 10:59 ID:ESS.f5OQ
ロイとマルスがバンドを組み。
ロイ(Vo)でマルス(G)で。

F'e。

14 名前:手強い名無しさん 05/12/09 06:18 ID:F6DP4GdI
>>14
「ふぇ」かよw

15 名前:手強い名無しさん 06/03/14 20:34 ID:T7jcY5uU
ジャンヌ DOLLSのリリーナ&ロイバージョンを想像してみた。


・・・うおwwメチャクチャイイww

16 名前:手強い名無しさん 06/07/10 20:58 ID:FEMP03so
ジャンヌ sisterのルーテ&ノールバージョンを想像してみた。


・・・うおwwメチャクチャww

17 名前:手強い名無しさん 06/09/04 23:01 ID:17jAkZUY
ジャンヌの風にのっては個人的にヨシュアのテーマだったりする
これずっと聞きながら聖魔5章の闘技場でヨシュアレベルアップしてたらもんでね
属性もキャラも風な感じだし、どことなく悲しさを孕んでいるような風のような

18 名前:手強い名無しさん 07/02/23 22:05 ID:46adavog
知ってる奴居ないと思うが「教えてほしいぞぉ師匠」はルーテとラーチェルがデュエットしてるように聞くと結構笑える

19 名前:手強い名無しさん 07/02/24 05:58 ID:CgO/DoXs
ヘクトル編より襟木編の音楽の方が好きだ
への方はどうも無骨さが無意味にアピールされてるようでな

20 名前:手強い名無しさん 08/03/23 08:41 ID:9g
ヒースって案外ピアノ上手そうじゃない?

…影が薄すぎるからこういう妄想設定作らないとやっていけないんだよ
ヒース好きな私としては

名前: E-mail:

【30:16】  ファイアーエムブレム 封印の剣 序章の戦士達
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:08/01/19 17:52 ID:Rg
エレブ大陸の伝説に残るリキア同盟軍の戦士達
その過去、出生などについての物語が今明かされる




2 名前:手強い名無しさん 08/01/19 17:58 ID:Rg
第一章 伝説の天馬騎士ユーノ編『二人の冬将軍』

ベルン動乱が起きる前、20年前のエレブ大陸、イリア地方では
小さな戦があった。北にあるエデッサ地方と西にある国境の者が領土の事で争っていた。エデッサ城に住む城主ガドレスは
民や兵士の犠牲を考えこの領土問題の早期解決をしようとしていた。 

3 名前:手強い名無しさん 08/01/19 18:15 ID:Rg
だが。裏切り者のせいで現状は悪化した。田畑を大半消滅させてしまい。国境を封鎖して他国の介入ができないようにする
そのためイリアは、激しい貧困な土地へと変わり果ててしまった
ガドレスは即和解を求め、争いを終わらせたが土地の貧困に
変わりはなかった・・・・

その5年後・・・・・

国境沿いにある一見の家
少女「やだ、お父さんお母さん行かないで!」
父親「だめだユーノ、それに絶対帰ってくるから」
(少女改め)ユーノ「本当?」
ユーノがそう言うと父親はニコリと笑って頷いた
この男の名はパラディン部隊隊長ブレーク、このイリアの騎士の中ででもっとも強いとされている騎士だ この男には3人の娘がいた。
1歳の赤ん坊のシャニーに5歳のティトそして10歳のユーノだ

4 名前:手強い名無しさん 08/01/19 18:16 ID:Rg
訂正、

国境沿いにある一軒の家
少女「お父さん行かないで!」

です申し訳ありません・・・・

5 名前:手強い名無しさん 08/01/19 22:23 ID:Rg
ブレーク「いいかいユーノ心して聞け」
ユーノ「うん」
ブレーク「これからお父さんは傭兵として他国の争いに介入してくる。もし私に何かあれば・・・・ユーノ、二人を・・頼むぞ」
ユーノ「・・・・・」
ブレーク「返事は?」
ユーノ「う・・うん」
ブレーク「お前は死んだ母さんに似ている優しさもためらう所も
・・・スマン!」そう言うとブレークはユーノに抱きついた
別れが悲しいのかブレークの目には涙が出ていた
ユーノ「う・・・うわああああん!!(泣)」
ブレーク「泣くな! 泣くなよ・・・・」
ユーノ「うう・・・ヒグッ!」
ゴンゴンゴン(ドアを叩く音)
ブレーク「誰だ!?」
兵士「ブレーク隊長、出撃準備が整いました」
ブレーク「ニコラスか・・・」
ブレーク隊のソシアルナイト、ニコラスが準備が出来たと
ブレークの方まで来て報告しにきた
ブレーク「ニコラス覚悟はできたのか。」
ニコラス「ハイ!もちろんですとも」
ブレーク「ではユーノ私は行く」
ユーノ「いってらっしゃい・・・・」
ブレーク「行く前にユーノこれをお前に渡そう。」
ニコラス「それはイリア天馬騎士団長でもあった隊長の奥さんのハチマキ!」ニコラスはそれに見覚えがあった。そう
自分の上司のブレークの妻の天馬騎士団長が付けていたハチマキだブレーク「何かあった時、これを持ってフィオーラさんの方へ行け、」ユーノ「う・・・うん!」
ブレーク「では、行ってくる・・・」バタン!(扉が閉まる音)

6 名前:手強い名無しさん 08/01/19 22:47 ID:Rg
二日後、戦場の地

ブレーク隊はとてつもない危機に直面していた
魔導士のファイアーにより周囲に火事が発生して全員囲まれてしまい逃げ道を塞がれたのだ。
ブレーク「全員、遠距離から投げ槍攻撃だ!
力一杯飛ばせー!」全員「ハッ!」
ニコラス「でぇーーーい!」「えいやっ!」
ブスッ! ドスッ! ザクッ!
魔導士「ガハッ」「グフッ!」
次々と倒れていく、敵の魔導士達
ファイアーにより出来た火も止んで、残ったのは魔導士達の死骸だった。
ニコラス「やったー! 勝利だ。」「よし!」「おっしゃー!」
ブレーク「おかしい・・」ニコラス「どうなされましたか隊長」
ブレーク「解らないのかニコラス何で魔導士だけが居て、しかも
我々に依頼した味方が居ないのか。」
ニコラス「まさか、依頼主は俺たちを滅ぼそうと・・・・」
ブレーク「・・・・・シュバン!」
シュバン「何ですか?隊長殿」
ブレーク「依頼主は、どんな奴だったか?」
シュバン「確か、ボルケラーとか言っていましたね・・・」
ブレーク「何!? ボルケラーだと!」
シュバン「知って居るんですか?」
ブレーク「悪名高い将軍だ。このイリアで以前自分に逆らったとして、イリアの民を虐殺し、悪の限りを尽くした男だ
5年前、ガトレス様によりイリアから追放状を出されてこのイリアから追放されたハズ・・・」ニコラス「俺たちに復讐するんですかね」ブレーク「虐殺を考える奴がする事と言えばこれ以外に何があるシュバン、ニコラス、ベーギル、クライクよ」
部下のソシアルナイトに訪ねるブレーク
皆、現状がよく解っていないのか慌てふためいている
帰ってきてはならない悪将軍が帰ってきたと、その事で頭は
いっぱいらしい。

7 名前:手強い名無しさん 08/01/20 01:01 ID:b.
おつかれさまです。
同じイリアをテーマにしているし、小説仲間が増えて嬉しいなぁ。
続き楽しみにしてます。

8 名前:手強い名無しさん 08/01/20 08:45 ID:32
ヒュン! 兵「グワ!」
ブレーク「しまった! 全員退避!」
矢の雨が突然襲いかかってきたのだ。これもボルケラーの仕業なのか
ニコラス「隊長も!早く」
森へ入ろうと全員突き進む。
ブレーク「よし待って・・・・グワ!」ブスリ(ナイフの刺さる音)
背後から何者かがブレークの背中を刺した
それはブレーク隊の一般兵の一人だった
ブレーク「貴様・・・・まさか」
兵士「生きててもらっては困るのですよ隊長殿」
ブレーク「まさか、ボルケラーの・・・」

9 名前:手強い名無しさん 08/01/20 14:06 ID:32
兵士「あなたにボルケラー様の事を報告されたら困りますのでねえ死んでもらいますよ」
ブレーク「そうはさせん・・・・」
兵士「何?」
ブレーク「イリアの大地は渡さん!」ザシュッ!(斬りつける音)ブレークは力を振り絞り裏切った兵士を斬りつけた
ニコラス「隊長今、傷薬を・・・」
ブレーク「ニコラス・・・・私はもう駄目だ」
ニコラス「え!? 今更何を・・・娘さんに帰って来ると言ったじゃないですか!帰りましょう!」


10 名前:手強い名無しさん 08/01/20 21:05 ID:32
ブレーク「早く行け・・・アーチャー達が狙っている・・・」
ニコラス「でも・・・・」
ブレーク「早く行け! これはイリアパラディン部隊隊長ブレークの命令だ!」
ニコラス「・・・・・解りました」
ブレーク「娘達を見守ってくれ・・・・・」
そう言うとニコラスは森へ急いで入っていった
ヒュン ヒュン ヒュン! ザクザクザク!
ブレーク「ぐうっ! 神将・・・バリガンが統一してくれた
・・・イリアよ・・・・幸アレ」
矢の雨を喰らい、そしてブレークはこときれた
ニコラス「隊長ォォォォォォ!!」
後から炎の燃える音とニコラスの叫びが響いていた・・・・

11 名前:手強い名無しさん 08/01/20 21:26 ID:32
二日後
ティト「お姉ちゃん、お父しゃんはまだ?」
ユーノ「もう少しだよ、もう少ししたら帰ってくるから・・・」
ティト「あ・・・お姉ちゃん、お客さんだよ。」
ユーノ「どちらさま・・・お父さんの所の・・・・」
ニコラス「ハイ・・・・」
ニコラスがそこに居た。傷だらけになりながら帰ってきたらしい
後ろには兵士が3人も居た
ユーノ「あのお父さんは・・・・」
ニコラス「隊長は・・・イリアの裏切り者ボルケラーの罠に
かかってしまった俺たちを助けようと自ら囮になって・・・・
戦死しました・・・・」
ユーノ「え・・・・・・・・・・・・・嘘」
ニコラス「これは、裏切り者が隊長を後ろから刺した時に使われたナイフです・・・・」
ユーノ「そんな、お父さん・・・・」
放心状態のような顔をしているユーノ
ニコラス「我々、イリア騎士団の中で一番・・・尊敬・・・
出来る人物でした・・・・・我々はボルケラーの行方を捜しています隊長の敵は、私たちで・・・・取ります」
ニコラスや兵士の目にも涙が出ていた
ユーノは今まで父と過ごしてきた日々を思い出していた

ユーノの回想
ある時は
ブレーク「ユーノ知ってるか? バリガンの弟子アイスノ
がこの大地の何処かに幻の剣を埋めたのを。」
ユーノ 「知っているよ、聖剣アイスガルムとブリザーラでしょう?」 ブレーク「ハハハ、言われちまったな。これはその剣の図と埋めた場所らしいぜ」ユーノ「うわー凄い」

またある時は
シャニー(赤ん坊)「ウワアアアン!!」
ブレーク「うわああ! 泣きやんでくれよ」
ユーノ「お父さん! 乳瓶の中の量が違うよ!」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

12 名前:手強い名無しさん 08/01/21 10:11 ID:wM
乙です
続き頑張ってください
>>7
双竜な人?
もしそうなら続きうpうp

13 名前:手強い名無しさん 08/01/21 21:55 ID:fM
言い忘れていたけど

話の予定です
2章『ランス編 戦が目覚めさせた鬼神』
3章『シン編 族長の影を追い求め・・・』
4章『ティト編 傭兵故の哀れ』
5章『イグレーヌ編 砂漠の闇に出た光(アストール)』
6章『ガレット編  時代が故に・・・・・』

この話の登場人物
・ユーノ
イリア パラディン部隊隊長ブレークを
父に持つ騎士で15歳の時フィオーラの方に弟子入りして
そこにいたシグーネと腕を競う。
16歳の時、ゼロットと出会い、そこから交際が始まる
必殺技を持っていて技の名はブリザードスラッシュ

・ゼロット
エデッサ城主ガトレスの息子の16歳のソシアルナイトでかなりの荒くれ者。だが本心は恥ずかしがり屋
父ガトレスに命じられユーノと共にアイスガルム、ブリザーラ
を探すことになる

14 名前:手強い名無しさん 08/01/26 22:44 ID:ys
続き

イリアに1年分の食料が支給された新しいオスティア候ヘクトルの妻でイリアの天馬騎士のファリナが頼んでヘクトルがしたのだ
何とか、イリアの経済は安定したのだが問題はまだある寒冷の事だイリアは今極寒の冬食料が来たとしてもこの寒さで餓死してしまう事がある





15 名前:手強い名無しさん 08/01/30 19:34 ID:RI
フィオーラの家

彼女は騎士団に入り、恐慌状態だった軍隊を復活させた
やはり彼女もブレーク目当てでこの軍に入り
強くなったのであろう

16 名前:手強い名無しさん 08/03/17 11:50 ID:Oo
>>1乙です、上手ですねぇ、
続きが楽しみです
がんばってください!

名前: E-mail:

【31:14】  レイソフィについて語るスレ
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:06/06/14 14:00 ID:jYM0BAGo
レソ(レイソフィ)について楽しく語るスレです。
素敵なサイトさんの情報も募集です。
それでは仲良く語りましょう。


2 名前:手強い名無しさん 06/06/15 17:07 ID:u18cO8qM
レイソフィは糞

3 名前:手強い名無しさん 06/06/15 17:26 ID:DZqn3.rQ
レイソフィって単語を見るだけで食いつく馬鹿が多いなぁw

真面目に忠告するならこんなとこで募集かけてないで同盟でも作ったら?

4 名前:手強い名無しさん 06/06/15 17:40 ID:zQ8u27Zw
そう言えば封印で人気カプのくせに同盟ないな。

5 名前:手強い名無しさん 06/06/16 07:34 ID:xPgmKdUc
同盟前は有ったよ、今は知らない。

6 名前:手強い名無しさん 06/06/27 20:39 ID:pYmh3vUM
カバヤキうまーうまってサイトあったけど、
今どうなってんの?

7 名前:手強い名無しさん 06/12/08 14:35 ID:0SDqCmM.
sage

8 名前:手強い名無しさん 07/01/03 20:41 ID:hbKPLqCs
>>4
何故か2ちゃんではレイソフィ好き=腐女子って等式が成立してるからなあ……

>>6
消滅したっぽいorz

9 名前:手強い名無しさん 07/01/08 22:05 ID:RaJC0Hb6
>>8
そりゃレイソフィ好きの半分くらいはレイが大好きな女のファンがほとんどだからな。
レイソフィ好きでもソフィーヤ単体はあんまり好きじゃないって奴も居るからな。>6の管理人みたいな。

10 名前:Canada 07/02/22 12:05 ID:FQMgGufA
Hi! Nice site!

11 名前:Canada 07/02/22 12:05 ID:3D3Q7ePg
Hi! Nice site!

12 名前:手強い名無しさん 07/03/19 08:18 ID:p62v24Hk
レイソフィは神

13 名前:手強い名無しさん 07/05/20 23:45 ID:iNe62/Zs
想○茶屋(一応伏字)ってサイト知ってんのいる?
あそこってどうなったんだ?

14 名前:手強い名無しさん 08/03/17 08:24 ID:H.
結局閉鎖したんじゃねの?
「nemokuge」でヤフっても出てこなかった。
移転前サイトは一応残ってはいたけど。

名前: E-mail:

【32:45】  ファイアーエムブレムで燃えたキャラ
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:03/12/04 04:50 ID:AfqMT8Nw
萌えじゃなくて『燃え』ね
老若男女問わず


26 名前:手強い名無しさん 05/06/25 14:55 ID:JrXY96Rw
某所のせいでレナート熱が再燃しつつある今日この頃。
やっぱ渋いよねぇレナート。

27 名前:手強い名無しさん 05/07/07 14:39 ID:JrXY96Rw
いっつもどこへ行っても賛同者がいなくて悲しいけど、
某スレにてラルフの事を熱く語って参りました。
絶対頼まれやしないけど、そのコピペを墓標としてここに晒す。


>416
ダグダやガルザスまでいくとダメなんだよ
・剣メイン、斧はあくまで飛び道具っぽい
・本っ当に何にも過去を語らない
・最後は歴史に埋もれる
たぶん、誰よりもプロ意識を感じさせる佇まいが好きなんだと思う。
そんな人が小さな山村のために命を投げ出すのと、
偶然居合わせたアマルダと共闘してるのが激しく゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!




もう一つ追加すると、何というか、傭兵という身の上に流されず、
命の重みを考えて行動してそうなとこが
ダグダやガルザスとの決定的な違いだと思う。

28 名前:手強い名無しさん 05/08/05 11:17 ID:18U3fZkE
>>27
よくわからん言い方かもしれんが
ラルフは ザ・生き物・人間 っぽいんだよな
あくまで生きる術として傭兵をやってる感じがする

ガルザスとかは身の上を重んじるがあまり命や人間であることを
二の次にしてしまうある意味不器用な人達だと俺は思う

29 名前:手強い名無しさん 05/08/12 21:57 ID:DRpHBlgI
サイアス燃え。ファラフレイムの継承者で帝国軍の天才軍師という設定が最高に燃える。
たとえ人気が無くてもいつもサイアスを仲間にする俺。

30 名前:手強い名無しさん 05/08/16 00:29 ID:lL3u6i52
俺も二週目三週目とサイアスにした
一周目でセティがフォル装備でスナイパーの魔戦士に
ぬっころされたからです

31 名前:手強い名無しさん 05/08/19 18:44 ID:l/RWKi5o
>>28
あー判る。
むしろガルザスみたいなキャラを描くのがFETSの目的だよね
でも、だからこそラルフに燃えられるのかも知れない

青年誌読んでる方が良いんだろうか自分は…




32 名前:手強い名無しさん 05/08/20 12:36 ID:I9quW7NU
>むしろガルザスみたいなキャラを描くのがFETSの目的だよね

そうなの?

33 名前:手強い名無しさん 05/08/23 21:21 ID:UTFsnH1A
>32
キモい

34 名前:手強い名無しさん 05/09/04 02:23 ID:SCaleHIM
最近読みたいのが
・紋章一部で、マリアの面倒見てる白騎士団
・二部で段々増えてくアリティア騎士団の面々の人間関係
・紋章以前のミディア達
・シアルフィの面々
・聖戦の後のフリージ復興、特に騎士
・西方三島の復興とエキドナ
・イリアのオカルト(語り手はニイメ辺り)
・ユーノさんと三姉妹

最早キャラ単位じゃないんだよね。
上下や身分の交錯してる群像劇が燃える。
ぶっちゃけ恋愛は無い方が遠慮なく衝突とか出来ていい。

35 名前:手強い名無しさん 05/09/06 04:28 ID:iOO1Zvjs
今のFEは萌えは上手くなったけど、たしかに燃えも頑張って欲しいな

36 名前:手強い名無しさん 05/09/08 17:14 ID:i5ot0JtE
アンバランスさが何かを語っているキャラに燃える

・ドーガ
実はアーマーらしくないアーマー。
すんごくひ弱なのをド根性でカバーしている。
それが人気の秘密なのか?
武器レベルも中々上がらないがキラーランスを持たせればひと安心。
・パオラ
力及び技だけは異様に伸びる代わりに何故か素早さがガン
早めにCCさせて手槍係にした
暗黒竜では守備も高かった辺り、受身というか穏健な姿勢が見えるようだ
・ロシェ
素早さの初期値がアレでしばらくの間なかなか追撃出来ない
そこを何とか育てると守備がダントツに伸びるので鬼
こいつも最後まで戦いに反対してたような
・アゼル
とにかく炎魔法の癖に素早いのが燃え
馬に乗ればある程度弱点も限界値もカバー出来るので尚更燃え
その代わり技が上がらないのも下手な鉄砲数撃ちゃ当たるみたいで燃え
欲を言うと砂漠で「降りる」が出来ればもっと良かった
・ロナン
誰もがファラの血族だと決め付ける魔力
移動7、再行動☆3、トドメにスキルは連続
…弓を湯水のように(ry
・リリーナ
言うまでも無く最終兵器彼女燃え
素早くないし当たらない。だがそこがいい。技の補強禁止
サンダーストームで博打しまくり。杖は使いません。

>35
本来FEは燃えてナンボなんだよ
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

37 名前:手強い名無しさん 05/09/09 11:34 ID:E1USl4sQ
私的に燃えたキャラは
1.フュリー
ステータスが上がらない・・・彼女のレベルアップの為に何百回とリセットした
しかし育てば後は武器の血塗らせ要員として大活躍。
個人的にファルコンナイトのステータス最大値は聖戦が一番良かった。

2.ドーガ
強い、早い、微堅い(?)なアーマー。
彼こそはアーマーの鏡。後半になると思い鎧を着つつもソシアルナイト達よりすばやくマップを動く勇士に燃え。

3.アーダン
キャラに燃えた。でも聖戦は騎兵が強いので何時もボス虐め係・・・。

38 名前:手強い名無しさん 06/01/13 22:30 ID:ccKPfTDM
エフィデルとかヴァルターかな。なんとなく。


39 名前:手強い名無しさん 06/01/14 16:58 ID:h6cQEPzQ
ヴァルターは燃えてるんじゃなくて燃やすみたいな感じ

40 名前:手強い名無しさん 06/01/14 19:33 ID:LrjOM/Zo
シグルドは燃えた…。

41 名前:手強い名無しさん 06/02/01 08:35 ID:.16Q6b.Q
本当に燃えてしまったし。<シグルド

42 名前:手強い名無しさん 06/02/06 01:48 ID:p518Z5QE
ジークフリートも燃えた。
この名前は燃える運命。

43 名前:手強い名無しさん 06/06/27 01:11 ID:ZvCKsfAU
ジーク(外伝)は燃やされてない
よって終了



エキドナさんマジでカコイイ
あのクールさが強敵に出会うとどう変わるのか見てみたい

44 名前:手強い名無しさん 07/07/10 14:29 ID:mjFG32Mc
エルト兄さまとレヴィン

45 名前:手強い名無しさん 08/03/14 18:19 ID:mM
ヒースかなー・・・
リーダー格の3人(エリウッド・ヘクトル・リン)で話しかけてみたら
あの人格好いい言葉いってたところに燃えつきた!!
いまじゃ彼はギィ君の次に強くなっております!!

名前: E-mail:

【33:11】  
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:06/12/15 09:50 ID:B9dcyaEc
記念カキコ


2 名前:手強い名無しさん 06/12/24 20:29 ID:wh5LwvsA
天然カキコ

3 名前:手強い名無しさん 07/01/09 03:07 ID:lk/ao92.
思念カキコ

4 名前:手強い名無しさん 07/03/19 13:01 ID:Dtjh1Ojo
支援カキコ

5 名前:手強い名無しさん 07/09/12 22:31 ID:xPynLqJY
ほんとどうなってんだ?
新作でた上、スマブラでの出演も決まってるのに・・・
この過疎りかたはねぇだろ、

6 名前:手強い名無しさん 08/01/08 04:08 ID:zI
ロードアンドペガサス氏はもう帰ってこないのかな(つД`)

7 名前:手強い名無しさん 08/01/08 04:10 ID:zI
IDがズィーの二文字なんだが・・・

8 名前:手強い名無しさん 08/01/08 04:19 ID:zI
しかし昔のFEもなにか廃れてしまったな・・・

9 名前:手強い名無しさん 08/01/11 09:02 ID:rs
ずいぶん寂れたね
前板を賑わしてた人や小説家はどこに行っちゃったんだろう

10 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 08/01/21 23:25 ID:DQ
(〇〜`)ほーんと、どうなっちゃったんでしょうね?
     ひまでひまで仕方が無いですよ。
       誰も見当たらんな。(`―´§
(〇∀`)砂漠でももうちょっと人いますよね?
       いや、ここといい勝負だと思うが(`―´§

>>7
(〇〜`)あまりの過疎にIDも働かなくなりましたかね?

>>9
       一度人がいなくなると、小説家も筆を投げるのだろう(`―´§

(〇〜`)昔を取り戻すのは可能でしょうかねぇ?
       キャラクタースレでくすぶっているものもいるが。(`―´§
(〇〜`)男には興味ない人たちばっかりですもんねぇ

11 名前:手強い名無しさん 08/02/02 20:01 ID:oY
帰ってキタ━━━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━━━!!

名前: E-mail:

【34:18】  ファイアーエムブレムのAAを作ろう!
1 名前:リフ 投稿日:04/02/24 20:53 ID:ePTgch5w
     ___
   /    ヽ\
  │       │
   へ-  ─ヾ  │
    ─  ─   ∂ \
  |  し 丶 √ │││
  | ト-=ヽ  │ ││
   \    /  │ │
  / ゝ── /ノ  丿
  ( \__ /   /│


わたしは そうりょリフ
たたかいはできませんが
新スレはつくれます


よろしければ
ごいっしょにAAを作りましょう
http://aa3.2ch.net/test/read.cgi/kao/1074459052/
本部ですが余り作動していません。


2 名前:手強い名無しさん 04/04/02 18:21 ID:wsYBoMQU
2GET
___
|__|
川(´∀`)
ノノ
リリーナ

3 名前:手強い名無しさん 04/04/04 23:15 ID:c0RdVAjo
● ←火竜石

4 名前:軍師あああああ 04/04/26 15:01 ID:.3ivyke6

==============================<=>>   てつのやり


(´Д`Σ ← D(・∀・) オマケ シンツァシエン C

5 名前:ロードアンドペガサス 04/05/22 18:49 ID:aHHbktHQ
(;´∀`)ロイ ララム(`∀´)
モナーとレモナがベース

6 名前:手強い名無しさん 04/05/30 19:37 ID:O3J9UM..
 ″
 川

7 名前:手強い名無しさん 04/05/30 19:42 ID:O3J9UM..
  =ワ、
 ″ │ 、
 川│/ 川、
 川Д゜,川川_   剣魔。ズレてたら直してください。
 川『V │川 

8 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 05/04/26 21:43 ID:DwtV5c7M
(〇〜`)

川´ーメ)

§`―´)
答えはメル欄

9 名前:手強い名無しさん 05/05/12 20:28 ID:szjLrpjg
久々のレスだな

10 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 05/06/06 20:17 ID:I7kMXDGs
所持品全部晒してみる。
川*・ー) ルセア

(∴≠‐) ロウエン

(*´∀) ルイーズ

( ・ー) パント

厳しい感想キボンヌ

11 名前:nanasi 05/06/08 22:47 ID:Kkd/DMKk
>>10
ロウエンがようわからん

12 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 05/06/19 20:25 ID:xSIlGMD.
髪で隠れてるとこを書いたつもりだったんですが・・・
ダメだったか・・・

13 名前:手強い名無しさん 05/07/19 13:19 ID:gBnQPx9U
         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i



14 名前:手強い名無しさん 05/07/30 10:29 ID:jqTpUEHA
ロイのAAキボンヌ

15 名前:手強い名無しさん 05/09/08 08:35 ID:Sd41hopE
347 :清き一票@名無しさん :2005/09/08(木) 00:30:07 ID:j1ZFSsEa
ラーチェル支援として自作のラーチェル一行AAを投下
・・・でも投票は考え中です。今凄く迷ってますので。

                    ∧_∧
                   /  _, ,_ ヽ l\┃/l
" ⌒⌒ヽ    @"⌒ヽ     ( (( ゚ U゚ )l/┃\l
/ ノノ△ヽ〉  ∬ ((`'))) ● ∧/⌒ ⌒ヾ  ┃ 
 ヽリ`ー´リ  ∬∬ ゚ ヮ゚ハ /  〈 \ノ二\ノ ○
 ノ(i_//iつЪ  <) 十〉つ  (Ш____〉 ┃
l_Y_l     /_/__ヽ/     l___l___ヽ
  (_)_)      し'ノ      (__/ \_)

レナックが持ってるのは鍵です。

16 名前:手強い名無しさん 06/10/16 01:07 ID:5fzvfSro
     ___        あ・・・ありのまま おこったことを話します
   /    ヽ\  
     │ u     │      『暗黒竜と光の剣ではさいしょになかまになるそうりょのわたしが
   へ-  ─ヾ  │      紋章の謎ではきずぐすりになっていた。』
    ─  ─   ∂ \
  |u し 丶 √ │││   な・・・なにをいってるのか わからないとおもいますが
  | ト-=ヽu │ ││   わたしも なにをされたか わかりませんでした・・・
   \    /  │ │   あたまがどうにかなりそうでした・・・
  / ゝ── /ノ  丿
  ( \__ /   /│   ようりょうのつごうやびみょうないちなど
                  そんなチャチなものでは だんじてありません

                  もっとおそろしいものの へんりんをあじわいました・・・

17 名前:Canada 07/02/22 12:04 ID:Z20AzZws
Hi! Nice site!

18 名前:ロードアンドペガサス RoH8fs26 08/01/21 23:39 ID:DQ
やった ▼
ネルガル を たおした ぞ ! ▼

゛ノ-´)

ネルガル が なかま に いれて ほしそう に
こっち を みている ! ▼

どうしますか ? ▼

 燃やし尽くす
 燃やし尽くす
|>燃やし尽くせ

名前: E-mail:

【35:29】 ファイアーエムブレム封印の剣〜光ある未来へ〜
1 名前:旅人 投稿日:05/08/18 00:51 ID:wN2Fkp12
ひとつの話にかなりの量を書いてしまい、毎度省略させるので新しいスレッドに書くことにしました。
もうしばらくよろしくお願いします。


10 名前:旅人 05/08/19 18:36 ID:S8kfkuj.
絶望
「じゃあ二手に別れるか。俺とボールスは南側、ロイ達は北側を回れ」
「分かった、半日後に落ち合おう」
翌朝、ロイ達は行動を開始した。
まずは街の様子を調べるため、二手に別れ聞き込みをすることにした。
「ふ、あ〜あっ。ロイ様、動くのが早すぎんじゃねーの」
「我慢してくれ。こんな時間じゃないと、街に張り出されたものをじっくりと見れないしさ」
まだ眠気ののこるチャドにロイがたしなめる。
すると、リリーナが異変に気づく。
「ねぇ、何か臭わない?何か生臭いような・・・」
そう言われると確かにそんな臭いがする。風に乗ってきているのだと思うが、臭いのきつさから発生源が近いと創造できた。
「・・・・多分、風上に処刑場があるのだろう。血の臭いがここまで来ているんだ・・」
その言葉に、リリーナとチャドは黙り込む。
「ロイ・・」リリーナがロイを励まそうとしたその時、一枚の張り紙が彼女の目に留まった。
「何かしら、あれ」
リリーナが指差す方向に二人は目を移す。
その張り紙は、今日の処刑者の名簿だった。
(本日正午、公開処刑場においてフェレ騎士二人の処刑を執行する。
 受刑者  騎士団長 アレン
      副騎士団長 ランス
 市民は必ず見に来るように。こない場合は反抗罪と見なし逮捕する。
                      ヘンゲル     )
受刑者の名前を見てロイは愕然とした。
「そんな・・・・。彼らが今日処刑されるなんて・・・・」
「ちくしょう!最悪のタイミングだ!」
リリーナが悲鳴を上げ、チャドは激しく憤る。
(くっ・・・・。こんなときに限って・・。部下を救う力のない自分が情けない)
助けたいのはやまやまだが、この人数で助けに行ったとしても、三人とも捕らえられるのは目に見える。
今のロイには、最善の策が思いつかない。
(このまま見捨てるしかないのか・・・・)
時間は刻々と過ぎていった。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

11 名前:旅人 05/08/19 22:39 ID:ipa88ZQs
奇跡
ロイが悔しがっている頃、ディーク達も同じ張り紙を見ていた。
「・・・・・・。ちっ、情報を集め始めていきなりこんな情報かよ。ったく、ついてねぇってもんじゃねえ」
「うむ。せめてこれが明日なら、助ける術が思いついたかもしれんが。いかんせんたった五人で助けるのは無理だ」
ディークが舌打ちをすると、ボールスもあきらめた表情で語る。
かつての同士が処刑されることは胸が痛む。しかし、今回ばかりは打開策が思いつかず、八方塞がりの状態だった。
「せめてあと10名、いや空を飛べるもの、天馬騎士がいれば何とかなるのだが・・・」
「蜘蛛の糸をつかむような希望を持つなよ。助ける方法がない以上、やつらの死を見届けるのが・・・・ん?」
今してやれることだ。そう言おうとしたディークは言葉をとめた。
傍にあった長いすに寝転がったとき、空に気になる物が目に留まったからだ。
不意に言葉を止めたディークにボールスがたずねる。
「どうされたのだ、ディーク殿」
「あの天馬騎士が気になってな」
「あれか・・。おそらく反乱軍が警備に雇ったのだろう。われらの軍が来ないように見張っているのでは」
「それにしちゃ同じとこをぐるぐる回りすぎだ。まるで俺たちに何かをせんとばかりに・・・」
その時、その天馬から何か落ちてきた、いや落とされた。
ディークはそれを顔の前で受けた。
(石に手紙を巻きつけてある・・。誰からだ)
その手紙にはこう書かれていた。
南の広場の大きな樫の木にきて、と
その筆跡から、ディークはある人物を思い出した。

「やっほー、アニキ。二年ぶりだね」
「シャニー、どうしてここに。・・それに、アニキはやめろ」
「なぜこのフェレに・・?」
「へへ、実は・・・」
オスティアに反乱の可能性があるという情報が入ったとき、リリーナは兵を補うためイリアの傭兵騎士団と契約をしていた。
そこで、シャニーたちの部隊が派遣されたのである。
しかしオスティアにつくなり、ラウスに行ってくれと頼まれ、ラウスにつくとウォルト達からロイ達がラウスに向かったことを知り、
後を追い、今に至ったのである。
「・・・・というわけ!」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

12 名前:旅人 05/08/21 18:46 ID:S8kfkuj.
突然だが打ち切る。ネタ尽きた。
暫く旅に出る。又いつか戻る・・・かも。

13 名前:手強い名無しさん 05/08/24 14:19 ID:uoZNZxXM
いや、頑張ってよ?スゲー面白いぞ

14 名前:旅人 05/08/25 23:09 ID:ipa88ZQs
再来
少し頭を冷やし、再開を決めた。
何とか面白いものを書くつもりなので、
また見てくれたらありがたいです。

15 名前:蒼き炎 05/08/25 23:59 ID:x4zeZ3Yw
つーかそろそろ封印小説あきたそろそろ別シリーズのが読んでみたいんだが・・・

16 名前:旅人 05/08/26 07:17 ID:wN2Fkp12
すまない、封印烈火にどっぷりで、他のをあまりやっていない。
一応最後まで付き合ってくれ。

17 名前:旅人 05/08/26 12:07 ID:S8kfkuj.
救出
この日のフェレはよく晴れていた。
平和なときなら、街は賑わい、子供が走り回り、婦人達が井戸端会議で盛り上がる。
だが、今は静寂に包まれていた。広場に作られた処刑場の周りを人々がぐるりと囲んでいる。
その中を受刑者を乗せた馬車が通る。そして首切り台につくと、二人の受刑者がおろされた。
「これより刑を執行する。かかれ」
部隊長の一人が叫ぶと、二人は手かせをはめられひざまつかされた。
再び静寂が走る。
「アレン、すまないが先に逝く」
「ああ、またあの世で会おう」
そういってランスは目を閉じた。
(ロイ様・・・、どうかご武運を・・・)
執行人が斧を振りかぶる。
そして・・・。
ザシュッ!
鈍い音が響いた。しかし、ランスの首はまだつながっている。斬られたのは執行人の傍にいた監督官だ。
「き、きさま・・・なんの・・つも・・り・・だ」
そうはいて倒れた。
それと同時に、その執行人はランスを抱えて走り出した。
「ま、まて!逃がすな!」
兵士が叫び、すぐ周りを囲む。
その時、アレンに向かってペガサスが急降下してきた。
「アレンさーん、つかまって!」
そういって、シャニーは手を出した。アレンがそれに捕まる。
そのままペガサスは飛び去った、それと同時に煙幕が張られた。
「くっ・・、おい一人も逃がすな!すぐ追いかけろ!」
あわてて憲兵が叫ぶも、虚を突かれた兵士達はどう動けばいいのか分からずパニックになる。
煙が晴れたとき、刑場には誰もいなかった。そのとき喝采が起きた。

「アレン・・、ランス・・、無事でよかった」
「申し訳ありませんでした。我々が不甲斐ないばかりに・・・」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

18 名前:手強い名無しさん 05/08/26 19:03 ID:ykdtcmbM
小説とか書く人はやっぱすごいと思うよ

19 名前:手強い名無しさん 05/09/12 16:48 ID:/URKrWdo
>>旅人殿

この小説が完結したら
割れのページに公開させてはくれないだろうか

20 名前:旅人 05/09/15 16:21 ID:S8kfkuj.
>>19
構いません。どうぞどうぞ。こんな駄作ですが。

21 名前:旅人 05/09/16 08:40 ID:wN2Fkp12
突入
アレン達が救出されたことは、既にヘンゲルの耳にも届いており、その後のフェレ城は
緊迫した空気が流れていた。
「よいか、決して警戒を怠るな!奴等の数は少ないのだ。必ず奇襲してくるだろう。
 蟻一匹入れるではないぞ!」
あの日以降、警備の数は昼夜問わず今までの倍で行われていた。だが、ここまでの兵士の士気は
確実に下がっていた。
自分達に比べ兵力が劣っているにも関わらず、ラウスでは逆転勝ち、10にも満たない人数で救出、
士気を下げるな、というほうが無理な話だ。逃亡兵が少しずつ増えているのも事実だった。

一方ロイ達は、ベルン国境の村に本陣を置いて今後について協議していた。
ラウスからウォルト達、オスティアからはウェンディとオージェの部隊が援軍として駆けつけ、
生き延びたフェレ軍残党とあわせ、徐々に兵力が整いつつあった。
「さてと。これからどうすんだ?あまりじっとしすぎてもキリねえぞ」
「そうですね。何とかして先ずは城に入らないと」
ディークが話を切り出すと、それにオージェが続く。
「でも、いくら戦力が整ったといっても、まだ向こうの方が多いのよ」
「それに警戒がより厳重になっているから、忍び込むのも容易には出来ないわ」
リリーナが口を開き、スーがそれに賛同した。
このままにらみ合いをしても埒が明かない。しかし、どういった方法で攻めるか。
次々と意見が飛び交う中、ロイが口を開いた。
「みんな。僕にいい考えがある。聞いてくれないか」
その言葉に一同がロイの方を見る。

ロイの考えた方法は、実に驚きの方法だったが、
「成程、うまく行くかも知れませんね」とウォルトは苦笑じみて納得したのだった。


22 名前:旅人 05/09/21 23:50 ID:gjfR.QvA
突入その2
この日のフェレは雲ひとつない快晴である。見渡しもよく、時折心地よい風が吹いている。
とても今この地が内乱状態とは思えないほどのどかであった。
時は太陽が中天の位置にあった。このとき城は休息に入りだしていた。そのときである。
見張り台にいた兵士が、遠くの異常に気づいた。
「お、おい。何かこっちにくるぞ!」
「何だと!早く知らせなけ・・・・ぐあっ!」
下に下りようとした兵はその場に倒れた。
「えっ・・・何が・・・げふっ!」
隣の兵士も突如その生涯を閉じた。
兵士の額には矢が刺さっていた。
見張りの兵士が奇襲を知らせる事が出来ず、反乱軍は易々と奇襲を許したしまった。
奇襲を仕掛けたのはロイ達。そして兵士を射抜いたのはスーだった。
彼女は見張り台に兵士の姿を確認すると、長弓でそれを射たのである。
「な、なぜだ・・・・?なぜこんな白昼に・・・?」
玉座の間で報告を聞いたヘンゲルは愕然とした。
「ぐっ・・・。状況はどうなっているのだ!」
「そ、それが・・・」
「もうここにいるよ!」
声の発せられた方を向くと、そこにはレイピアを抜剣しているロイ、エルファイアーの魔道書を携えたリリーナ、
矢をつがえた銀の弓を構えたウォルトがいた。
「な、なぜこんな行動に出たんだ?貴様・・死ぬ気か・・・?」
ヘンゲルの疑問にウォルトが答える。
「僕もそう思いましたよ。でもロイ様はこう言われました。「自分の城に帰るのに、正面から入るのは当然だろ」って」
「城の兵士のほとんどは投稿したわ。もう終わりよ!ヘンゲル!」
「今降伏すれば命まではとらない。ヘンゲル、父上はどこだ!」
鬼気迫るロイとリリーナの気迫に押されたヘンゲルだったが、そう簡単に怖気づくほど彼は臆病者ではなかった。
「・・・・・ふん!知りたくば、力づくで聞くがいい!」
そういうとヘンゲルは銀の槍を構える。
「・・・・降伏する気はないのか。ならば受けて立つ!リリーナ。ウォルト。ここは手を出すな」
ロイの忠告に二人はうなずいた。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

23 名前:手強い名無しさん 05/10/03 16:38 ID:aI1YpuJk
続編きぼーん

24 名前:旅人 05/10/13 00:06 ID:DtndSEjw
ちょっとまってくれ。今学校の課題が忙しい。
一段落ついたら又すぐに書く。

25 名前:見習い筆騎士('-'*) 56J2s4XA 05/10/13 09:25 ID:gAExt6/c
頑張ってください。続き楽しみにしてます。
私もリクを受けるほどになりたいものです。

26 名前:旅人 05/10/28 23:58 ID:MvD7KAi2
ガキン!
剣と槍が交互に打ち合う。
先ほどから始まったロイとヘンゲルの決闘は既に二十合を数えた。
ロイの実力は言うまでもなく、ヘンゲルもまた自ら槍の名手と自負しているほどの槍捌きを見せる。
だが、徐々にロイは隙をつき始めた。持久力ではヘンゲルのほうが劣っており、動きが鈍っていた。
(くっ・・・、このお!)
その疲れがヘンゲルに焦りと苛立ちを生んだ。
勝負を焦り、力んだ突きやなぎ払いが大振りとなり、隙が出来やすくなる。
間一発でロイの反撃をかわすがそこに余計に神経を使い、さらに疲れを生む。
そして・・・・・。
「今度こそっ・・・くらえぇ!」
(いまだ!)
ヘンゲルが槍を大上段に構え振り下ろす。しかしこれが大振となり隙が出来た。
ロイはそれを逃さなかった。
バキィ・・・・。ヘンゲルの槍が折れた。

27 名前:旅人 05/11/06 01:13 ID:6LLhoJQU
強制終了
最近は授業が忙しいうえこの先を考えていく自信を無くしてしまいました。
よってこれを持ちまして〜光ある未来へ〜は打ち切ります。
この続きを書いてみてーという人は好きにしてください。


28 名前:test 07/06/18 17:49 ID:Z6dWrkGs
test


29 名前:Unknown Mcgee 07/10/26 22:53 ID:hAPmUxtA
baryecoia asepsis tuitional unrecreant setarious boun alonso ministry
<a href= http://bnhbggln.info/50r.html >Budapest Disneyland Tickets</a>
http://bfhfkdkv.info/ahf.html
<a href= http://dfbuhfwz.info/18j.html >Sbc Cell Phone</a>
http://zwxlcxhy.info/7xp.html
<a href= http://vbrjpjnj.info/9mc.html >Forced Diaper Stories</a>
http://jojjvnfd.info/63a.html
<a href= http://skuhwxdt.info/azy.html >Traveling Nurse Job</a>
http://dfbuhfwz.info/42p.html
<a href= http://hlwstyfi.info/71q.html >Earth Science Vocabulary</a>
http://pirubvuz.info/n5.html
<a href= http://ngynrrfm.info/m2.html >Briar Street Theater Chicago</a>
http://kwijodyd.info/5pg.html
<a href= http://vbrjpjnj.info/663.html >Ottawa River Rafting</a>
http://dfbuhfwz.info/b1p.html
<a href= http://jxrrzfrv.info/5pn.html >Forest City North Carolina</a>
http://znblibva.info/6ay.html
<a href= http://zwxlcxhy.info/ae9.html >Thermal Receipt Printer</a>
http://hlwstyfi.info/5f5.html
<a href= http://jxrrzfrv.info/56d.html >Rental Property Fort Worth</a>
http://zuicfdon.info/2kn.html
<a href= http://vbrjpjnj.info/5sc.html >Fly Tying Vises</a>
http://znblibva.info/4dm.html
<a href= http://wdnvbdhp.info/1vs.html >Sas Shoe Stores</a>
http://sctrnopw.info/auh.html
<a href= http://bfhfkdkv.info/4qr.html >Palm Treo 700w</a>
http://wdnvbdhp.info/7rb.html
<a href= http://wdnvbdhp.info/6jf.html >Fabric By Yard Cotton Knit</a>
http://jojjvnfd.info/2gn.html
<a href= http://zuxocihs.info/243.html >Sherman Oaks Zip Code</a>
http://dfbuhfwz.info/7oc.html
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名前: E-mail:

【36:11】 エンドレスバトル
1 名前: 投稿日:05/09/03 14:53 ID:49B8UOA2
キャラクターを育てる。相手と戦ってレベルを上げる。武器も育てていって楽しむ


2 名前: 05/09/03 14:56 ID:49B8UOA2
それと、キャラは自分で作れること。

3 名前:手強い名無しさん 05/09/03 18:04 ID:WHbzTtjY
1が何を言いたいのかさっぱりわかりません。

4 名前:手強い名無しさん 05/09/07 21:49 ID:dVwHq3qM
まぁ、ネ申の言う事ですから

5 名前:手強い名無しさん 05/11/20 05:44 ID:B0W3x0RM
再利用しとこう。

http://oasis.kuni-net.com/index.html
FEのシステム・世界観をベースとしたブラウザゲー。
現在、次期大陸(ユグドラル)開始に向け、BBSにて皇帝募集の段階。
早ければ11/20の夜にスタート。


6 名前:手強い名無しさん 05/11/21 02:07 ID:B0W3x0RM
>>5
始まりましたよ。と

7 名前:手強い名無しさん 05/11/23 00:40 ID:gbMx8YmU
ネトゲやったことないんだが
こういうのって人と会話しながら戦ったり
連携して作戦を立てて要所を攻略していくとか
そういうゲーム?

8 名前:手強い名無しさん 05/11/23 00:47 ID:gbMx8YmU
初心者用の箇所に書いてあった、駄質問スマソ

9 名前:手強い名無しさん 05/11/27 13:59 ID:Ymqh0uXg
.

10 名前:手強い名無しさん 07/04/28 21:25 ID:FXikJXqM
g

11 名前:g 07/04/28 21:25 ID:FXikJXqM
g

名前: E-mail:

【37:15】 GC版FEの乱数
1 名前:1 JnY4VaGM 投稿日:05/04/05 02:35 ID:rDbfrHRM
GC版FEの乱数生成部分の解析を行うスレです。

発売前では、前準備としてGCに関する必要な情報は
どこまで出ているのかの把握、そのまとめ、
メモ、情報交換を行います。


2 名前:1 JnY4VaGM 05/04/05 02:38 ID:rDbfrHRM
仮に以前と同様な作りになっている場合に必要だと思われるのは
・プログラム動作中にメモリの値を検索、比較出来るもの
  GBA版で言う0x03000000と同様な位置を突き止めるため
・(高機能な)逆アセンブルソフト
  同じPowerPC系だったら使える?使えるならどこにありますか?

■任天堂 GameCube スペック
http://www.nintendo.co.jp/ngc/specific/index.html

■解析、EMう、その他
http://nekokabu.s7.xrea.com/
http://nekokabu.s7.xrea.com/gc/gc.html ←吸出し方法
http://www.dolphin-emu.com/ ←近々ソース公開されるらしいけど・・・
http://www.emutalk.net/forumdisplay.php?f=100 ←上記の掲示板

■仕様関係
http://www-3.ibm.com/chips/techlib/techlib.nsf/products/PowerPC_7XX_and_6XX_Microprocessors
http://www-3.ibm.com/chips/techlib/techlib.nsf/products/PowerPC_750CX_and_750CXe_Microprocessor
7xx系の資料にのってなくても、基本は6xx系と同じかもしれないのでそっちも参考になるかも。
http://www-6.ibm.com/jp/chips/literature/
http://www.google.co.jp/search?num=50&lr=lang_ja&ie=sjis&oe=sjis&q=システムLSI%20Flipper

■姉妹スレ
http://www.2ch2.net/bbs/test/read.cgi/emblem/1097677546/l50

3 名前:1 JnY4VaGM 05/04/05 02:50 ID:rDbfrHRM
現在、PSOなしでは吸出し出来ないでよいですよね?
PSOも持ってないので(;´Д`)

4 名前:1 JnY4VaGM 05/04/05 02:54 ID:rDbfrHRM
あと、PARにメモリサーチ機能あるかと勝手に思っていましたが、
http://www.cybergadget.co.jp/product/PAR/002465.html
↑見たら、そんな機能はないようでした。

5 名前:1 JnY4VaGM 05/04/06 01:54 ID:rDbfrHRM
http://www5.vc-net.ne.jp/~uzin/code/gcpar.html
↑ココを見たら色々解説されてました。
http://www.gscentral.com/menu.pl?Download

サーチはどうにかなりそうですが、
コード部分は上記だけのでは、ちときつい気がしますがなんとかなりますか?

6 名前:1 JnY4VaGM 05/04/06 02:55 ID:rDbfrHRM
GBAと違って1k程度のメモリは無視できるので
メルセンヌツイスタである可能性が10%ぐらいはあるかなと
思っていますが、
その場合は624個消費したらやっと一回転するらしー
カスタマイズしてる気がするけど。

7 名前:1 JnY4VaGM 05/04/06 22:00 ID:/gWJGDUk
↑上にあるGCNrdっていうのがデバッガレベルの機能を備えてるようで、
メモリサーチのほかに、逆アセ結果みたり、
breakpoint(読み・書き・実行)うったりも出来るようです。
多分コレで問題ないかと。←実際やってみてその不満点などの報告件数が少ないのがちと不安ですが。

8 名前:1 JnY4VaGM 05/04/08 08:51 ID:rDbfrHRM
IBM PowerPC 750CX/750CXe RISC Microprocessor User’s Manual
http://www-3.ibm.com/chips/techlib/techlib.nsf/techdocs/852569B20050FF7785256996005B8B61/$file/750cx_um3-17-05.pdf
↑こいつの2章にレジスタ一覧と命令セットの概要、11章には詳細があるようです。

9 名前:10 05/04/28 23:07 ID:tL/Q0pOA
http://holy.wonder-egg.com/pukiwiki/pukiwiki.php?plugin=attach&pcmd=open&file=%CD%F0%BF%F4%BD%E9%B4%FC%B2%BD.html&refer=%CD%F0%BF%F4%A5%C4%A1%BC%A5%EB%CA%D4%BD%B8
↑GBAでの乱数初期化法
なにかの参考になれば

10 名前:1 JnY4VaGM 05/04/29 00:07 ID:rDbfrHRM
お、また何か作られましたね。
しかも今一番知りたい情報とお見受けします。すばらしすぎです。
Seedと初期値の関係がよく分かっていませんが(汗
↑Seedは初期値を決定するためのものと思ってよいですかね?


11 名前:10 05/04/29 03:15 ID:QpDhVatY
結局のところ初期値には次の8通りしかない
[0xa36e,0x924e,0xb784]
[0x924e,0xb784,0x4f67]
[0xb784,0x4f67,0x8092]
[0x4f67,0x8092,0x592d]
[0x8092,0x592d,0x8e70]
[0x592d,0x8e70,0xa794]
[0x8e70,0xa794,0xa36e]
[0xa794,0xa36e,0x924e]

あと位置違いで全部で162種類になる
が、戦闘中にしか使わないなら位置違いを気にする必要はほとんどないかと
EXではどうせずらせないし

12 名前:1 JnY4VaGM 05/04/29 09:56 ID:rDbfrHRM
なるほど。位置違いと言ってもそんなにずれるわけではないのですね。
その8パターンと、10前後の開始位置違いの決定のために
32bitのSeedが使われていると認識しました。
これで少なくとも戦闘MAPで調整は可能なようですね。

13 名前:wgdzbeoa mwsagydx 07/02/28 05:51 ID:814cEF5A
eosbravw chxlgtvw khio moayu hlwafpv nhspmo hdneuymcf

14 名前:wlsiaox mvkeai 07/02/28 05:55 ID:mAlct3hs
qvapmkcu lohf sepr oqpi kfgbln andp kjhxrg

15 名前:wlsiaox mvkeai 07/02/28 05:56 ID:yGdKkOfQ
qvapmkcu lohf sepr oqpi kfgbln andp kjhxrg

名前: E-mail:

【38:162】 【3スレ目】ファイアーエムブレム〜双竜の剣〜
1 名前:見習い筆騎士('-'*) ldOOTsV6 投稿日:06/01/06 15:33 ID:E1USl4sQ
前のスレッドが容量オーバーで書き込めなくなったので
新しいスレッドを建てさせていただきました。
1部~2部イリア編序章は、以下のURLよりご覧いただけます。

1スレ目:http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1100605267/7-106
2スレ目:http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/emblem/1123296562/l50

あらすじ
ロイ達が倒れ、世界が別世界から乗り込んできたハーフ(人と竜の混血種)に支配され早17.8年、ハーフ以外の種族は絶望の中にあった。
そんな中、ロイの子供セレナとシーナが立ち上がる。
彼女らは生まれ育った西方の仲間や傭兵ナーティ、伯母の子に当るアリスやセレスらと共に、神将器を集めながら進軍することになった。
そして、西方、エトルリアを開放し、一行はイリアで作戦を展開する・・・。



143 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:38 ID:9sML7BIs
セレナには、姫にはそんな哀れな思いはさせたくない。 輝きを失わせたくない。
恒星の場合は輝きを失ったら爆発を・・・。 イカンイカン! 何を考えているのだ。
爆発なんてしてしまえば、それこそ取り返しが付かない。 人としてセレナが壊れてしまう。
フェレを取り戻す事も大事だが、きっとロイ様も、それ以上に姫の事を自分に命じるだろう。
「やっぱり・・・平和に見えるね。」
セレナの声に、彼は再びはっと我に返った。 そこには燦々と輝くセレナの顔があった。
「あ、あぁ。」
「どうしたのさ、しっかりしなよ。」
セレナは3個目のりんごに手を出そうとしていた。
「こら、食べすぎですよ。 きっとアレンさんは、クラウドが昨日シーナに何かしなかったか不安なんですよ。」
セレスは、あえてクラウドが食いついてきそうな言葉を選んだ。 だが、答えが返ってこない。
「あれ、クラウドはどこだ。」
レオンが探す。 しかし、いつの間にか、クラウドは居なかった。 クラウドだけではない、シーナも居なかった。
こんな人の溢れる場所ではぐれてしまったら、見つけるのも一苦労である。
「二人ともどこへ行ったのかしら。」
この大陸を知らない人間達にとっては、単にはぐれてしまってしょうがない二人だ、と言う風にしか捉えられなかった。
しかし、カイだけは、この大陸の常を知っている彼だけは、目の色を変えていた。
「やばいぞ・・・。 おい! 手遅れにならないうちに二人を探せ!」
言い終わるや否や、カイは人ごみを押し分けて走り去っていった。
レオンも彼の様子に何かを感じ取り、セレナの食べようとしていたりんごを取り上げた。
「二人が危ない。 ・・・急ぐぞ!」
「あぁ! あたしのりんごー!」
他の面子も人ごみへと消えていった。

その頃クラウドとシーナは街で皆とはぐれてうろうろしていた。
「あっれぇ、皆何処行きやがったんだ。」
「もぅ! しっかりしてよ!」
しっかりも何も、全くこの国の地理を知らないのだからどうしようもない。
二人もまた、自らに降りかかろうとしている災難に気付いてはいなかった。 早く皆と合流しないと。
そんな二人に、ある集団が近づいていた。 そのボスと思しき人物が部下を引き連れて人ごみを裂いて歩く。
「お変わりはございませんか?」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)

144 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:38 ID:9sML7BIs
この国にあって異端審問官を知らない者はいない。 逆らえば即刻捕らえられてしまう恐怖の神官なのだ。
それを知らないというだけで、相手は怪しんだ。 しかし、ガンマーは感じてしまったのだ。
ハーフ特有の、人間と竜族の魔力が混じった・・・この微妙なエーギルの匂いを。
彼は敬虔なナーガ教信者にして、高位の司祭である。 人間といってもかなりの高魔力を漂わす人物だ。
魔力を漂わす者には、他の者が発するエーギルの匂いが分かるのだ。
そして・・・彼はその魔力を用い、ハーフ狩りを行う神官。 彼が恐れられる真の理由はこれだった。
人々の目には、容赦ないハーフ狩りを行う、神の怒りを具体化したような存在に移っていた。
彼は即刻、配下に二人を囲むように命じると、周りに聞こえるような大声で二人に向かって死の宣言をした。
「お前達はハーフだな! 神聖なマーキュレイに、ハーフでありながら法を破って侵入した。
これは神に逆らうも同罪。 今この場で、お前達に異端を宣告する!」
どよめく野次馬達。 二人は何がおきたか分からなかった。
しかし、よく分からないまま、二人は配下の神官に捕らえられてしまった。
「おい、離せよ!」
「黙れ、異端者に発言する資格は無い!」

二人はそのまま城へ連れられていった。 そんなどよめき止まぬ広場に、遅れてセレナ達が飛び込んできた。
「ハーフがマーキュレイに乗り込むだなんて、何考えてるんだか。」
「また魔術でも使って王家の簒奪でも狙ったんじゃないか? 他大陸でそうやったように。」
街で噂話をする野次馬達の声を聞き、カイは唇を噛んだ。
「くそ・・・遅かったか。」
全速力で走っていったカイに、ようやくセレナ達は追いついた。
「はぁはぁ、カイ! どういう事よ!」
「奴らは異端審問官の巡回に引っかかったんだよ。 マーキュレイにハーフがいること自体問題なんだ。
きっと二人は、異端審問官の怒りを買って、異端宣告を喰らったに違いない。」
再び走り出すカイを追いかけながら、セレスが彼に尋ねる。
「異端宣告を受けると、どうなってしまうのですか?」
「人間でも、異端宣告なんかされたら、抹殺されたも同然だ。
ましてハーフなら、もう極刑も免れないだろう。 ナーガ神に逆らうも同然だからな。」
セレナは腑に落ちなかった。 何故、世界宗教による裁きの中にも、種族による格差があるのか。
神は自らの元にいるものへ、平等に救済の手を差し伸べてくれるのではないのか。 それが、神というものではないのか。
何故人間の国にいるだけで、神に背くことになるのか。 全く理解できない。
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145 名前:第三十七章:異端者カイザック 06/04/08 20:39 ID:9sML7BIs
一方、ここはエレブのベルン城。
メリアレーゼと、、エレン、ニルス、そしてナーティ。
更に今や唯一の生き残りである、ベルン五大牙の筆頭グレゴリオが参加して、今後について議論を飛ばしていた。
静かな城内に、拳を机に打ち付ける音が響いた。
「何度も言わせるな! 邪神を復活させたところで、平和が訪れるわけが無い!」
「ニルス様、落ち着いてください。 先程も申しましたとおり、ロキの下に皆平等となるのです。」
エレンは一人興奮するニルスを何とか押さえ込もうとするが、彼は止まらなかった。
「黙れ! 何が平等だ。 そんなのは平等とは言わん。 そんな・・・そんな見せ掛けの平和は必要ない!」
ニルスには、既にこの施政の行き着く先が目に見えていた。
暗黒神の下の平等。 それは平等でも、平和ではない。 暗黒神に怯えながら、何の希望も無く生かされるだけ。
それが彼には許せなかった。 何といわれようと、認めるわけにはいかなかった。
「見せ掛けの平和・・・? フッ、今の世も十分見せかけの平和だと思うがな。」
ナーティは腕組みをしながら、顔の前に垂れた髪の間からニルスを睨む。
「だから、このままではいけないと私は前にも言ったはずだ。」
「しかし何も変わってはいない。 結局、何者も差別されない世界など、幻想に過ぎないということだ。」
ナーティは悲観的だった。 そんな彼女にニルスは苛立ちを隠しきれない。
「だからと言って、暗黒邪神に世を任せるなど、狂っているとしか思えん! メリアレーゼ、もう一度言う。 考え直せ!」
ニルスに詰め寄られ、メリアレーゼも視線を逸らす。
ニルスとて、最初から彼女に敵対していたわけではない。
神の舞を踊る一族として、大人になれば竜族の中でも政治にかかわる立場になるはずだったニルスは、よくメリアレーゼとも会っていた。
その頃のメリアレーゼは、自分と同じように、誰もが差別されない、済みよい世界こそが至高の世界であると説くハーフの女帝だった。
それが、あの事件の後、突然考え方が変わってしまった。 もはや誰にも受け入れられる平和など存在しないと。
そうであるならば、どの種族も覇権を握れないように、絶対的な力の下に支配されるしか無いと。
ニルスはその考えには反対だった。 何度も考え直すように説いてきた。
だが、そんな努力もむなしく、彼女の考えは変わらなかった。 そして今も・・・。
「狂ってなどいません。 理想を追いかける事は、素晴らしいことです。
しかし、それが実現不可能なのに、執拗に求める事は、それこそ狂っているとしか思えません。
世界を平和にする為には、種族にかかわらず、同じ王に支配されるしかないのです。」
「だがな!」
「あなたも知っているでしょう。 竜族は、何があっても見て見ぬふり。
それでいて、世界を導くべきは、竜族だと思い込んでいる節がある。 そして人間は、自分以外を認められない狭い心と
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146 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:39 ID:9sML7BIs
「グレゴリオ・・・。 しかし、今でも民は苦しんでいます。 今がおかしいなら、変えなければなりません。
もし、それがだめなら、他の策を考えるまでです。」
「暗黒神を召喚してからでは遅い!」
「まぁまぁ、ニルス様、多数決を取ってみても、メリアレーゼ様の案は正しいと言うことです。」
賛成がメリアレーゼ含め3人、反対がニルスとグレゴリオの2人。 これは・・・多数の暴力だ。
ニルスは椅子から立ち上がると、何時ものようにマントを翻し去っていった。 靴底で床を叩き、高い音を立てながら。
「ニルス様をご説得し、我らベルン三翼でメリアレーゼ様をお助けしましょう。」
エレンがその場を取り繕うが、重い空気は払拭できなかった。 それを嫌うかのように
ナーティもまた、何かを思い出したの様に、突然会議室に後にした。
「・・・エレン。」
メリアレーゼはエレンを呼びつけると、意外なことを命じた。
「ナーティを付けなさい。 奴は何を考えているか今でも分からないところがあります。
怪しい素振りをしたら、すぐに知らせなさい。」
「は、仰せのままに!」
主の命を受け、エレンもワープで消えた。 部屋に一人残ったグレゴリオのところまで、メリアレーゼは歩み寄った。
「お前は慎重だな。」
「は、じっくり考えてからでも遅くは無い事柄ですので。」
「この瞬間でも、同族が苦しんでいてもか?」
グレゴリオはしばらく黙っていたが、自分の考えをしっかりと出した。
彼は例え、主の意に背いても、主の為ならば、自分の身はいとはない。
「もし、焦って十分な思慮を伴わない行動を起こせば、それは今より酷い結果を生むかもしれませぬ。
じっくり腰をすえて考えて、リスクを計算してから行動を起こしたほうが、民の為にもなるとワシは信じております。」
これは、実質上メリアレーゼの行動を批判するものだった。
しかし、これも主の為。 メリアレーゼほどの賢者が、焦ってしまうなど、あってはならない・・・。
「・・・お前の言う事は尤もだ。 でも、もう我々ハーフには後が無いのだ。
人間がいつ、今より非道事をし始めるか分から無いのだからな。 奴らほど信用できない種族も無い。 考えている余裕は・・・ない。」
「・・・。」
グレゴリオにも分かっていた。 彼女がそんな決断を下すまで、どんなに考え抜いたか。
だがしかし、彼女はたった一人で考えていた。 これだけ大勢の仲間を従えながら、誰に相談することも無く。
今でも、直属の部下であるナーティに監視をつけた。 信用できていないのだ。
メリアレーゼは哀れな人だった。 誰も信じられなかった。 ナーティも・・・あやつも同じようなもんじゃ。
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147 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:40 ID:9sML7BIs
そこには、処刑台にかけられた二人が、野次馬に晒されていたのである。
「皆の者! よく聞け! この者達は、劣悪な半竜人でありながら、この神聖たるマーキュレイを汚した。」
「それに留まらず、ガンマー大司教の御前を乱した。 この罪は、たとえ大司教のご慈悲を持ってしても、相殺できるものでなく。」
「それどころか、 ナーガ神の教えを記した、
ナーガ聖典に照らし合わせても、自らの命を差し出す以外にこの罪を購う事は不可能である。」
「よって、これよりこの罪深きものに、ナーガ神の代弁者、ここにおわすガンマー大司教に神に代わって裁きを下して頂く!」
配下の神官たちが、順に二人の罪状を高らかに宣言する。 その中央には、ガンマーが厳かな風貌で椅子に鎮座していた。
「兄ちゃん・・・私達どうなっちゃうのかな・・・。 怖いよ・・・。」
「・・・。」
「兄ちゃん! ・・・。」
シーナは死を目の前にした恐怖に泣いてしまった。 クラウドも慰める言葉が無い。
上を見上げれば、そこには巨大な刃。 もうすぐ、あれが自分の首に落ちてくる。
クラウドは周りを見渡した。 野次馬どもは自分達に向かって口々に騒いでいる。 それが罵倒である事が嫌でも分かる。
そしてガンマーのほうを見れば・・・そこには彼と共に・・・教皇がいたのだ!
教皇は目を細めて民に手を振っていた。 まるで英雄を気取るかのように。
シーナとて、どうなってしまうか分からなかったわけではない。
しかし、兄にそれを聞いて否定して欲しかった。
その兄も、何時もの威勢が無い。 いつもなら泣くなよと励ましてくれる兄が・・・。
しばらく二人を見せ物にすると、ガンマーは皆を鎮め、静かに椅子を立った。
「では、これより裁きを下す。」
彼は一歩ずつ処刑台に近づき、そして、刃を落とす綱を握った。 彼の手は震えていた。
「願わくば、この異端者たちにもナーガ神のご慈悲を・・・。 さらばだ・・・!」
シーナは血の気が一気に引いていくのを感じた。 そして、もう目を空けていられず、強く目を瞑った。
兄ちゃん・・・姉ちゃん・・・皆助けて!
クラウドは覚悟を決めた。 これがマーキュレイ・・・。 ハーフが反乱を起こした理由・・・分かったぜ・・・。
もう、遅いけどな・・・。 死にたかねぇ! でも・・・もう。
「ちょっと待った!」
静まり返った城前広場に、透き通った声がこだました。 その声にガンマーは胸を撫で下ろしながら、綱から手を離す。
誰もがその声のしたほうを見つめた。 そこにいたのは・・・シーナにはその人が天使に見えた。
シーナには天使に見えたその人が、教皇には悪魔に見えた。 天使と悪魔は紙一重・・・。
「(ちっ、なんとバッドタイミングだ) こ、これはこれはカイザック最高師範。 どのようなご用件でしょう。」
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148 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:40 ID:9sML7BIs
「・・・仰せのままに。」
シーナとクラウドは、教皇指示の司祭によって、カイの元へ戻された。
シーナはカイに抱きつくように後ろへ隠れた。 もう死ぬかと思った。 今でも生きた心地がしない。
「ところで、この異端宣告したの誰だ?」
カイのその問いに、ガンマーが答えようとした。
「はい、教皇に指・・・」
それを、教皇が遮ってカイに申告した。
「は、ここにいるガンマー司祭が、独断で行いました!」
ガンマーは目を見開いて驚いた。 自分は城に帰った後、教皇と二人の対処に関して協議を行っていた。
そして、国外追放で済まそうとする彼の意見を教皇が砕いて、極刑処分を下したのだ。
しかし、自分より位の上の者の言う事が絶対であった。 逆らう事は、どんな場面でも許されない。
「ガンマー・・・お前が? ・・・もうすこし、半竜人にも慈悲の手を差し伸べてやれ。」
カイには、ガンマーがそんなことをする司祭には思えなかった。 人間の中でもまぁまぁフェアな考えを持った司祭だったからだ。
しかし、今は証拠が無い。 ヘタに騒ぎを起こせば怪しまれる。 これ以上カイも追及しなかった。
未だに納得できないといった表情をするガンマーの肩をポンと叩き、笑顔でその場を立ち去った。
それを、教皇は睨みつけながら見送り、姿が見えなくなると、城の中に姿を消した。
「おのれ! あの目障りな王子さえいなくなれば・・・。 おい、クレリア! いるか!」
教皇の呼び声と共に、後ろから突然女性が現われた。
その碧色の瞳は、どこかで見覚えが・・・ハスタール城で、そしてハスタール領内でカイを狙った、あの狂気の瞳だった。
「おお、アサシンクレリア! 奴らの暗殺は未だ成功しておらぬのか!」
「申し訳ございません。 ですか・・・。」
「なんじゃ?」
顔を近づける教皇に、クレリアは申し訳なさそうに視線を逸らした。
「お言葉ですが、私には、カイザック王子暗殺が、世界を正しい道に導く方法とは思えません。」
教皇は更に顔を近づけ、更に眉間にしわを寄せて耳打ちするかのように、彼女にささやいた。
「お前には金をたんまり渡してあるだろう。 人殺しを仕事にするお前に、正しい道も何もあるまい。」
「そうですが・・・。」
教皇は動揺する彼女を恫喝するかのように、突然大声で話し出した。
「ならば! 渡した金の分働いてもらわなければ困るな!」
何も言えなくなったクレリアに、今度は先程の恫喝が嘘のようなささやきで彼女の弱みをつついた。
大声による威嚇と、ささやきによる慈悲を巧みに彼は使い分けていた。
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149 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:41 ID:9sML7BIs
城下町の外れまで来たカイは、ようやく解放された二人、クラウドとシーナの自由を奪っている縄を解いた。
そこで他の面子と待ち合わせをしていたのである。
「あーん、 カイ様! 怖かったよ!」
自由になるや否や、シーナはカイに抱きついた。 あそこにカイが来るのが後数分でも遅ければ、自分達は死んでいたのだ。
姉や父、友の顔を見ると、もう泣かずにはおられなかった。
アレンが血相を変えて二人に走り寄る。 守るべき姫と、自分の息子。 どちらも失う事は死ぬことより辛い人間だ。
顔を手で包み、両者の無事を確認する。 泣きそうになるのをぐっと堪えながら。
「危なかったな、シーナちゃん。 オレ様もうかつだったぜ。」
「カイ・・・。 助かった、礼を言うぜ。 親父、心配をかけた。」
「この・・・親不孝者が・・・。」
クラウドも今回ばかりはカイに礼を言わざるを得なかった。
恥ずかしいし、何か悔しい気もするが、命の恩人だ。 顔を背けながらだが、しっかり礼を言う。
「なぁに、いいってことよ。 オレ様達、オトモダチだろ?」
「・・・そうだな!」
「シーナ! 兄貴! おかえり!」
セレナも二人を歓迎する。 大切な大切な仲間が帰ってきた。
自分を支えてきてくれた二人が帰ってきてくれた。 セレナは嬉しくて仕方なかった。
しかし、それ以外の何かが、言葉に表せない、胸を焼き焦がすほどの何かが込みあがるのも感じていた。
「しかし、驚きましたよ。 まさかカイが、世界宗教のトップだったなんて。」
セレスもカイを認める。 本当に今回は、カイのお手柄だった。
「あれ、オレ様、前にも言った覚えが・・・まぁいいか。 ま、そういうことよ。
これからは、カイ師範と呼びたまえ! うひゃひゃひゃ!」
調子に乗るカイを無視して、セレナは前から疑問に思っていたことを彼にぶつけてみた。
「ねぇ、なんで種族間で宗教上の裁きまで変わってくるの?」
その疑問に、今まで笑っていたカイも静かになった。
そして、静かに理由を答え始めた。 この大陸の闇の部分の確信をつくかもしれない、その答えを。
「この大陸は、ナーガを神として崇めている。
そして、ナーガの言葉は聖典として、宗教上のルールを決める規律となっている。
その一説に、竜族は世俗世界にかかわってはいけない、というものがある。」
「あぁ、それは我らエレブにも伝わっています。」
アレンは思い出した。 かつてロイとナバタの里に行った時聞いた、竜の長老も、そのようなことを言っていた。
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150 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:41 ID:9sML7BIs
セレナの考えに皆異論はなかったが、しかしそれが難題である事もまた、皆異論はなかった。
教皇・・・人間を敵に回すとなれば、当然世界を敵にまわすことになる。
「しかし、どうするつもりなんですか?」
「教皇を倒す。 そのために、あちこち回って皆に考えを説いて回るさ。
教皇一人を抑えても、世界に根付いた意識を変えなければ、何もなら無いもの。
異端扱いされようが、あたしが生きている限り、絶対に諦めない。 理想は絶対にかなえて見せる。」
カイは、セレナの言い放った言葉に体が固まった。
真っ直ぐで、余計なものを纏っていないセレナの言葉が、自分の心を串刺しにしてくる。
今自分に一番足りないものを、彼女が使って自分の心の窓を蹴破らんとばかりに叩いてくる。
裏切られても、絶望しても尚立ち上がる・・・オレ様も、もう逃げていられない。
「それにしても、カイが教会のトップでありながら、何故教皇が好き勝手やっているの?」
アリスが先程からずっと疑問に持っていたことをとうとう口にした。
カイはそれを聞いて苦い顔をする。 しかし、もう逃げているわけには行かない。 こいつらなら、きっと分かってくれる。
「オレ様がロクに教会に顔を出さなかったからだ。
皆に信じてもらえなくて、ぐれてたんだよ。 だが結局・・・それは逃げてただけなんだよ。
オレ様が逃げたせいで、世界で苦しむものが出てくる。 それが・・・今回よぉーく分かった。
もうオレ様は逃げない。 本気で、世界を変えたい。」
カイの真剣な眼差しに、セレナは彼の気持ちは本当なんだと信じた。
「じゃあ!」
「あぁ、これからもよろしくな。 おかしいと思う事は、主張しなくちゃな。」
その途端だった。 突然の足音と共に、周りを兵士達が取り囲んだ。
何処からともなく現れたその兵士達に、一行は面食らってしまった。 その軍を指揮しているのは・・・教皇だ!
「カイザック師範、聞かせていただきましたぞ! いくらナーガ教の最高師範といえ
マーキュレイ帝国の簒奪を企む人物を放っておけませぬ! 今ここで、このワシ自らが、貴方に異端宣告を下します!
皆の者! 最高師範といえど容赦するな! 国家に刃向かうものを討ち果たせ!」
兵士達が教皇の命令で一行に襲い掛かる。 クラウドとシーナが、先程のお返しといわんばかりに率先して反撃する。
「さっきはよくもあんな目にあわせてくれたな! これでも喰らいなさい!」
シーナの怒りの槍が、敵の急所を突く。 槍をぶんぶん振り回し、相手を近づけさせない。
「何時ものセレナちゃんとは思えませんね・・・。 なんかおっかない・・・。」
「なんか言った!?」
「いえ、何も。 エルファイア!」
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151 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:42 ID:9sML7BIs
「黙れ! 貴様ら異端者に何が分かるものか。」
シーナは怒りを抑えて話そうとした。 しかし、やはり口調に現われてしまう。
自分を迫害していた相手を恨むなと言うのも酷である。
「分からないから聞いているんでしょ? 何故ハーフを差別するの?」
「・・・決まっておろう。 貴様ら半竜人は、掟を破った悪しき竜の末裔。 悪魔の種族だからじゃ。」
教皇はシーナをにらみつけた。 シーナは、彼が自分をハーフと知っていて、怯えにも近い感情を、その目から感じ取る。
何故ここまで・・・。 神の掟を破ったから、という理由だけでは無い気がする。
「人間の世界に関わってはいけないという戒めは、苦しんでいる者を見過ごし、人を愛するなと言うことなのですか?」
後ろからの声に、教皇は目を見開いて驚いた。
その声の主はアリスだった。 彼女も精霊術師と呼ばれてはいるが、元は神の教えを説くプリースト。
先程から教皇の言っている事が疑問でならなかった。 そして、聖典の解釈も。
「なんじゃと・・・?」
「神は、全ての命あるものへ平等に救いの手を、愛を差し伸べてくださる。 我々を導いてくださる存在。
神御自らが、率先して差別を行うように仰せられるはずがありません。
先程言ったように、神御自らが、人を愛する事を否定するのであれば、そんなのは神ではありません! 魔王です!
そして、その魔王の代弁者である貴方こそ悪魔です!」
「・・・。」
教皇も、アリスの気迫に言葉が詰まった。
自分が忘れかけていた、いや思い起こしたくないことを、彼女の言葉によって思い出してしまった。
双子も目を点にした。 姉が、いつも優しくてお淑やかな姉が、こんなに声を荒げるなんて。
「ワシだって・・・最初から半竜人を憎んでいたわけではない・・・。だが・・・。」
「じゃあなんで!」
「・・・だがな! 半竜がのさばる事で、我ら人間の世界が脅かされる危険がある以上、その存在を許しておくわけにはいかんのだ!」
突然教皇が急に後ろへステップした。 アレンは逃さんとばかりに槍を突き出そうとしたが
その途端、アレンは右のわき腹に激痛を覚えた。
「ぐっ・・・!?」
セレナとシーナが、父親が手で庇ったわき腹を見る。 そこにはなんと矢が刺さっていた。
アレンを気遣う双子の前に、誰かが現われた。 はっとして前を見る。
そこには、弓を持った碧色の髪の女性が、自分達と教皇の間に立ち、こちらを睨んで立っていた。
彼女は足元に何かをたたきつける。 すると、その途端、そこから目も開けていられないほどの眩しい光が発せられた。
光が収まると、そこから教皇の姿が消えてきた。 残っていたのは先程の女性だけ。
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152 名前:手強い名無しさん 06/04/08 20:42 ID:9sML7BIs
それは、相手の剣を槍で受けると更によく分かった。 絶対に手を抜いている。 ・・・先程の矢も、もしや。
それにこの娘・・・誰かに似ているような気が・・・。
アレンは逆に相手の隙を見て、槍の柄で短剣を弾き飛ばした。 剣を弾かれ焦る相手。
そこをすかさず、クラウドが父を真似て、弾こうとしたが、ダメだった。
やはり熟練した技と、見よう見まねのそれではワケが違った。 彼は手痛い反撃を受けてしまう。
「ぐあ!」
「クラウド、しっかりしなさい!」
レオンは相手が弓を使ってこないことをいい事に、竜に乗ったままタックルをかましてみた。
飛ばされたもう片方の剣を探すことに必死になっていたクレリアは、彼への反応が遅れ、竜に轢かれてしまう。
「あいたぁ!」
竜に吹き飛ばされ、頭を抑えながら上半身を起こすクレリア。 しかし、右手が動かない。
「?!」
よく見ると、カイに剣を踏まれていた。 短剣の刃の上に体重を乗せられては、テコの関係上引き抜く事は難しかった。
「よぉ、お前、見たところ飛竜族だな? どうして、あんな人間の糞ジジイの言う事聞いてるんだよ?」
カイが同族ということもあって、友好的な口調で聞いてみる。
だが、相手は友好的とは行かないようだ。 剣から手を離すと、カイと距離を空けた。
「うるさい! お前さえいなければ、平和なんだ!
ナーガ神だの、その使いだの、私は信じないね! 世界の理を曲げても平然としてる神なんてね!」
彼女は先程と同じように、地面に何かを叩き付けてた。 視界が遮られ、再び視界が開ける頃には、もう彼女はいなかった。
カイは彼女が置いていった剣を拾うと、ため息をついた。
「やれやれ・・・オレ様の逃げてきた事に対する代償は、やはり大きいな。」


153 名前:第三十八章:半竜族の国 06/04/08 22:02 ID:9sML7BIs
「さぁて、これからどうするかな。 オレ様達も今じゃ異端者だぜ。 もう安住の地は無い。」
カイは背伸びをし、他人事のように暢気に話す。 自分まで暗くなっては他にも響く。
いまだにシーナやクラウドは何時もの明るさを取り戻していない。
そんな兄妹の様子をセレナは心配して気にかけていた。
「大丈夫? 二人とも。」
「姉ちゃん・・・私、人間のこと、嫌いになっちゃいそうだよ。」
「シーナ?!」
「だって・・・街の人皆で、お前は悪魔だって罵られたし、もう少しで殺されそうになった。 ハーフというだけで。
人間には悪い人もいる、というわけじゃなくて、人間でも、良い人はいると言った方がいい気がしてきたよ。」
「シーナ・・・。」
泣きそうになるシーナに加えるように、クラウドも口を入れた。
「俺も・・・自分に流れる人間の血が嫌になってきた。
いや、それだけじゃない。 竜に流れる血もだ。 逃げているだけの、神と言いながら何もしない竜も嫌いだ。」
皆の心がばらばらになりかけていた。 カイも、セレナも・・・竜が嫌い・・・つまり自分が嫌いと言われ、閉口してしまう。
しかし、ここまで来て、こんなことで終りたくない。 重い雰囲気に光をもたらしたのは、アリスだった。
「皆、どうしたの?! そんな暗い顔をして。」
「どうしたのって・・・。 アリス姉ちゃん。」
「こうなる事は分かっていたことでしょう? アルヴァネスカは、ハーフが差別される世界。
それは、ハーフがエレブに逃げてくるほどに。 その様子を見るために、この大陸に来たのではないの?」
アリスにいきなり分かりきった事を言われ、クラウドも戸惑った。
「そんなこと分かってるぜ、姉貴。」
「本当に? 何故、ハーフが逃げてきたのか、よく考えてみて。 これはエレブにも言える事よ。」
「そりゃ、人間がハーフを差別するからだろ? 姉貴も見ただろ? 俺達もう少しで殺されるところだったんだぞ!」
興奮気味に話すクラウド。 無理も無い。
自分は何も悪いことをしていないのに異端と勝手に決め付けられ、ハーフと言うだけで処刑されそうになったのだから。
「落ち着いて、クラウド。 何故、人間が差別するの?」
「何故って・・・。 そんなの!」
頭に血が上ってまともな会話が出来なくなっているクラウド。
それに変わって、シーナが答える。また、道を踏み外しそうになった。
「世界宗教が・・・教会法が、ハーフ差別を合法としているからだね。」
「そうね・・・。 そして、その教会法は誰によって作られているの?」
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154 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:03 ID:9sML7BIs
現に、自分だって父やアリス、セレスやレオンの事は憎んでいなかった。 同じ人間でも。
カイやセレナにも、怒りはなかった。 それは、自分を理解してくれるから。
自分達は何も悪いことをしていない。 なのに、自分達を理解してくれない人々が、自分達を差別する。
皆に理解してもらいたい! シーナは、種族括りで考えてしまう自分の視野の狭さを恥じた。
しかしそれは、誰でも同じことだった。 そうでもなければ、差別など起こり得るはずは無いのだから。
「竜族の悪い心を持っていたカイは改心した。 あたしだって、自分の力不足で、多くの死を無駄にしてしまった。
過ちは、正さなきゃいけないんだ。 今の教会法は間違ってる。 神の御名を名乗って差別を正当化するなんて。
それを正す為にも、教皇を倒す。 だからシーナ、兄貴。 あたし達を信じて。 諦めちゃだめだよ!」
過ちは、正さなくてはいけない。 諦めてはいけない。 シーナもクラウドも、それは分かっていた。
しかし、いつの間にかそれを、人間への怒りに転嫁してしまっていた。 自分達を差別する人間が悪いのだと。
しかし、この問題は人間だけの問題ではなかった。 その蛮行を許した竜族、間違った世論を跳ね返そうとしなかった半竜族。
どの種族にも、何かしらの落ち度があったのだ。 どの種族が悪い、とは言えなかった。
唯一つ言える事は、種族に関わらず、悪い心を持った者が居り、それこそが罰せられるべきであると言うこと。
アリスやセレナは、それを分かって欲しかったし、自分にも言い聞かせたのだった。
「そうだな、俺、ちょっと前しか見えてなかったような気もする。」
兄の言葉に、セレナも口元が緩む。 しかし、クラウドは続けた。
「でも、この大陸の人間が憎い事は変わらない。」
「兄貴!」
「あぁ、分かってるさ。 人間に憎しみを抱かせるようなことを、神を名乗って世の理とする教皇が許せねぇ。」
クラウドはきっぱり言い切った。 悪いのは一部の世界を動かしている奴らだ。
教皇は悪さをするし、カイはそれを見て見ぬ振りをしていた。
一つ一つの歪みは小さくても、積み重なれば大きな歪になると言うことが、痛いほどに分かった。
「正義という言葉は、偽善者が自分を正当化する道具・・・か。 確かにそうかもしれないな・・・。」
レオンも考えが変わり始めていた。 自分は騎士としての行いを、しっかりと果たしていると思っていた。
しかし、同族の蛮行をとめることが自分には出来ない。 このままでは自分も偽善者だ。 それでは悔しい。
自分には仲間がいる。 なんとしても、世界を変えて、誤解を解きたいと思った。
「よぉし、そうと決まれば、早速教皇のところへ殴り込みだ!」
「ちょっと! 待ってください!」
セレナとクラウドが先陣を切る。 だが、後ろからの引き止める声に、二人はつんのめりそうになった。
「いきなり大声出して、危ないじゃない!」
「カイがいくら教会のトップと言っても、僕達は異端宣告されているんですよ?
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155 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:03 ID:9sML7BIs
これが、生まれ変わったオレ様の最初に仕事だ。 こいつらなら信じれる。 人間もいるが、もう少し、人間を信じてみようか。
「よぉし、じゃあ目指すはブレーグランドだ! 東へ向けて進軍だ!」
一行はマーキュレイを後にし、一路ハーフの国、ブレーグランドへ向けて歩みだした。
この大陸でも、また世界を敵に回してしまった。
エレブではハーフから異端視され、こちらでは人間から異端視され・・・。
自分達を理解してくれるものが少ない事は悲しい。 だが、自分達には仲間がいる。 理想を共有する、信じられる仲間が。
周りにどんなに異端視されようとも、自分が間違っていないのなら、絶対に諦めない。
セレナは意志を確かめるかのように、一歩一歩力強く歩んで行った。
例え一歩一歩は小さくとも、歩み続ければ必ず目的地に辿り着く。
世界の変化も、例え一回一回は目に見えなくても、努力し続ければ必ず成果は見えてくる。 だから諦めない。
ブレーグランドへ行く途中、何度も何度も教皇配下と思われる騎士団や刺客の襲撃を受けた。
夜も交代で寝ずの番が張られた。 日が出るとすぐに進軍し、間違いなく日中に交戦し、夜も休む暇なく番をする。
皆体力を消耗していった。 予想以上に、教皇は執拗に自分達を狙ってくる。
他の異端者とは明らかに扱いが違う。 カイはそう思った。・・・まぁ当たり前か。 くそ、あの糞ジジイめ・・・。
「ふぅ・・・毎日、毎日こう刺客を送り込まれたんじゃ、流石に疲れちゃうよ。」
シーナが天馬の上で、天馬にもたれかかって目を瞑る。
「確かに・・・僕もこう連戦続きでは、魔力が回復し切りませんよ・・・。」
セレスやアリスにとっては深刻だった。 魔法使いが魔力切れを起こしたら、それこそ何も出来ない。
どんな高位の魔道師でも、魔力が切れたら何も出来ない。
「教皇のやろう・・・そんなに俺達が憎らしいのかっつーの。 なぁ、レオン!」
「あぁ、全くだ。 あまり連戦が続くと、武器が持たないかもしれない。 相手もこちらが消耗することを狙っているに違いない。」
レオンが自分の槍を竜上で磨く。 丁寧に扱っているが、穂先のヘタレ具合を見るに、そろそろこの鋼の槍も限界だ。
他の面子の武器もそろそろガタが来ていた。
マーキュレイで少しは補給したが、このまま続けばいくら武器があっても足りない。
レオンが自分の顔を槍の穂先に自分の顔を映してると、下でカイがいい剣を持っていることに気付いた。
「おい、カイ。 お前、いい剣持ってるじゃないか。」
「ん? あぁ、こいつはあのアサシンが落としていった奴だよ。 キルソードってところだな。」
「いい剣じゃないか。 そういや、あのアサシン、あれから姿を見せてないな。」
レオンはカイに言われてやっと思い出した。
マーキュレイを出る前に、教皇を庇ったあのアサシンだ。 いい腕は持っていそうだったが、どうも気迫にかけていた。
「キルソード!? しかも2本? そりゃあたしの為にあるようなものじゃん! ちょうだい!」
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156 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:04 ID:9sML7BIs
「あいつの言葉が今でもグサッと来てな。 お前さえいなければ、世界は平和なんだってな。
確かに、オレ様が今まで逃げてたせいで、治安が乱れていたって言うのは認めてる。
でも、言われてみると堪えるもんだぜ。 しかも同族にな。」
アリスはカイの悩みを最後までじっくり聞くと、しっかり説く。 自分も神の教えを広めるプリースト。
人を諭して気を楽にしてあげることも、大切な仕事のうちだ。
「でも、貴方は気付いたのでしょう? 逃げてはいけないと。 そして、そのために行動している。
もう今までの貴方では無いわ。 これからの行動で、皆に認めてもらえば良いじゃない。」
「・・・さすがアリス様だぜ。 だけどな、オレ様さえいなければ、アリス様達もここまで教皇に狙われたりはしないんだよ。」
シーナや、剣をしまったセレナも寄ってきた。
「どういうことなの? カイ様。」
「教皇は、オレ様を狙っているのさ。 理由は一つ。 俺を殺して、教会のトップに君臨する為。
あいつは今、俺に次いで教会のナンバー2だ。 俺を異端者にしても、下位の自分では説得力が無い。
最高師範の位に就くには、俺を殺すしかないってワケだ。」
カイがまるで他人事のようにさらっと話す。
セレナは腹が立った。 教皇は、何処まで汚い男なんだと。 しかし、怒鳴らずそのまま話を聞いていた。
「あいつは教会を乗っ取って、その絶大な権力を持って世界の王になろうと企んでいるんだ。
あいつの好きにはさせん。 あいつが王になれば、それこそ半竜族は絶滅させられちまう。
それは何としても避けなければ。 アルヴァネスカを奴の好きにさせてたまるか。」
セレナはカイの拳に力が篭っている事が分かった。 彼女には分かった。 彼もまたハラが立っている事が。
それは教皇に対してだけではない。 今まで逃げてきた自分に対してのものだった。
逃げてきた自分への決別の為にも、教皇を倒し、現行教会法をぶっ潰す。
そして、誰もが平等に救済を受けられるアルヴァネスカを作る。 それがオレ様の課せられた使命だ。
そう思っていると、彼の前に突然目の前に手が出てきた。
「?」
「あたし達も手伝うよ。 アルヴァネスカを良い世界にすること。 一緒に頑張ろう?」
カイはその手を笑顔で握り締めた。 オレ様はもう一人じゃない。 オレ様を理解してくれる仲間がいる。
「あぁ、頼むぜ! オレ様達、仲間、親友だもんな!」
「おう!」
セレナも笑顔で返す。 カイがはじめて、自分達を親友と呼んだ。
今までオトモダチとは言っていたが、親友ではなかった。 どこかで信じていなかった。
でも、もうオトモダチではなかった。 お互いを理解しあった親友だった。
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157 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:04 ID:9sML7BIs
用がなくなったら殺すに決まっている。 そんな奴の言う事を信用できるはずが無い。
「黙れ! 誰が渡すか!」
「ならば力ずくで奪うのみ! 行くぞ!」
ニルスの掛け声と共に、周りを囲んでいた兵士達が一斉に襲い掛かってきた。
彼は真っ直ぐセレナに向かってくる。 相手の大剣をこちらの剣で受けていたら持たない。
相手の剣を避け、すぐに反撃する。 相手も相当な剣の使い手だ。 かなりの鍛錬をしてきたのだろう。
この前は大斧、そして今回は大剣。 しかもあれはどう見ても銀製だ。 あのような扱いづらい武器を軽々と扱っている。
セレナにカイも加勢し、二人でニルスを押さえにかかる。 この前は武器を持っていなかったから何も出来なかったが
今回は違う。 自分の風のように流暢に踊る剣と、彼女の月の弧を思わせるような太刀筋の双剣が
分厚い氷をも砕くような剛剣で押すニルスに挑む。 彼は二人の剣を見事に大剣で受けていた。
「無駄な抵抗は止せ! お前達が私に勝つ事などできはなしない!」

ミレディは配下を指揮し、他の面子を襲う。 地上では、アレンやクラウドが敵を蹴散らしている。
兵数が多く、さすがに無傷ではいられない。 だがクラウドは父親の技をしっかりと盗んでいた。
相手の剣を槍の柄で受け流すと、すかさず槍で突き飛ばす。
アレンはセレスやアリスを守りながら、クラウドを指揮し自らも敵を退ける。
若い獅子と、老成した猛虎が、兵士達の首筋を噛み切っていく。 アリスとセレスも守られているだけではない。
アリスは傷つく二人を癒し、セレスも従姉弟を助けながら、魔法で相手の陣形を崩す。
彼のフィンブルが敵を凍らせ、大きな氷の壁となり相手の進路を阻んだ。
日々勉学に励み、魔法研究を怠らない彼の努力の結晶が、今大きな氷の塊となって現われていた。

一方空中では、ミレディとシーナとレオンが互角の戦いを繰り広げていた。
ミレディの槍を、シーナは蝶が舞うかのごとくひらりとかわし、彼女を幻惑する。
私の槍が当らない・・・。 く、流石天馬乗りの子は天馬乗りというわけか・・・。
しかし、天馬騎士ならば当ればこちらのものだ。 彼女は重い鋼の槍をその重さに任せて振り回す。
シーナは、相手から攻撃を受けないが、これでは相手に攻撃する事も出来ない。
軽い細身の槍は機動力を低下させないが、その分リーチは短く、軽いので打ち負けてしまう。
こう着状態の二人。 その背後から、レオンが同じく鋼の槍で一気に相手の背を狙う。
飛行系が自分の背後を取られる事は、何にも変えがたいほど不利な状況に追い込まれることだった。
背後からの執拗な攻撃に、少しずつミレディは傷ついていく。
「小賢しい!」
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158 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:04 ID:9sML7BIs
彼から放たれた極寒の風。 それは体に貼り付き、全てを凍りつかせる破滅魔法の一つだった。
アレン達は言うに及ばず、神竜の二人も例外ではない。 足元から次第に凍り付いていく。 体温を奪って余りある死の風。
「く、なんて魔法だ・・・。」
「ははは・・・私にこの魔法を使わすとはな!」
どんどん体が動かなくなっていく。 意識まで飛びそうだ。
吹雪の向こうで不敵な笑顔を漏らすニルスの顔が、次第にぼやけてくる。
このままではやられてしまう・・・。 セレスはぼやける頭で何とか、考えた。
この氷を何とかしなければ・・・。 彼は、凍りつく口元で何とか魔法を読み上げた。
「メ・・・メティオ!」
「?!」
皆は一瞬読み上げた魔法の名に、耳を疑った。
メティオは遠くの敵を攻撃する為の火炎魔法で、広範囲に爆発が及ぶ破壊魔法だった。
それを・・・何と彼は自分に放ったのだ。 セレスを中心に爆発が起こり、ニルスも吹雪も皆吹き飛ばされた。
燃え上がる爆風で体を覆っていた氷が解けるというより吹っ飛ばされた。
当然衝撃と火炎で皆負傷してしまったが、悪魔の氷から逃れられた。
「く、味な真似を!」
ニルスがもう一度魔法を撃とうと詠唱を始める。
「アリスさん! 僕と二人で魔法障壁を!」
セレスの合図にアリスもマジックシールドを張る。
そこへ、ニルスの放った死の風が再び襲ってきた。 マジックシールドに跳ね返される吹雪。
アリスにマジックシールドを任せると、セレスは障壁の中から、吹雪へ向かって再び魔法を放った。
「魔法なら僕も負けませんよ! ボルガノン!」
火炎の魔法と氷の魔法がぶつかり合い、真っ白な湯気が上がる。
その湯気が視界を遮り、何が起きたのか分からなくなってしまった。 ニルスが湯気の中で相手の様子を見ようとしたその時だった。
突然、左右からセレナとカイが現われて、すれ違いざまに自分を剣で突き刺して行った。
「がっ!?」
二人が空中から交差するように相手を襲ったのだった。
流石の彼も防御手段の無いところに被弾し、膝をついた。
「バ、バカな・・・。 この私が、負けるなど・・・。」
セレナが膝を突くニルスににじり寄り、止めを刺そうとした。
しかし、再び空が暗くなったかと思うと、視界からニルスが消えた。
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159 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:04 ID:9sML7BIs
そうやって空を眺めると、向こう何か見えてきた。
「お? おい、見えてきたぞ。 ブレーグランドだ。」
カイの指差すほうに、街並みが見えてきた。 そこが一行の目指した半竜族の国、ブレーグランドだった。
一行は募る不安をお互いに拭い合いながら、半竜族の国、エレブを乗っ取ったハーフの親玉、メリアレーゼの故郷へと入っていった。

第三十九章:狭間の者
街の様子を見た一行は目を疑った。 国というより・・・スラムと言ったほうが正しいかもしれない。
マーキュレイを見た後だと尚更そう思えた。 皆掘っ立て小屋に住み、ぼろきれ同然のシャツ一枚で生活している。
文明と言うには悲しすぎる様子だった。 更に、彼らは自分達を見た途端、逃げ出していってしまった。
「おい! 何で逃げ出すんだよ!」
クラウドは逃げていった同族を見て走って追いかける。
何故、同族からも逃げられなければならないんだ。 セレナは兄を追いかけようとしたが、それをカイが止めた。
「ちょっと、離してよ。」
「オレ様達が行くと、余計にあいつらは逃げるぜ。 半竜族は、人間も竜も嫌いだからな。」
彼らは迫害する人間も、それを見て見ぬ振りする竜族も嫌いだった。
どちらの血も自分に流れているのに、どちらからも受け入れられない。 彼らは自分に流れる血そのものを嫌っていた。
「私も行ってくる!」
シーナは疾風のごときスピードで駆けていった。 兄だけでは心配だ。
他の面子は、それを追いかけることも出来ず、ただ、二人の帰りを待つしか出来なかった。
自分達はハーフを助けたいと思っているのに、相手から一方的に拒絶される悲しみ。 イリアのときと同じだ。
でも、相手も最初はそうだったのだろう。 受け入れてもらいたいのに、一方的に拒絶される。
長年の積み重ねが、彼らをこういう風に変えてしまったのだった。

「おい! 待てよ! どうして逃げるんだよ!」
逃げるハーフをクラウドが袋小路に追い詰めた。 相手は栄養状態も悪いらしく、体力が無い。
「うるさい! どうせ、また半竜狩りをしに来たんだろう!」
「半竜狩り?」
「人間が、『優良種の保存』を名目に、半竜を殺しに来たんだろう?!」
その男は興奮していた。 だが、クラウドには身に覚えが無い。 それどころか、自分は同族だ。
「おい、よく見てみろよ。 俺もハーフだぞ。」
興奮していたその男は、クラウドにそういわれ、彼のエーギルの波動を辿ってみる。
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160 名前:第三十九章:狭間の者 06/04/08 22:05 ID:9sML7BIs
「・・・わかった。 同族のよしみだ。 お前達を信じよう。」
「ありがとう! 皆に会って。 皆良い人ばかりだから。」
男はまだ疑心暗鬼だが、シーナ達に連れられて、セレナ達の元へ行った。
セレナ達は、今までの経緯を軽く話した。 自分達がエレブと言う、アルヴァネスカと対を為す大陸から来たこと。
自分達はどの種族も差別されずに、平和に生きる事が出来る世界を作ろうと旅をしていること。
そのために、ハーフ差別を推進する教会に君臨する教皇を倒そうとしていること。
男は信じられないと言った様子で聞いていたが、クラウドのような真剣な眼差しで話をするセレナ達の言う事が、嘘とは思えなかった。
「そうか。 世の中には変わった者もいるのだな。 よし、俺はお前達を信じる。 俺の名前はシュッツ。 皆に会ってくれ。」
男はそういうと、一行を連れて広場まで行く。 もし、こいつらの言っている事が嘘だったら・・・。
仲間を危険に晒す事になるかもしれない。 しかし、こいつらの眼が嘘を言っている様には思えない。
彼の心の中では、今でも激しい葛藤が渦巻いていた。 自分達を理解してくれているかもしれない者を拒絶するわけには行かない。
セレナ達を見たほかの半竜たちも、最初は男と同じように逃げようとしたが、シュッツが走りより、白髪の男に話しかけている。
それは次第に口論へ発展した。 時折こちらを指差して怒鳴っている。 暫くして口論は止み、シュッツが戻ってきた。
「来いよ。 長老を説得してきた。 まだ完全には信じて無いが、きっと分かってくれるはずだ。」
皆は長老の元まで歩み寄った。
「お前達か。 世界を救うとか言っている変わりもんは。」
「そうです。」
「経緯はシュッツから聞いた。 では問おう、世界を変えるとは、具体的になにをなさるのか?」
「この世の理を曲げているナーガ教を変える。 その為に、その権力を掌握している教皇を倒す。」
セレナの理想を、長老は笑った。 セレナもあまり良い気分がしない。 何処に行っても笑われる。
「そう簡単に言ってくれるが、果たしてできるかな? 教皇を敵に回すと言うのは、すなわち世界を敵に回すということ。
最高師範がもっとしっかりしてくれていれば、あのような男が権力を握ることもなかったのに。
世の中は腐っとる。 権力に溺れるものもいれば、権力を扱いきれずに放棄するものもいる。」
反論しようとするセレナをカイが抑えた。 昔の彼なら、きっとセレナと同じように反論していただろう。
誰もオレ様のことを信じなったじゃないか、と。
「あんたの言うとおりだ。 面目ない。 だが、今までの分も俺はしっかりやって見せる。」
「・・・? もしや、お前さんが・・・カイザック・・・最高師範?」
「あぁ、そうさ。 神を語りながら、民の前から逃げていた、愚かなナーガ教最高師範さ。 いくらでも罵ってくれ。」
長老はカイの言葉に驚いた。 長い間生きてきたが、その姿を見ることも叶わなかった。 その存在が今目の前に居る。
「そちらは? 人間のようだが。」
アレン達は自分達がエレブから来たこと。 あちらのハーフの暴挙などを説明する。
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161 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:06 ID:9sML7BIs
「余計な事じゃないよ! 長老さん、間違えちゃダメだよ。
ハルトムートのした事は正しいよ。 間違っているのは、正しい事をしたのにそれを批判したヤツらだよ!」
「だが、正しい事が必ずしも歓迎されるとは限らん。 実際、そのせいで現状がある。 違うか?」
「違う! 正しい事をしたのに、それが正しく評価されない世界の仕組みがおかしいんだ。
一部の者の利の為に、大勢の者が泣き、正しい事をしようとするものが潰される。 これの何処が正しいんだ!
あたしは、こんな世界は絶対に間違っていると思う。 幸せを皆で共有できて、正しいことが正しい事と認識される世界。
自分が自分として堂々と生きれる世界。 あたしはこれを目指してるんだ。」
セレナの理想を、長老はまた大きな声をあげて笑った。
「お前さんの理想は、もはやそれを超えて狂気だな。 お前さんの言っていることは正しいよ?
しかし、現実を見なさい。 たった一人で正しいと主張しても、白い目で見られるのがオチだ。
現に私達とて、手を拱いて、迫害を甘んじて受けていたわけではない。 自分達の正当性を主張してきた。
だが、そのたびに、人間は私達への仕打ちを激化してきたんだよ。 奴らとは、共存できるとは思えないね。」
まだ理解してもらえない。 これだけ熱心に話しても、まだ納得してもらえない。 何故。
セレナの横で、自分の言葉を噛み砕いて話してくれる人物が居た。 シーナである。
「長老様。 確かに、人間は私達を迫害している。 けど、それは神の言葉と信じているから。
きっかけを作ったのは、ある一人の男よ。 たった一人の声で、世論が変わってしまったなんて。
世論もそうだし、自分もやらなければ取り残される。 きっとそんな感じで広がっていったのよ。
人間って、孤立するのを極端に嫌うから。」
レオンもシーナに加わる。 彼の彼女の言葉に耳が痛かった。
ベルン兵だから。 上の命令だから。 そんな簡単な理由で、同族を傷つけていた。
孤立を嫌い、自分のために、他の何もしていない他の者を傷つける。 人間は・・・自分勝手だ。
「ふむ、そうだな。 権力とは恐ろしいものだ。 どんなものでも溺れさせてしまう。
そして、愚者が権力を振るえば、理は曲がり、世界は混沌とした地獄に成り果てる。 今の両大陸のように。」
シーナはレオンから視線を戻すと、更に続けた。
「だから、世界を変えるには、まず間違った事を正義とする教皇を何とかする。
世界を敵に回したって、間違っている事は、間違っているって主張しないと、何処までも歪んでいくよ。
諦めたら、そこで終わりだよ。 ハルトムートのせいにするのは・・・逃げてるだけ。」
「私らが逃げていると言うのか・・・?」
「うん。 批判する対象をすり変えて、自分達は悪くないって言ってる。
根本を変えようとしないで、変えてはならない部分を変えようとしている。
悪い事を正しい事に摩り替える為に、正しい事を悪い事と決め付けようとしている。 ・・・それじゃ人間と変わらないよ。」
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162 名前:手強い名無しさん 06/04/08 22:06 ID:9sML7BIs
セレナはカイが何時もと違った凛々しい顔つきに驚いた。何か彼の周りに、彼とは違うものを感じたような・・・。
なんだかんだ言って、やっぱりカイもしっかりした所あるじゃない。 あっけにとられるセレナの肩に手をやり、カイが歩き出した。
「ほら、行くぞ。 出発の音頭を取った奴が何ボーっとしてやがる。」
「あ、うん・・・。」
外に出たカイはふぅっと深呼吸すると、セレナのほうを向いてニヤニヤと何時もの顔をする。
「どーよ? オレ様の迫真の演技は! あの演技の前では、さすがの長老でも舌を巻くってもんだぜ。」
「・・・あはは・・・。 やっぱり、アンタってヤツは・・・。」
苦笑いするセレナの肩を腕で押しながら、カイはメリアレーゼの館に急いだ。
待ってろよ。 オレ様、もう使命から逃げたりしないぜ。 ナーガの旦那から授かったこの能力も
全ては、使命を果たすためにある。 力を持たないものの為に、力を持ったオレ様達が頑張らねばな。

第四十章:もう一つの扉
一行は、街の奥にある、ひときわ大きい館の前まで辿り着いた。
長い間手入れをされず、薄汚れたそれではあるが、周りのみすぼらしい家々に比べれば十分立派だった。
館に入ってみる。 中には誰もいない。
調度品と思しき重厚な甲冑が埃まみれになりながら、かぶとの隙間に蜘蛛の巣を張り、主の帰りをずっと待っていた。 
かつてもここは、ブレーグランドの女帝メリアレーゼが施政の指揮を振るった場所。
多くのものが仕え、仕事に追われていたであろうその場所が、今は瓦礫や紙くずの転がる、廃墟同然になっていた。
時は無情なものである。
一行は色々な部屋を探索するものの、あまり資料となりそうなものはなかった。
それでも、彼らはメリアレーゼの部屋を探し出した。 玉座が、今も鎮座していたからである。
「ここで・・・あいつは何を考えていたんだろうな・・・。」
暴挙を起こす前は、メリアレーゼも大陸屈指の賢者であった。
そんな賢者が陣頭に立つブレーグランドは、人間から迫害されながらも、なんとか国として成り立っていたと言う。
毎日毎日、人間の迫害に耐えながら、彼女は同族の未来を想い、様々な施政を敷いていたのだろう。
耐え忍んできたのだろう。 セレナは玉座から見える国の様子を眺めながら、彼女の心中を察していた。
「姉ちゃん! そんな埃まみれの椅子に座ったらダメだよ!」
「ん? あ、やば。」
妹の声で我に返ったセレナは急いでお尻を払う。 椅子を見てみると、埃は全く無い。
どうやらお尻に全部吸いつけてしまった様だ。 妹に払ってもらう。
「ふぅ、よかった。 あまり汚れてなかったよ。」
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名前: E-mail:

【39:11】 【剣魔】20年の間に何があったか?【剣魔】
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:04/05/30 19:36 ID:O3J9UM..
20年で変わってしまった、あの人は。
話し合いたまえ、真剣に。


2 名前:手強い名無しさん 04/05/30 22:50 ID:76I4RAng
いいから削除依頼出したまえ。
終了

3 名前:手強い名無しさん 04/05/30 23:28 ID:KW4S1ts2
>>2
黙りたまえ、この私に。
ギィとの勝負だと思う、個人的に。

4 名前:手強い名無しさん 04/06/01 15:26 ID:whrBXcDM
じゃあ真面目に


若い頃DQNだった奴程年食うと丸くなるからね




はいじゃあこの議題終了しゅーりょー
次の議題は
「たった20年でヘクトルのあの老けっぷりって何よ?」
です

5 名前:手強い名無しさん 04/06/01 16:43 ID:O3J9UM..
   へ
            i. ツ               ゝ_!
         .   !_l     _r' T⌒ヽ    ノ ,/
         .   l ゝ、  ゛T ̄了:), ri' " ,/ ←闇の白い花で見
事選んでもらったカレル
              ゛ゝ、 `)"ー、._,r:'"`  l、,/
               ヾ、     l :  i ,/
                Y    l :  l'"
                 !     l : ,l
                 l、   l : l  
                  ニ口ニ{  
                  !    ヽ ゛!  
           ,D.    ゝ   ヾ. ゛! ,D.
          ー七ヽ,    \   ヽ.゛!ー七ヽ,   __
           く ゝ、    \   )゛! く ゝ、 /゛ンニヽ゛ヽ,
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄/   / ゛!" ̄ ゛ ̄ト;'(G_)゛lー! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                   /ゝ,/ l  !    l.l l_/ヽ.ヽ,H、
                 / ,/   ゝニl    `¨¨ ↑ ~~~
                  (ゞヘ、   | |     ハーケン



6 名前:手強い名無しさん 04/06/18 09:03 ID:gAExt6/c
剣魔は竜の生き血を飲んで転生したのです
竜殿近くの村にいたのもそのためです

7 名前:手強い名無しさん 05/10/08 23:13 ID:A0faDW/A
 約束どおりギィと立ち会って、勝ってしまったのでしょう。
そして虚しさに気が付いてしまった…。

8 名前:ピカ 05/11/04 00:45 ID:va/V1ecM
真剣に僕の意見を書いてみたり・・。
僕はカアラの死だと思います。
カレル×ノアで何かを失ったとはカアラのことだと・・。
封印で仲間になってくれるのは、親戚のためだったので、
同じ過ちを繰り返さないようにしてるのではないかと思います・・。


9 名前:なぞに包まれた名無し 06/03/18 14:39 ID:UfQwfqeM
案外ルセア関係かも。

10 名前:手強い名無しさん 06/03/18 17:06 ID:/DrOIM0.
俺的には困った時のギィ頼み。
自分で鍛えた挙句、その弟子を自分で斬る…。
そこでカレルが斬られてたらカレルはタダのマゾヒストだけど
でも逆に弟子を斬ってしまったからこそその悲しさ空しさによって
理性に目覚めたのかも。って真面目に答えちまったよ。

11 名前:手強い名無しさん 06/03/27 02:31 ID:tqCBm/3E
>>8
カアラが死んだことはバアトルかフィルに聞いてはじめて知るのでは・・・

名前: E-mail:

【40:19】 【新たなる】蒼炎の軌跡を語るスレ【光の下へ】
1 名前:手強い名無しさん 投稿日:05/04/07 00:23 ID:gAExt6/c
なんでもいいから語ろうぜ。
俺はとにかくエストっぽい天馬騎士に早速萌えた。


2 名前:手強い名無しさん 05/04/07 02:24 ID:HZ0mYs62
蒼炎買ってませんが、こんな私でも2をゲトーしてもよろしいですか?
っつーか2ゲト。

3 名前:手強い名無しさん 05/04/07 06:09 ID:gAExt6/c
買ってないっつーか、4/20 On Saleだよ。

4 名前:手強い名無しさん 05/04/07 14:57 ID:wHzeWRQc
公式
ttp://www.nintendo.co.jp/ngc/gfej/

俺はネフェニーたん萌え
今回はソルジャーの上級職あるみたいだな

5 名前:2 05/04/07 20:51 ID:rD8EaQlA
>>3
そうなのか・・・
でも多分買わない(or買えない)だろうな

6 名前:手強い名無しさん 05/04/20 14:36 ID:njzFoyHY
発売あげ

7 名前:手強い名無しさん 05/05/15 17:31 ID:8Yxihr8E
で、今回はどうなん?オモロイの?>買った人

8 名前:手強い名無しさん 05/05/18 02:14 ID:QmQQc/l6
脳内殿堂入りしている作品と比べなければ、結構頑張ってると思われ…

9 名前:トーリー 05/05/30 17:34 ID:IYg/d7/o
めっちゃおもろいであります。

10 名前:トーリー 05/05/30 17:44 ID:IYg/d7/o
FE初めてです。
今かなり、はまってます。
持っている人いたら進行状況教えて下さい。

11 名前:手強い名無しさん 05/05/30 18:15 ID:adIUBi7w
ハード10章。こっそり抜けるのがむずい

12 名前:手強い名無しさん 05/06/04 09:13 ID:QmQQc/l6
ノーマル終わった所。ノーマルはいいね…まったりできて。

10章はこっそり脱出しなきゃ駄目なんですねぇ…キャラ育てるために
力技で全員倒しちゃった…。

13 名前:手強い名無しさん 05/06/05 01:44 ID:W4909cdY
マニアック乱数7章。
初めてボーレの気分屋が役に立った。
外すけど。

蒼炎は武器レベル上がりにくいから
拠点調整したいってわけじゃなければ
10章は見つかった方が得な気がする。

14 名前:トーリー 05/06/12 10:02 ID:hv.a/qVk
ノーマルがやっと終わりました。
ちなみに好きなキャラは、モウディさんです。
サザも、好きだったんですけど途中であっさりやられちゃいました。

15 名前:手強い名無しさん 05/08/12 21:22 ID:fDpUsq0o
10章でどうやったら見つからずにクリアできるかわからずに普通に敵殺してやってましたよ…

16 名前:ロートリッター 05/08/14 11:32 ID:nADzvOls
敵殺したって自警団のことか・・?

17 名前:ロートリッター 05/08/14 11:35 ID:nADzvOls
すまそ、間違えた。10章は地下牢のとこか・・。
見つからずクリアはむりでしょ・・・。

18 名前:手強い名無しさん 05/08/17 23:14 ID:Jfy2UQEE
http://pksp.jp/my-hime3150/

19 名前:tannma 06/03/23 11:53 ID:vbtl2.wQ
俺は普通に殺してクリア

名前: E-mail:

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